こんにちは、ヨメです。
今年は4月15日、ビニールハウスを張り終えました。
毎年、我が家と大家さんのおうちの分、私たちは家族総出で二棟分を張っていきます。
今年で5年目。
毎年試行錯誤しながらやってきて、少しずつ要領を得てきましたよ。
我が家は2年に一度ビニールを買い替えるので、今年は去年のものを引き続き使っていきます。
関東あたりでは、冬もビニールは張りっぱなしなのでしょうか?
こちらは雪の期間が約4ヶ月。
積雪の重みでビニールハウスの支柱までもがやられてしまうので、秋の終わりにビニールを剥がし、雪が溶けてからまた張り直すという作業があります。
1.今年もビニールハウスを設営します。
さてさて、今年も始まりますよ。
まずはビニールハウスのビニールかけから始まり、その後、防獣ネットを張っていきます。
鹿が多くなり、ネットを張らなければあっという間にやられてしまいます。
暖かい時期は柔らかい野草も多いのでいいのですが、9月を過ぎると、畑を狙って彼らがやってきます。
我が家では、漬物用に干しておいた大根までやられてしまう状態。鹿も私たちも生き抜くためにお互いに必死な現状です、笑。
毎年のビニールハウス設営は、なるべく風のない日を選んで作業をします。
まずは、ハウスの支柱に平行させて、ビニールを広げていきます。
家族全員での作業なので写真は撮れませんでしたが、風のない瞬間を狙って、ビニールを支柱にかぶせていきます。
そして微調整。
天井の中心を合わせて、地面との隙間ができないようにします。
パッカーで押さえてから今度はビニール紐でがっちりと固定していきます。
Yukiが農家さんから学んできたビニール紐の張り方を今年は実践。
今までは、ハウスの両端に人がスタンバって、紐を水の入ったペットボトルに括り付けて、向こう側に投げて渡し、ねじりを直して結びつけるという作業を繰り返してきたのですが、今年は師匠の技にトライです。
PPテープにビニール紐を縛り、左右からPPテープを持って向こう側まで引っ張っていきます。
そうしてまた一つずつ、ねじりを直して綺麗に紐で固定していきます。
こうして作業しながらいつも話すのは、ハウス一つ張ることにもたくさんの知恵と体力が使われているという現実。スーパーに並ぶお野菜たちは奇跡だよね、と感謝があふれます。
この作業を農家さんは何棟分もやってくれて、お野菜ができていくんですよね。
さてさて喋りつつも着々と作業を進めていきます。
たるみのひどいまま張ってしまうと、強風の日に、吹き飛ばされるので、なるべくぴっと張らなければなりません。
5年目の今年、だいぶうまく張れるようになってきた気がします😉
残り半分のところまできましたよー。
支柱の太さにより、パッカーでという抑えのサイズが変わってくるため、娘はパッカーの仕分けを担当してくれています。
中心部が終わったら、入り口と、奥の側面にもビニールを張ります。
こちらは古くなったビニールをとっておいて、部分ごとにカットして使っていきます。
前面はいくつかのパーツにきり分けて張っていくんですね。
娘の仕分けてくれたパッカーのおかげで作業がはかどります。
家族総出の作業、みんなが頑張ってくれて出来上がることを体感し、ありがとうの思いが飛び交います。
できましたー✨
2.ビニールハウスを張るだけではない、ビニールハウス設置作業。
手作りの暮らしってそれにまつわる作業にかかる時間が実はとても大きいんです。
例えばビニールハウスを張る時。
冬の間にここまで支柱が埋もれてるので、雪が溶けてみると支柱が曲がっていたり、パーツが外れていたりしていることもあります。
それを直すのが大変なんです😅
ドアも曲がったりしてるので、曲がりを直したり、地面を掘ったり、調整しないとドアが開かなくなります。(パッカーを張りながら、ドアの調整中。)
毎年少しずつ積み重ねた経験を生かし、適宜、応用しながら暮らしを作っていきます。
春になったから「畑を始める。」と一言で言っても、
まずは温室(ビニールハウス)を作らないと種が落とせず(定植が6月なので育苗必須。)、
防獣ネットを張らないとやわらかな葉っぱを野生動物に食べられてしまうので、
畑を始めるまでにいろいろな作業が入り込んできます。
そんなことを自分たちで暮らしを作るようになって知りました。
自分たちが生かしてもらってきた背景をこうして知って、ありがたいなあと今でもいつも思います。
こんな風に楽ではないことがある暮らしですが、これを通して思うのは、「自給自足の苦労」とよりも、今生かされてることが本当にありがたいことなんだということ。
トータルでこの大変さは自分の生を豊かにしてくれているだろうなって思うので、大変な時こそ学びなんだと感じています。
さあ、今年はどんな畑ライフになるでしょう?
また報告していきますね。
5年目とはいえ、まだまだど素人の畑仕事。
野草にも助けてもらいながら今年も生き抜いていこうと思います。
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