1.野草ごはん 道草ごはん
野草が大好きな嫁、saeでーす♫
4ヶ月の雪の中生活が終わり、春がやってきました✨
真っ白と樹々の銀色だけだった大地に、苔が生まれ、福寿草の花の色が落ち、
樹々の葉が膨らんで小さな緑も出てきました。

この時期ってなんてワクワクするんでしょうね。
雪解け水の溜まった沢にエゾアカガエルが卵を産み、
卵の中で小さな命が細胞分裂を繰り返し、神様から動きを与えられたかの様に、くるくると小さなヒレと尻尾を動かし始めます。

そして、我が家の待ちに待った、「食料自給ができる時期到来」ですっ( ᐡ´• ·̫•)و♡✨!
2.春の野の山マーケットへ
さあ、地球からお買い物ですー♫笑
お支払いは未来の地球に、の気持ちを忘れずに草を摘ませてもらいます。
春一番のお客さんは日本の春の恵みのこれですね!

4月10日頃、まだ雪が残っているので食べられる野草はふきのとうくらい。
それでも、新鮮な山の恵みは嬉しい!
3.フキを使ったお料理
ふきのとうで作ったものといえば、もちろん蕗味噌♫(ふきみそ)
3−1.蕗味噌

最近の研究の成果で、ふきにはアルカロイドという天然毒も含んでいるということ。
我が家は野草率も高めなので、アク抜きをしっかりしてからいただきます。さっと茹でてから水に浸します。
それから刻んで蕗味噌に。
甘いおやつも好きなので、お食事ではできる限り避お砂糖ではなく甘いお味噌などを使う様、心がけています。
そんなわけで
油で炒めたあと、麦味噌を混ぜて、できましたよー💕
ふきみそはやっぱり、おむすびが好き🍙。
蕗味噌は蕗のとうだけではなく育ったフキでも刻んで作れますからね。
ぜひぜひ皆さんも作ってみてくださいね。

フキが嬉しくて、それ以外に作ったもの。
3−2.蕗のとうのパスタ

アク抜きしたふきのとうを刻んで、オリーブオイルとニンニクを入れてさっと火を通し、パスタと和えたら美味しくなります😋
そしてこちらは今年初めてのチャレンジ。
3−3.蕗のとう酵母のパン
綺麗な瓶にさっと洗った蕗のとうとお砂糖を大さじ1.5、水をヒタヒタまで入れて毎日振りました。
(250種もの酵母を起こしてきたお友達に聞いたら「お砂糖を入れなくても、発酵するよー」と教えてくれたのですが、自信のなかった私はお砂糖を足して、発酵しやすい環境を作って育てました。
酵母パンの得意な方は、そちらの方法でもできるそうですよー。)

さてさて、1週間以上かかってやっとぽこぽこと泡がってきました。
レーズンと違ってシュポ!っていうほどの発酵ではありませんでしたが、
それでオッケーとアドバイスをもらったので、小麦を足して元種作りの工程へ。
酵母と同量の小麦を入れて、元種を3日かけて作ります。
(天然酵母の作り方はネットで検索をかけると色々出てきますので、そちらをどうぞ。)
元種をついでいくと段々と、ぷくぷくと元気になってきましたよ。
元種ができたら、いよいよパンを作ります。
小麦、塩、少しのお砂糖と酵母のシンプルなパン。
我が家にオーブンがないのでスキレットの上で最終発酵させ、焼いていきます。

パン作りの腕がほとんどないため笑、ちょっと過発酵になってしまいましたが🤣。
こんな風にできました💕
お友達から分けてもらったギーを乗せたら、とっても美味しかったです。
ほんのりと蕗のとうの香りが残っていて、食べるのがますます嬉しい自家製パンになりました。

野菜だと収穫がメインで、酵母を作ってみようという発想も生まれなかったけれど、
この蕗のとうをどんな風に生かそうかな💕と考え始めたらいろんなアイデアが生まれてきます。
それが野草の楽しみですね。。
これから何回かに分けて野の山ごはん、みちくさごはんをすこしずつご紹介していきますね。
草をかえれば、秋口まで野草料理が楽しめますので、色々遊んでみてくださいね。
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