タイ暮らし2015 ひびの入った水道管を、〇〇で直しちゃうカンボジア人

竹で支柱を作成

14日目~落ち込む一日

今日は日曜日だったのか。
こちらに来て、土曜日だけはサタデーマーケットとというイベントがあるので
特別な感じがあるのだけど、それ以外はあまり曜日の感覚がない。
遊びと仕事と学びと暮らしが一体化している。
だから「あぁ、日曜日にも仕事しなきゃいけないのか、嫌だな」という感覚はない。

さて試練の4日目。
今朝は問題なく朝食の準備ができた。
ドイツ人母さんが起きてきてくれたからだけど。
明日からは彼女とその息子がいなくなってしまうのか。
メンバーの入れ替わりの激しいサハイナンです。

今日は建築メインの日。
泥の壁を作るために、竹で支柱作り。
泥の壁というのは、鉄筋コンクリートに例えると、
鉄筋の部分を竹でつくり、コンクリートの部分を泥で作る。
泥壁づくり

午前は、その支柱作り、午後は支柱を結ぶためのひもづくり。
どちらも竹で作る。

竹で支柱を作成

しかし、相変わらず竹使い、なた使いがうまくならない。
結局1日、何の仕事をしたんだろうというレベル。
ひもづくりに至っては、何度も失敗しまくって、貴重な竹を無駄にするわ、
ひもは全然出来上がらないわで落ち込みまくり。

他の人は、なぜかかなり器用な人が多いことも、余計に自分を落ち込ませる。
うー。まあ仕方ない。
きっとこの落ち込みはさらなるステップへの飛躍なのだろうと捉えて、
あまり気にせず継続して頑張りますよ。

サハイナンに来る人は、ファームステイ慣れしている人が多いです。
ファームステイとは、農作業を手伝いながら、寝食を提供してもらうスタイル。
つまり、こういったナタを使う作業や竹を扱う作業に慣れている人が多いのです。

15日目~水道管を〇〇で直してしまうカンボジア人

今日は、サンドットさん不在の、試練の5日間最終日?
と思ったら、どうやら予定を勘違いしていたようで、
今日は試練の7日間の5日目だったようだ。
まだまだ試練は続く。

朝はアメリカ人カップルが朝食を作ってくれるということで、自分はサポートに回る。
薪拾いがなかなかに大変。
だんだん拾える薪が減ってきた気がする。
薪は、村長さんが定期的にその辺の木を伐採しているようだ。
伐採した直後の木は水分を含みすぎて、全くと言っていいほど着火しない。
以前自分はこのような木を燃やそうとして火起こしに1時間かかった。
その間ずっと息を吹き続けていたために酸欠になりそうになった。
だから伐り倒した木はすぐに拾えない。
乾燥させるには半年ほどかかるらしく、薪が足りなくなってもすぐにはなんとかはならない。
ということで拾える薪が少なくなってきたことは多少問題だ。
薪拾いは20分くらいかかるのに、拾える薪が少ないと、さらに時間がかかってしまう。

第一の試練:水漏れ事件発生!

さて朝食後、いつものように建築を手伝っていると、
カンボジア人が血相を変えてキッチンから飛び出してきた。
相変わらず何を言っているかは聞き取れないのだが、水漏れ事件のようだ。

頼れるスペイン人大工が、早々に水の元栓を止めに行った。
このサハイナンの水道のシステムはこうだ。
2キロ先にある山の湧き水を引いてきて、サハイナンの一番高いところにある、
4メートル×4メートル×3メートルぐらいのタンクに貯めておく。
そのタンクからサハイナンのキッチンやトイレ、シャワーや洗面所など、
水を使うところに水道管を引いて使っている。

これが全て村長さんの手作りだという。
もちろん水道管は規格品を購入して使ってはいるものの、
計画、接続、埋め込みなど、全ての作業が手作業というのが驚きだ。
どこまですごいんだ、この人は。

さて、水漏れ事故の続きだけど、キッチン隣に行ってみると水が噴き出ている。
血相を変えたカンボジア人が、自転車のチューブを持って、ハサミはないかと言う。
ナイフを持っていたのでナイフでそのチューブのカットを手伝う。
破損箇所は2センチほど。
破損理由は畑を耕そうとしていたスイス人女性が、
近くにある水道管にクワを引っ掛けてしまったとのこと。
水道管から、噴水のように水が噴き出している。

水漏れ

カンボジア人男性は、それを自転車のチューブを巻きつけて直そうとしている。
バカじゃないの?
そんなんで直るわけないじゃん、巻きつけるそばから水があふれまくるだけだろっ。
しかし彼は本気だ。仕方なく彼に促されてその無謀な作業を手伝う。
しかし、妙に慣れた手つきだ。10周ぐらい巻きつけて、縛り上げると水漏れが止まった。

水漏れ修理
どういうことだ!?
まあ、元栓はさっきスペイン人大工が止めてくれたので、今出ている水は水道管に残っている水。
だから水圧は弱いので止まっているだけだろう。
こんなんで普通の水圧に耐えられるわけがない。

しかし、まかせろと言わんばかりのカンボジア人。
とりあえず今はもしかしたらこれで大丈夫かもしれないけど、
これは仮の修理だから早急に破損部分を変えないとねと俺が言った。
するとさらに驚きの答えが。

「いや、大丈夫だ、使えるものは使い続けるんだ。」

と言って、仮修理の水道管を元どおり埋め直し始めた。
おい、まだ元栓開けて大丈夫かどうかも確かめてないのに埋めちゃうんかい、
どこまでその修理に自信を持っているんだ!?
彼はもう問題は解決とばかりにキッチンに戻って料理の続きを始める。
他の人がとりあえず元栓を開けてみる。
あーあ、絶対ゴム外れてまた噴水発生だよ、と思っていた。

しかし、何も起こらない。
壊れた水道管が、ゴムチューブを巻き付けただけで、直ってしまったのだ。
信じられない光景。
わかった。
バカだったのは自分だったのだ。
彼の育ったカンボジアでは、きっと色々なものが壊れる環境なのだろう。
壊れたら業者を呼んで直してもらう、プロに頼むのが当たり前の環境で育った自分。
そして自分では何もできないくせに頑張って直そうとしている彼を、
バカにするような自分、この自分がバカだったことを思い知った。
それでも心配なので、一応再度破損部分を掘り起こして確認。
ぽたぽたとしか水が漏れていない。
多分毎分100ミリリットル程度。
うん、これならばほぼ問題ないな。
すごいよ、カンボジア人。ありがとう。
とりあえずは急場をしのいだので、午後に部品を買いに行って、後日直そうということになった。
ふぅ。
試練だった。

二つ目の試練は食事。

今までほぼ毎食をメインで作ってくれていたドイツ人のお母さん。
彼女が今朝旅立った。
それまでは食事の心配はほぼしなくてよかったのだが、
これからは毎食心配しなくてはいけない。
そこで今晩のディナーは、うちの家族で作ることにした。
メニューはおにぎり、かぼちゃのスープ、かぼちゃの煮っころがし、
かぼちゃとごぼうのような野菜のきんぴら。
かぼちゃづくし。笑

かぼちゃが以前、一個日本円で35円ほどだったので、
20個ほど買ってきたやつがまだ大量に余っているためだ。
というか、野菜は現在、ほぼそれしかない。笑
4品とも全て火を使う料理なので七輪の火と焚き火の火を使うことに。
二つの火を使うとまた薪が大量に必要になるため、夕飯の4時間前から薪拾いへ。
そして調理。
今回は我が家で作るので、全てが日本語でことが進む。
うーん、やりやすい。

薪調理で、しかも調理場が2箇所。
火が消えそうになったり火が強すぎたり、絶えず自分は火の調整。
ガス調理って便利だなー。
こんな苦労をしなくてすむのかー。
娘が大量の塩を鍋にぶちまけたりするハプニングがありながらも、無事夕飯準備完了。
おー、家族4人でやれば、意外といけるんじゃない?

さてさて平和に家に戻ろうと思ったら第三の試練(?)

頼れる男、スペイン人大工が、最後の挨拶をしたいと。
以前話した時には、今、建築中の家ができるまではここにいるよと言っていた。
だからてっきりずっといるものと思っていたのだが、どうやら予定が変わったようだ。
一通り最後のお別れの言葉を掛け合った後思った。

あれ、水道管は誰が直すんだ?
自分の中では、最終的には彼が直すと思っていたので試練発生。
今日の買い物で、直す道具は買ってきたようだ。
もしかして、おれか?
そういえば、水道管の直し方を知っているか?とさっき聞かれた。
明日の朝食後かな。
どうなることやら。

(この記事は、2015年11月28日28日その2のブログを再編集したものです。)

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サハイナンでは、しょっちゅう水のトラブルが発生します。
この時は、初めての水トラブル、しかもサンドットさん不在。
サハイナンに行くようになって、日本で水道から何の苦労もなく水が出ることに、
大きな感謝をできるようになりました。
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