2015年8月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて1ヶ月の頃。
とにかく日々の暮らしをイベントっぽくすることが、パーマカルチャー研究所の仕事だ、なんてことを考えていた。
この頃は、パーマカルチャー研究所で目指しているライフスタイル「遊暮働学」という言葉は、まだ思いついてはいなかったけど、まさに遊暮働学な日々を過ごしていました。
7月までに3回のイベントを行い、8月以降も日々遊びながら、それをイベントっぽくして当時のブログ(楽天ブログ)に書いていた。
第4回イベント:発電機をゲットしよう!

日時:2015年8月3日12時~14時
場所:リサイクルパーツショップ
当時、自転車発電を作ってみようとしていた。
そのためには、自転車と発電機をつなぐ必要がある。
自転車はあるからいいけど、発電機はどうしよう。
ということで、車についている発電機(オルタネーターという部品)をゲットしに行くことにした。
場所は、リサイクルパーツショップ。
ここはすごくて、だだっ広い場所に、大量の廃車が置いてある。
そこから、自分でボンネットを開けて、好きな部品を取っていっていい(取った部品に応じてお金を払う)という場所だ。
すでに廃車だから、ボンネットを開けて、色々と固定されているものを外して、元に戻せなくなっても問題ないということ。
ということで、車のボンネットを開けて、とにかく中を分解しまくる、という経験ができた。
その結果、二つの発電機(オルタネーター)をゲットすることができた。
車についているときは、この部品の左側がエンジンにつながったベルトで回転することで、中の発電機が回って電気が発生し、その電気をカーバッテリーに蓄えつつ、車内で使う電気を賄っている(と、理解しています)。

自分の専門分野は電気ではあるのだけど、車から発電機を取り出す、なんていうことは完全に初めての経験だった。
また一つ自分のできることが増えたような気がして、嬉しくなった。(自転車発電のことは、またの機会に)
第5回イベント:自然農に取り組んでいる農家さんのお手伝いに行こう!

日時:2015年8月3日10時~12時
場所:札幌の自然栽培農家さん
この頃わが家では、自然農に取り組んでいる農家さんと契約をして野菜を配達してもらっていた。
自然農。農薬を使わない?雑草とともに育てる?どうやっているの?
ということで、家族で実際に、農作業を手伝わせてもらいました。
子どもを連れて行ったのもあって、ほんの少ししか作業できなかったのは申し訳なかったですが、自分たちの食べている野菜の「ふるさと」をみんなで経験できて、非常にありがたかったです。
第6回イベント:プチプチキャンプ~30年前のテントをたててみよう!

日時:2015年8月11日11時~14時
実家から、テントをもらった。
自分が小学生の時に、家族で海に行った時に使っていた、想い出のテントだ。
あの頃は、ぼくの父がこのテントを立てていた。
大人になった今、あの頃のテントを立てられるかな、そして子どもが、そこに入ってくれるかな。
そんな気持ちで、もらったテントを立ててみる、というイベントをやった。
(この時も、特に参加者を募ることなく、ただ家族でやっただけ)
30年前のテントは、一つ一つの部品が非常に重い。
説明書もなく、どうなるか分からなかったけど、接続部分に色テープで目印がついていたりして、意外と簡単に設営ができた。

子どもの頃、父が立ててくれて遊んだテントを、自分が親になって組み立てて、子どもが遊んでくれる。
何とも言えない幸せな気持ちになったのだった。
以上、2015年にパーマカルチャー研究所を立ち上げた直後の話でした。この頃はホントに、ただ家族で遊んでただけでした。
この時から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践しています。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。