2023年、冬。
今年もお醤油を仕込みました。
今年は、夢かなって麹から手作りの自家製醤油。
昨年は「麹の学校」のなかじさんから麹づくりを学び、今年は大豆も小麦も知り合いの農家さんから分けていただいて作った満を辞しての自家製醤油。
こうして毎年同じようなことをしているように見えて、新しいワクワクをいただいています。
1.醤油用麹を作る
お醤油の材料は、醤油用の麹(大豆、小麦)と塩、水です。
まずは麹を仕込んでいきますよ。
まずは玄小麦をいります。
いり加減にドキドキしながらも、1.5倍くらいまでいりましたよ。
左、生のもの。
右、いった後。
こうして一つずつの工程を経て愛着の増していきますよね。
このいり加減がどんな香りを生むのでしょう。
そうしたらフープロでひいていきます。
大豆も蒸篭(せいろ)で蒸していきますよ。
蒸し加減よーし👍
さてさて種麹と合わせますよ。
豆麹を作る際に何度か枯草菌に負けて納豆になってしまいましたが、こちらは小麦の粉で大豆の表面を覆っているので、豆麹よりは作りやすかったです。
でも1週間前から家族の協力を要請して納豆断ちをしています、笑。
2日ほど保温して完成。
師匠のなかじさんを真似て、ちょっとクローズアップして見てみますよ。
いつみてもワクワクしちゃう菌の育ち。
綺麗に菌糸が成長してくれました。
しっかり塊にもなりましたよ。
2.お醤油を仕込む
そうしてこのままお醤油にしていきます。
麹と塩と、水を入れて混ぜ混ぜ。。
はじめは、麹と水分が分離していますが、時間の経過と共に混ざり合っていきます。
一年たつ頃にはほら。
豆が旨味に、小麦が甘味に変わっていきます。
搾りたての手作り農家醤油は、めんつゆに加工せずとも、そのままかけるだけでおいしいぶっかけうどんに変身します。
私はふた夏寝かせたくらいのお醤油が好きです。
今年も手作りのお醤油を仕込み終えました。
どんなお味になるのでしょう?
ワクワクしながら育てていきますよ。
今年はまだ自家製の麹ではありませんが、「お醤油仕込みの会」を開催します。
お味噌もお醤油も自分の手で作ってみるとそれに勝るものはないなあとおもわさります。
そんなワクワクが広まります様に。
そして未来までこの素晴らしい先人の知恵が引き継がれていきます様に。
暮らしの中の「食べる」ということが、仕事にも、学びにもなる暮らし。そんな、暮らしと仕事が一体化した「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで生きています。
「遊暮働学って何?」という方のために、無料のメール講座で、遊暮働学を解説しています。
下のフォームから、メールアドレスだけでも読むことができますので、興味のある方はどうぞ!