2歳3ヶ月の娘のオムツがあっという間に不要になった驚きの理由とは?

2015年11月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて4ヶ月が経過した時のこと。
タイのパーマカルチャー・ファーム「サハイナン」への長期滞在という、自主的「海外研修」。
ついにサハイナンに到着した。

1.タイのジャングルでの暮らしが始まる

タイのパーマカルチャー・ファーム、サハイナン。

ここのオーナー、サンドットさんは、このジャングルの土地を開拓して、パーマカルチャーの暮らしをしながら、世界中から滞在者を受け入れて、パーマカルチャーを学べる場所を作った。

当時6歳の息子、2歳の娘を連れて、5日間かけて札幌からゆっくり移動してきて、2015年11月13日にここサハイナンに到着。

本当に山の中にファームがあり、住まいは木と竹、草でできている。
おとぎ話の国のようだ。

公共のライフライン、電気・ガス・水道はない。

電気は、太陽光パネルが1枚あるだけ。
夜はこれで、たった4ワットの照明をつけて、夕飯をみんなで一緒に食べる。

水は山から引いてきている。

ガスはないので、煮炊きには、山に落ちている枯れ木、枯れ枝を使う。

そこに滞在している人は、日本人女子大生Sさんの他には、ドイツ人のお母さんステファニーと、その息子ヤニック6歳。
ヤニックは、ちょっとやんちゃだけど、息子と一緒に遊べそうな感じ。

そして20代半ばスイス人女性スフィア、ロシア人男性イゴール、ほか、ヨーロッパ系の人が数名。

ぼくら4人が来て、ここの滞在者は12名ほど。
そんな状況で、これからみんなとの共同生活が始まる。

見るもの全てが新鮮だった。
こんなところで人が暮らせるのか!

生きていくには、しっかりした家、公共の電気、ガス、水道というライフラインがなければいけない。

30年以上、体験と共に染みついた、そしてそれ故、だからお金がないと生きていけないという感覚。
だから常に、お金を稼ぐ必要のある仕事に縛られている感覚。
その感覚から解き放たれるような、自由を感じた。

2.手動水洗トイレにハマった2歳の娘

ジャングルの中で生活と聞くと、「トイレはきっと汚いのだろう」そう感じる人は多いと思う。
でもサンドットさんは、きれい好きだし、タイ人は全体的に日本人と感覚が似ていて、街中もトイレも、キレイだと思う。

そんなサンドットさんがジャングルに作ったトイレは、なんと水洗トイレ。

とは言っても、日本にあるようなレバーをひねるタイプではない。

便器は和式で、そこにしゃがんでするタイプ。

そして、手を伸ばして届く場所に、大きめのポリバケツと水の蛇口がある。
そのポリバケツの中の水を、手桶のようなものですくってその水を便器に流すシステム。

日本では、レバーひねって終了なのが、ここでは、自分で水を流す。

このシステムにハマったのが、当時2歳3ヶ月、オムツがまだ外れていない娘だった。

水を流すのがおもしろかったらしく、何度も水を流す。
洋式トイレではあまり見ることのない自分のオシッコが出る様子も、和式だからそれが見える。

トイレに行くのが楽しくなり、頻繁にオシッコをしては、水を流す。

そうこうしているうちに、あっという間にオムツが必要なくなってしまった。

うちらだけでなく、サンドットさんもその話を聞いて大喜び。
陽気なサンドットさん、「Jungle life, happy~!」と、夜のたき火をしながらみんなで笑い合った。

タイのジャングルに日本の女子大生が!

2025年4月17日

以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、初めてタイのパーマカルチャー・ファームでの長期滞在に来た時の話でした。
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