1. トランジション・タウン札幌とは?
1-1. トランジション・タウンとは
トランジション・タウン(TTと略すことが多い)とは、化石燃料大量消費社会から持続可能な社会へ、町ぐるみ(タウン)で移行(トランジション)していこうという活動です。
2005年、イギリスの小さな町トットネスで始まったこの活動は、今や全世界に広がり、世界では3000以上、日本では50以上の地域で取り組まれています。
北海道には、二つのトランジション・タウンがあり、一つは豊浦にあるトランジション蝦夷、そしてぼくがまとめ役として活動している、トランジション・タウン札幌があります。
1-2. トランジション・タウン札幌
トランジション・タウン札幌(TT札幌)では、札幌駅や北大から近い「みんたる」というフェアトレード雑貨&レストランを活動拠点としています。
月に一度、1時間の交流会と2時間のトークイベントを開催しています(2019年7月現在)。
TT札幌では最近、「若い人から学ぶ」をコンセプトに、若い人にトークイベントをお願いし、彼らを応援しながら、情熱を学ばせてもらうようにしています。
「若い」の意味は、何かに挑戦するという意味で、例えば60歳を過ぎていても情熱をもっと挑戦している人は「若い人」です。
2. TT札幌7月のイベント
イベント名:なぜ、わたしが学校をつくりたいと思うのか?(お話:綿谷千春)
主催:TT(トランジション・タウン)札幌
日時:2019年7月23日(火)19時~21時
参加費(1ドリンク付き):
大人1,000円
高校生以下500円
参加方法:予約不要です。直接会場へお越しください。
(大まかな人数把握のため、Facebookイベントページの参加予定ボタンを押していただけると助かります)
「北海道に、自由な学校をつくる!」
この、多くの人の心を惹きつける、だけどとても困難そうに思えるプロジェクトを、実現に向けて着実に歩みを進めている方がいらっしゃいます。
その方こそ、今回のゲスト、「北海道に自由な小学校をつくる会」事務局のお一人、綿谷千春さんです。
綿谷さんは、学校へ通う3人のお子さんのお母さん。
学校へ行かない選択をするお子さんに寄り添いながら、学校や教育の理想と現状について、様々な葛藤を感じながらも、学校をはじめとする教育機関などと、根気よく対話を積み重ねてこられたそうです。
そんな理想の教育の模索の中で、同じような問題意識を抱えた仲間に出会い、ともに立ち上げた「北海道に自由な学校をつくる会」。
綿谷さんは、その事務局として実際に学校をつくる活動を推進し、なんと長沼の廃校になる小学校を使わせてもらえるところまでプロジェクトが進みました。
今回は、そんな綿谷さんをゲストにお迎えし、綿谷さんがなぜ、この困難とも思える「学校をつくる」という活動に挑戦しているのか、ご自身の経験談を踏まえて、その強い思いをお話しいただきます。
子どもが学校に行きたがらずに悩んでいる親御さん、実際に自由な学校づくりを支援してみたい方、そしてそんな自由な学校で学んでみたいお子さんなど、さまざまな人の心に響くお話がお聞きできることと思います。
理想の教育に興味のあるみなさん、みんたるに集まりましょう!
〇3人の子どもたちが学校と関わり始めて感じたこと
・長男(中3)
・次男(小5)
・娘(小2)
〇いろんな立場で子どもたちのことを想って活動している人たちとの関わり
・子育てネットワークさっぽろ
・NPO法人 北海道にCAPをすすめる会
・北海道自由が丘学園
・子どもたちの居場所活動 あれとぽ
○その他
・想像でしかなかった学校組織の諸々
・中学校でサポーターとしてお手伝いして見えたこと
・「自由な学校つくり」とは?
☆話し手:綿谷千春さん
北海道に自由な小学校をつくる会の事務局で、活動推進役として活動し、公立中学校の学びのサポーターとして支援活動中(←今年に入り、ほとんど行けていない)。
漬物屋の娘であり、わけあって自分の家庭の漬物は自分で作るようになる。その中でキムチをお土産で持って行くようになると、みんなに喜ばれ、お土産としてもらった人たちのSNS効果により、無添加手作りキムチのワークショップを開催している。
3人の子どもたちと2匹の猫が大好き。3人の子どものうち、ふたりは学校に行かない選択をし、毎日それぞれの時間を過ごしている。さまざまな活動のかたわら、イベントやサークルの主催もしている。
☆TT札幌のミーティング(交流会)
イベントは19時~21時ですが、18時~19時にはトランジションタウン札幌のミーティングも行います。どなたでも参加できますので、時間のある方はこちらにもご参加ください。内容は、メンバーの近況報告や今後のイベントについての相談等です。
3. 子どもの学びについて
最近平日は、家族で通える幼稚園「トモエ幼稚園」で過ごすことが多くなってきました。
トモエでの自由な学びのスタイルを間近で感じるほど、一般の公立の小中学校だけでは、今の多様化する価値観に対応していく学びには、対応は難しいなぁと感じています。
そんな風に感じていたところ、「自由な小学校をつくる!」というお母さん、綿谷さんに出会いました。
当日は、綿谷さんのお話はもちろん、参加される方々からの色々な思いも聞くことができると思います。
子どもの学びについて、気になる方は、ぜひご参加ください。
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