1.「退職の公式、分かりやすいです!」

「仕事を辞めたい、でも、お金が不安だから辞められない…」
そんな悩みをお持ちの方に向けて、昨日のこちらのブログで、退職後の自由な日数を計算する「退職の公式」を紹介しました。
メルマガ読者さんから、たくさんの返信をいただきました。
一部、紹介させていただきますね。
「退職の公式、通帳法の例、わかりやすいです!給料日に自由な日数を計算しながら、自分がどんな生活をしたいのか考えるのは楽しいですよね!」
「いつも楽しみにみてます。
通帳法 わかりやすいですね、
家計簿はいつも漠然とつけていたので、わかりやすいです。
ありがとうございます!」
「めちゃめちゃシンプルな方法でとても良いと思います。頭がすっきりしてきます」
2.退職の公式

退職の公式は、こちらです。
(貯金)÷(1日の生活費)=(自由な日数)
「仕事を辞めたい、でも、お金が不安だから辞められない…」
という悩みは漠然としていますが、仕事を辞めた後、何日は仕事しなくても(収入がなくても)大丈夫なのか、具体的に日数を計算してみよう、というのが、退職の公式です。
ここで、仕事を辞めたい人にオススメなのが、この「自由な日数」、まずは最低90日を目指すということです。
生活費が1日1万円(月に30万円)の人は、90万円の貯金があればいい、ということになりますね。
3.自由な日数が90日あると

90日は、3ヶ月ですね。
なんとなく3ヶ月、というわけではありません。
根拠があります。
それは、失業給付金の関係です。
(記憶のままに経験談を書きますので、情報が古かったり間違えてたりしたらスミマセン。)
失業すると、通常、一定期間(ぼくの場合は半年ぐらいだったと思います)、失業給付金を受け取ることができます。
自らの都合で退職する、自己都合退職の場合、失業給付金を受け取るまでに「待機期間」と言って、90日はその給付金がもらえず、90日経つと、ようやく給付金をもらえます。
つまり、自由な日数が90日あると、この待機期間を耐えることができて、その後、さらに失業給付金を受け取って自由な日数が伸びることになります。
すると、90日だと思ってた自由な日数は、失業給付金によって、例えばさらに半年とか(給付金が受け取れる期間は勤続年数が長いほど長くなるようです)伸びます。
さらに、大企業や公務員なら、退職時は退職金がもらえることでしょう。
これらを考慮すると、自由な日数が90日あると、実質1年ぐらいは仕事を辞めても生きていける期間があります。
4.一年間あれば、どんなことをしますか?

「仕事を辞めたい、でも、お金が不安だから辞められない…」
この気持ちは、今の仕事が段々と自分に合わなくなってきたのだと思います。
新しい仕事に変えた方がいいのかも知れません。
1年あれば、新しい仕事を始めることもできますし、自分で「仕事を自給する」(つまり、起業ですね)こともできます。
そう考えると、
「仕事を辞めたい、でも、お金が不安だから辞められない…」
というこのループから脱することができるのではないでしょうか。
ぼくも仕事を2回辞めたことがありますが、2回とも、自由な日数が90日以上あって、余裕を持って辞めることができましたよ。
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