タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン。
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
これまでにキッチンが完成し、次は屋根を拡張することにしました。
27日目〜海外旅行中のマックス君にインタビュー
キッチンがとりあえず一段落して、次の予定を考えました。
次はトイレやシャワーを作りたい。
あと、ドロで作ったキッチンに雨が吹き込んでくると、キッチンのドロが少しずつ流れていって壊れてしまいます。
ということで、キッチンを守るため、さらにはこれから作るトイレやシャワーの屋根にもなるように、追加で屋根を作ることにしました。
よくわからないかもしれないけど、二階の床の高さから、手前側に屋根を作ります。
また柱が必要になるので、柱を立てる位置を測量して、穴を掘ります。
さてさて、最近ブームの、旅行者へのインタビュー。
今日はフランスから来ているマックス君に、どうやってお金と時間を工面してここに来たのか、そして今後の予定などを聞いてみました。
彼は学校を卒業後に、就職を保留して1ヶ月ほどの旅をしているとのこと。
就職先は、声をかけてくれている知人がいるので、旅から帰れば仕事がある。
特に変わった仕事ではなく、普通に(いわゆるサラリーマンというニュアンスだった)働くよと。
お金はどうしたかというと、大学と職業訓練校が合わさったような感じの学校を卒業したので、そこでもらっていた給料を使っているとのことでした。
なるほど、卒業後で就職前ならば長期の休みが取れますね。
日本でマックス君の真似をしようとすると、卒業後の一括採用時期を逃すので、それに対する対策を立てておく必要がありそうです。
自分も、卒業後、就職前の春休みに、初めて11日間の海外旅行に行ったことを思い出しました。
今学生で、海外旅行に行ってみたい人は、卒業後の時期をうまくとってみるといいかもしれませんね。
28日目〜木を伐り倒しました
キッチンの次の仕事は屋根づくりです。
あ、今日はサタデーマーケットの予定だったのだけど、雨の予報が出ていたので今日はやめて普通にサハイナンに残って仕事してました。
屋根を作るには、また柱が必要なのだけど、今日はついにその木を伐り倒します。
伐り倒す木はこれ。
で、木を伐るのはもちろん大変なんだけど、地味につらいのがこれ。
見えるかな。
赤アリです。
木の周りにはこいつが大量にいて、作業していると簡単に服をよじ登ってきて、首筋に到達すると首筋を思いっきり噛むのです。
噛まれると、痛いだけで済んで、すぐにつまんで取れば問題ありません。
問題ないんだけど、これを立て続けにやられると、もうホントいやになっちゃいます。
だから昨日はその準備として、赤アリが住み着いている葉っぱや竹をどけていました。
その間、昨日は30回ぐらい噛みつかれたなー。
でも今日は、その甲斐あって伐ってる間は一度も噛まれず。
斧でひたすらひたすらチョップします。
全部で2時間半ぐらいやってたんじゃないかなぁ。
無事、完ぺきに狙った方向に倒すことができました。
すごい達成感。
切り株。
足よりでかいの、わかります?
周囲90センチ以上ありました。
さて。
これどうやって運ぶんだろう?
ま、明日以降で。笑
ビデオ収録しました。
完成したキッチンの様子を説明しています。
キッチン排水が自動的にガーデンの水やりになってる様子とかが見れますよ。
こちらからご覧ください。
あ、番組名を、「ラジパー」に変更しました(笑)。
29日目〜大みそかパーティー
あっという間に大みそかですねー。
こちらでは、新年は日本ほど盛大には祝いません。
だから気づくと大みそかになっている感じ。
今日の昼の仕事はカフェ仕事。
お昼ご飯はパッタイ(焼きそばみたいなもの)
生もやしと生の長ネギが添えられているのが斬新。
ウマい。
去年は大みそか、特別なことはしなかったと思うけど、今年は小パーティーをすることになりました。
ジャパニーズファミリーはモチを作ってくれとの依頼が。
こちらのもち米を炊いてすりこぎで強引に潰して餅らしきものを作りました。
その他竹に刺してたき火で焼く棒パン、ジャングル蒸しケーキ、ホットケーキ風のおやつなど、豪華メニュー。
ビールつき。
大みそか気分を味わいました。
それではよいお年をー。
(この記事は、2017年12月29日、30日、31日のブログを再編集したものです)
このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
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