畑の恵みに感謝して。2021夏編。

こんにちは。

嫁のSaeです。

一斉に雪虫が飛び交うようになりました。

ここ、雪国ではこうして雪を知らせる虫がやってきて、雪も季節になって行くんですね。

そんな文化も大事だなって思いながら、「虫の知らせ」を感じています。

1.畑三年目の今年。

三年経って身につけたことといえば

「なんでもいっぺんにやろうと欲張らないで、少しずつ身につけて行くこと。」

1年目はとりあえず、うえて1年間育ててみました。

2年目は、興味のあるものを手当たり次第に植えました。

そうして知ったこと。

家の修繕、四軒分の薪作り、子どもとも丁寧に接したい。
そんな思いがある私は畑作りに没頭できる時間にかぎりがある、ということ。

三年目の今年は、やりたいことを絞って、「一年に一つずつ育てられる野菜を増やして行くこと」にトライしました。

なので、植えたのは手間がかからないお豆類、さつまいも、ハーブ、葉物。
夏野菜の定番、きゅうり、トマト、ナス。

(そうそうスポンジ用にヘチマも育てて、秋を過ぎて実がなりはじめました。こちらもまだまだ手探り中で去年は雄花が多く、今年は雌花ばかりの時期を経て今度は雄花ばかりでした。)

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今年はナスを収穫できるようになる!と決めて始めた畑。(来年はトマト。)

園芸本をみてナスの選定の仕方を理解したつもりでも我が家のナスを目の前にすると分からなくなるんです。

園芸本と同じように枝を伸ばさない現実のナスを目の前に、どこを選定してやればいいものやら。
それを今年は、自分の感覚で、自分の理解で一つずつお世話をしてみました。

正直、本の内容は未だ疑問がたくさんありますが、ナスの収穫が嬉しいくらいあったんです。

私のやり方をなんとなく理解できた今年。
一つずつ育て方を覚えて行く作戦が私にあっていたようでたのしい。(´∀`)

この感覚がいちばんの学びになりました。

2.堆肥場を作ってみたハナシ

土作りをしたくて、化成肥料を入れたくないのが本音なので、堆肥場もね、初めて作ってみたんです。

やりたいやりたい言いながら2年も経っていて、動かなくちゃ始まらないって痛感したからとりあえず、板で囲ってみました。

そうしてまずは土台に土と朽ち木と幼虫たちを。
その上に草をどんどん。。

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台風で飛ばされたりしながら補強の仕方を一つずつ覚え、秋になって頑張った分だけ草が積み上がっています(´∀`)。

今年はゆうきに別の仕事があったので、私と子供達でできることに絞って動ける範囲内での仕事。

どんな風に堆肥場を作ったらいいのかなって動きながら決めてやってみました。(なので私流で研究を始めたところです、笑。)

畑で抜いた草たちを集めて、山の朽ち木についた土壌細菌を朽ち木やコガネムシの幼虫たちと一緒に堆肥場へ。

草を積み上げては時折ぬかをまいてみました。

これから一冬寝かせてみようと思います。どうなるでしょう??

未知すぎるけれど、うごかないと始まらないよ、と自分に話しかけながら。

3.夏の終わりの夏野菜のハナシ

こちらでは8月の終わりからボチボチとストーブに火を入れるようになり、夏野菜がほぼ終わりました。

味が乗らないトマトが雨に当たって割れる前にうちに入れて、カレーにしたり、トマトソースかけご飯にしたり。

きゅうりはもう終わってしまいましたが、夏の間に生でいただいて、育ち過ぎたら皮をむいてお味噌汁にして、たくさんとれる束の間の時期で塩漬けにもしました。
三年経ってようやっと腐らせずに塩漬けができるようになりました。
12月になったら、塩抜きして漬物にする予定です。

ちなみにキュウリのお味噌汁もーおいしいです。
我が家は冬瓜のようにくたっとするまで煮るのが好き。

こっちではささげと言われる生で食べると美味しいインゲン。
これも終わりに向かいつつ、わずかにまだ成長してるので時折じゃがいもとにてお醤油味で食べています。

育ったタネは茶色く乾いてきた部分からせっせとつんで、カビが生える前にストーブのそばに置いて乾燥させています。
乾かして来年のタネ用と、冬の間の甘煮やスープの具になります。

あずきはあんこを思い切り炊きたいムスコ用。
昨日晴れて、おはぎになりました☺️

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タイハーブが好きなので、生姜とタイバジル、バタフライピーやレモングラス、16ささげなどもうえてます。

それと手がかかるものは最低限にしてるので、赤紫蘇や青紫蘇を植えてゆかりやシソのみ漬けなど、冬の保存食もここから作ります。

大豆干しも始めました。

鞍掛大豆が好きで今年は作っています。
あとは黒千石大豆。
こちらは小粒の黒大豆、きな粉やお茶、お豆ご飯や納豆に。
夏は枝豆に冬は保存食に。

土も育ててくれる万能選手。

最後に収穫の証拠写真、笑。

ほとんど植えっぱなしのものも多いけれど玉ねぎとニンニクも育ってくれて、少なくても恵の夏に感謝しながら畑じまいにむかっています。

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4.おまけの我が家のカレーのハナシ

最後にカレーの話を少しさせてくださいね。

この時期の我が家は特にまたカレーが多く登場します。

畑の残り物のお野菜を混ぜて(特にトマトかな)、あとはYukiがお手伝いさせていただいている農家さんの傷物かぼちゃを救いたくて購入してくるのを使って。

カボチャをほぼ一ついれて鍋で煮込みます。

かぼちゃの甘みととろみを利用して市販のルーカレーのような感じになります。
家族のアレルギーの関係で市販のカレールウの油と小麦、お砂糖を避ける必要があるのですが、かぼちゃが全て解決してくれるので、笑、この時期は濃厚なとろみカレーになるのが我が家の風物詩でもあります。

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(かぼちゃカレーの写真がなかったのでこちらはささげ(インゲン)カレー。ささげがとれまくるので、ささげを圧力鍋で煮込んでベースにしたんです。採りたてのお豆は甘いので、こちらも濃厚なカレーになりました。参考までに(´∀`))

そしてね、我が家のカレースパイスは三種の神器しか使ってないんですが、十分に美味しい。

参考までにシェアさせていただきますね。

カレースパイスの基本。

「クミン、コリアンダー、ターメリック」を私は使っています。

オーガニックスパイスが高いので、これだけしか買えないっていうのも本音です、(´∀`)。

そんなカレーを作り始めて数年シンプルなので自家栽培もできるのでは?と思い、今年は畑でターメリック(ウコン)と、コリアンダー(パクチー)を育ててみました。

コリアンダーは順調に育ってくれて、ターメリックは11月までもうすこし。。

玉ねぎを飴色に炒めるのが、カレーの王道ですが、ここでもまたアレルギーの関係で油に火を通しすぎないようにしてるので、野菜は全部一緒にお鍋でにて、別鍋ですこしの油でさっと炒めたニンニクと基本のカレースパイスを混ぜて煮込んで出来上がり。

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カレーの上にちょっぴり生ハーブを乗せるのが可愛くて気に入ってます。

夏の畑のプチ報告でした。

今回もお付き合いありがとうございます。

これから冬の保存野菜。
雪解けとともに始まった冬支度はおかげさまでどんどん進んでいます。

今年もまた冬がやってきます(´∀`)

家庭菜園一年目〜夏の畑の記録その1

2019年8月16日

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