我が家のキッチン公開。
地震の時もいつもと変わらず稼働してくれたキッチン。
こうして地震直後も数日は生きていけるイメージが立てられ、私たちの心を支えてくれた。
数年のいろんな経験を生かしてある今の暮らしに感謝しています。
室内の給水システムはアウトドア用のタンクのみなので基本的に外で調理してから始めます。
タイでの暮らしは3ヶ月間、外のキッチンだったので私には特に違和感もないのです。
でも北海道の冬は早い。あとひと月もすればかなり寒くなります。
お湯は出なくてもいい、できれば室内キッチンができてればいいけれど、できてなくても雪が降るまでは私は多分耐えられるだろうな。
ずっと街で生きてきた私のこの一月での身体の劇的変化。
日中の数時間起きていると、夕方にはだるくなっていつもゴロゴロしていたここ数年。
朝も朝食の支度を終え、少し横になると動けなくなる日も度々。
そんな私の身体がこのひと月は1日しか寝込んでないのです。
朝晩と冷えるこのごろ、でも外に出てトイレに行き、洗濯部屋に行く。そして食事の仕込みも外で。
理屈ではわからないけど、外の風を浴び、地面を踏むことで身体が動物本来の姿に戻って行くようなのです。
それは心も同じ。
だから多少寒くても、私は外にキッチンがある方がいい気がしています。
からだにあぶらがささったようにしなやかに動くのです。
その感覚をたった1月で感じたから、なるべく外に出る暮らしをして日常を生きて行きたいとおもってます。
室内のにたきシステム。
ガスを引いてないので石油コンロでご飯を炊き、野菜を煮込みます。
もちろん、こんなだから手間のかかる調理はしません。
一夜漬けきをげっとして畑の野菜をそのままつけるだけ。
冷蔵庫もないので調味料は塩、味噌、醤油、おす。ときどきあぶら。
多分昔の台所もこんなだったのかな。
玄関にある食料庫には時々買ってくるチーズなどの冷蔵物もそのまま置いてます。納豆もお豆腐も数日ここにいるし、お魚もその日に火を通せば次の日までちゃんともちます。これからの季節は生でも持ちますしね。今年は魚を干物か燻製にして日もちさせる技術をつけようと思ってます。
上の段には畑からとってきたお野菜とたまご。
お腹を減らした子供達がここから自分で好きなやさいをとって食べたりゆで卵にしておやつにしたり。自分で楽しみながら作ったものは全部おやつになります。なので野菜のかごのなかみは気づいたらなくなってます。
暮らしが目に見えてシンプルでたべものをまったく無駄にすることもなく楽です。
そんな我が家の台所。サハイナンスタイル。きにいってます。
(この記事は、2018年9月17日の妻のブログを、再編集したものです)
妻の視点から見た、自然の中で暮らす時の体調変化に関するレポートでした。
パーマカルチャー研究所では、自然の中での自立的暮らしに関するより詳しい情報を、
無料メルマガ講座を配信しています。
こんな暮らしに興味のある方は、下のフォームから購読をお申し込みください。
コメントを残す