2015年11月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて4ヶ月が経過した時のこと。
タイのパーマカルチャー・ファーム「サハイナン」への長期滞在という、自主的「海外研修」。
そこへ向かう道中5日目のこと。
パーマカルチャー・ファーム、サハイナンへの家族旅、5日目
今日は予定通り行けば、パーマカルチャー・ファーム、サハイナンへ到着する日。
だけど、当初の予定とはかなり異なり、本当に行けるのか、相当に不安。
当初の予定では、昨日、トゥンチャン行きのバスを予約して、今日何の迷いもなくバスに乗って、到着したらサハイナンの村長サンドットさんに、そこに迎えに来てもらう。
そんな予定のはずだった。
でも実際には、バスを予約できずに、今日滞在しているナーンから、90キロも離れたところまでタクシーで行くことに。
この状況の変化をサンドットさんにどう伝えるのか、そして、近くまでは行けたとしても、スマホもない状況で、どうやってサンドットさんと連絡をとるのか。
仕方ないからタクシーで行くことにしたのだけど、不安だらけ。
せっかくのホテル朝食も、全然楽しめない…

でも人は、こんな風に海外でトラブルに遭うと、サバイバル本能にスイッチが入ると聞く。
頭をフル回転させて思いついた解決策がこれ。
- ホテルのフロントスタッフに、タクシーを呼んでもらう
- タクシーの運転手さんに、Wi-Fiの使えるホテルの中まで入ってもらう
- Wi-Fiが使えるので、iPadで、オンライン翻訳アプリに接続して、運転手さんと話す
- 運転手さんからサンドットさんに電話をしてもらって、正確な場所、到着時刻を確認
運転手さんは状況を理解してくれて、さっそくサンドットさんと連絡を取ってくれた。
運転手さんは、タイ語で何を話しているかは分からないけど、「OK、わかった、じゃあそこに行きますね〜」みたいな雰囲気で、電話を切った。
ほっと安心。
あとはタクシーに乗っていれば大丈夫なはず。
ドキドキしながら、タクシーに乗ること1時間ちょっと。
タクシーが道路脇の広場に停まった。
「ここで待ってて。サンドットさんが来ると思うから」
運転手さんが、身振り手振りでそう伝えてくれる。
しばらく待っていると、サンドットさんではない人が近づいてきて、驚きの言葉を発した。(つづく…)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、初めてタイのパーマカルチャー・ファームに長期滞在に向かっていた頃の話でした。
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