妻の不調

1.「どうした?」「別にどうもしないよ」

2015年5月。
1年間の育休を取り始めて1ヶ月が経過。

毎日、自分の思うように時間を過ごせるのは最高だ。

この1年は、家族で通える幼稚園、「トモエ幼稚園」に通うことが、生活の中心になっていた。
そして、週一ぐらいで、幼稚園に登園する前に家族で畑に行く習慣もついていった。

ある日、畑に行くのに車に乗って妻を待っていると、しかめっ面でものすごく具合の悪そうな妻が、アパートの階段から下りてきた。

「どうした!?」

「え?別にどうもしないよ」

と妻が言う。
どうもしない割には、ものすごく具合が悪そうだ。

2.子どもにどこまでも付き合い続けるスゴい妻

トモエ幼稚園で過ごしていた頃、14時で園が終了するのだけど、子どもたちは大抵、そのままずっと遊び続ける。

ぼくは14時で終わりなんだから、14時で「帰るよ」と促すのだけど、妻はいつも、

「せっかく遊んでるんだから遊ばせてあげようよ。私が付き合うから。ゆうきは戻って、帰りに迎えに来てくれるだけでいいよ」

と言って、子どもの遊びが終わるまで、16時、17時と、子どもが満足するまで付き合って遊びに付き合ってくれていた。

子ども達にしては、ずっと遊び続けられるので、とてもよかったのだろう。
ぼくにとっても、妻のおかげで毎日子どもたちが満足するので、とてもありがたかったし、そんな妻はスゴいと尊敬していた。

妻にとってそれは、子どもを待ち続けることだから、とても疲れることだと思う。

でも、それにしても、疲れすぎではないか。
幼稚園から帰ってくると、幼稚園から帰ってくると、そのまま横になって、動けなくなって朝を迎えることも。

朝、急いで準備をして、夕方まで幼稚園で過ごし、夜はほとんど家事ができずに寝る暮らし。
ぼくは掃除・片づけが苦手。

ということで、部屋の中や台所が荒れる日が続いた。

そんな日々を過ごしながら、わが家の運命を変える、さらなるできごとが起こった。

市民農園で初めての家庭菜園

2025年3月17日

今では自給自足の暮らしをしているわが家ですが、サラリーマンだった頃(育休中の話ですが)は、こんな感じでした。
この経験から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る。
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