タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン。
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
これまでにキッチンとシャワールーム用の屋根が完成し、次はトイレを作ることにしました。
が、一休みして、サハイナンから約50kmの距離にある、タイのお隣の国ラオスへ行ってきました。
60日目~2泊3日の旅に出ます
サハイナンを出て、街のレストランへ。
豚肉のせご飯(40バーツ、160円弱)。
サハイナンの寝床はかたいマットレスの上に寝袋。
今日はふかふかの布団。
普段はしない、娘の昼寝もはかどります(笑)
夕飯。
久しぶりにビール。
コアラのマーチつき^^
夕食はマーケットで買ったのだけど、そのたびにプラスチックごみが出てしまうのが、やっぱり気になるなぁ。
出かけるとプラごみばかりで。
外のご飯は化学調味料多くてのども渇くし。
やっぱりサハイナンの暮らしは、健康的にもごみ的にも、持続可能度高くていいなと、あらためて思うのでした。
ホテルのWi-Fiで、久しぶりのリアルタイムでのブログアップ。
皆既月食すげー
61日目〜いいと思えばいいところが見える
今日はラオスへ。
歩いて国境を超えます。
歩いて国境を越えるなんてなかなかできる体験ではないので、いっぱい写真を撮りたい。
撮りたいところなんだけど、国境付近は警備上の理由で、写真撮るのは禁止。
ということで、泣く泣く写真は撮らず。
だけどどうしてもブログを読んでくれている人に伝えたくて、国境警備隊の目を盗んで、iPad没収されるのを覚悟で1枚だけ撮った写真がこれ。
トイレ我慢してる^_^
今日の昼ご飯は、タイの朝マーケットで買っておいたもち米。
おかずはタイから持ってきたこれ。
真ん中は塩。
右は生ニンニク。
タイでは生ニンニク食べます。
においが気になりそうだけど、基本的にアウトドア生活で室内がないに等しい暮らしなので、においがほとんど気になりません。
ニンニクを食べる理由の一つが、蚊除け。
砂糖は蚊を寄せつけ、ニンニクは蚊を寄せつけないという経験則です。
左のチリは、昨日泊まったホテルの畑からもらってきました。
これだけでも充分な食事。
外は化学調味料や砂糖まみれの食事になりがちなので、できるだけシンプル食事を心がけてます。
と言いつつ、夕飯はレストランでヌードル。
なんとこれ、一杯15000キップもします!
高すぎ。
に見えて、日本円では220円ぐらい。
ラオスの通貨は、桁が多すぎます。
ラオスという国は、2年前に行った時にちょっとイヤな思いをして以来、苦手意識があった。
だけど今日ラオスに入って最初に接した人たちがいい人ばかりだった。
それをきっかけに、もしかするとラオスはいい国なんじゃないかと思うことにしてみた。
するとそういう証拠(現実)がたくさん集まってくることがわかった。
つまり、いい思いばかりするということ。
「やっぱりラオスはいい国だ」
と思うような出来事がたくさん起こった。
いいと思い込んでその理由(現実)を探すようにしたら、その理由が集まってくる。
だけど悪いと思い込んでいると、ほらやっぱり悪いって思う出来事ばかりが起こる。
思考が現実を作るってよく言うけど、自分がどっちを思い込むかで起こる現実が変わる、今日はそれを体験したような1日でした。
62日目~便利さの代償
今日はラオスからサハイナンへの移動。
今日宿泊していたラオスのホンサという町。
市街地から15キロほど行ったところには、こんな風景が。
発電所です。
日本ではこんな光景はありえないんじゃないかなぁ。
市街地から15キロのところに、こんなにもくもくと煙が。
ホンサの市街地からもこの煙は見えるしね。
日本の場合は、こういう発電所は海沿いとかの田舎にあることが多いんじゃないかな。
しかも日本では煙突はあるんだけど、こんなにもくもくとした煙は見えなくて、ほぼ無色に処理されていて、煙が出ているかどうかは見た目にはわからないはず。
でもこの光景、なかなか考えさせられる。
電気による便利な生活の代償がこの煙なんだろうなと。
これが普段生活している場所から常に見えていると、自分の電気と煙が結びつく。
だけど日本のように、発電所が遠すぎる位置にあると、自分の使っている電気とその代償としての煙が結びつかなくなっていく。
すると自分は、便利な生活をする、そのためのお金は電気代として払っている、払っているんだから煙の処理などは電力会社が全て請け負うべきだ。
煙を出すなんて環境に対する配慮がなっていない。
こうして電力会社を責め、あたかも自分には責任が全くないかのような考えになっていく。
もちろん電力会社に、環境に配慮する責任はある。
だけど利用者に全く責任がないかというと、それは違うんじゃないかなと思う。
ぼくらの便利の代償の集合がこの煙なんじゃないか。
毎年ここにはきているんだけど、ここを通るといつもこんなことを考えさせられるのです。
安さ、便利さだけを追求しすぎると、見えないところでこういった負の側面が積み重なってくるのではないか。
それが大きく言えば、環境問題とか、エネルギー問題とかにつながっているんじゃないか。
つまりは、そういう問題って、ぼくらの暮らし方の問題というところに帰結するんじゃないか。
だから、エネルギー問題は、ライフスタイルの問題なんじゃないだろうか。
パーマカルチャー研究所では、エネルギー問題解決を目指して新しいライフスタイルを提案していこう、
と、パーマカルチャー研究所の目的につながってきます。
タイに戻ってきました。
これは今まで見た最高レベルのメニューです。
ちゃんと写真と値段、タイ語、読み方、さらには英語でどんな料理かが書いてある!
タイのレストランは、メニューすら用意してないところもたくさんあるので。
注文した料理の一つ、ソムタム。
まだ熟してない、野菜のようなパパイヤの千切りに、ピーナッツ、生もやし、生青豆、それにチリなどが和えられています。
ウマい!
(この記事は、2018年1月31日、2月1日、2日のブログを再編集したものです)
このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
その研究成果は、「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」で発信しています。
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