1.編み物教室へ
こんにちは、嫁のさえです😉
自給自足のお仲間さんが編み物教室を始めるということで娘と一緒にお邪魔してきました。
伺ったのは岐阜で古民家暮らしをする やまんばワカナさん の仕事場へ。
やまんばワカナさんは、織物職人さんであり、テキスタイルデザイナーさんであり、羊毛作家さんであり、編み物の先生であり、草木染もされる多彩な方。
(✴︎やまんばワカナさんのこと→私はやまんばちゃんなんてなんて楽しい名前でしょう?って思いましたが、決して夜な夜な包丁を研いでいるわけではないので、心配なさらず(..◜ᴗ◝..)。
これまたステキなHPもお持ちです。
ちなみにやまんばちゃんのHPに記載されたメルマガから、生地のことも学べます。
私のように子供が生まれてから独学で洋裁を始めた人におすすめ。
ネットで生地を買うことが多い時代ですから、天竺はどんな生地で、何に使うといいとか、スムースはどんなふうに編まれていて、何に使うといいとか、そんな知識が頭に入っていると選ぶのがずっと楽になります。
(私はそこのあたりも独学だったので、生地の購入に関して随分と冒険をしましたー、笑)
ワカナさんはニット製品の縫製もされていて、本当にいろんな肩書きをお持ちです。
こんなミシンを初めて見ました(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
市販のニットの縫製ってどうなってるのだろうと思っておりましたが、こうして、日本の職人さんが丁寧にひとつずつ縫われていました。
流石の日本人の方の作業、一つずつ丁寧にされていて、きっとしっかりしたものなのだろうなあと感じました。
2.さあ、編み物教室へ。
さてさて今月より、編み物教室を開講されたやまんばワカナさん。
娘、編み物にはじめてのトライ。
ワカナさんの織物キットを触らせていただいた経験があるので、楽しかった思いと共に学んだらいいかなと思いまして。
編み物の何たるかから丁寧にお話ししてくださいました。
そうして手を動かしてみますが、右と左の動きがうまくいかず、くるくる。。
それをご存知のワカナさん、じっと娘の手を見て話しかけてくれます。
どうにか編めましたー。
そしてあやとりを。。
でもね、この作業が難しくて一休み。
ご厚意でキッチンでおやつを作らせてもらうことに、笑。
我が家にオーブンがない我が家。
始めて若菜さんのお宅で、生まれて初めてパウンドケーキを焼かせてもらった娘。
みんなに美味しいね、って言ってもらって気持ちがふんわりふんわり☺️。
ワカナさん、「編み物嫌いになってほしくないなー。」っていいながら、おおきな毛糸「ののやん」を出してきてくれました。
さっきみたいに編んでみたらいいかも、なんて、ワカナさんに手を添えてもらったら、さっきの編み方が身体に浸透していたのかスイスイと編み始めて、あっという間に一本編み終えました。
どこにキッカケが転がってるかわかりませんね。
でもとっても楽しかったみたいで、ワカナさんがこの「ののやん」をさらに編んで作ってくれたクッションで嬉しそうに遊んでました。
毛糸の座布団ってこんなにも暖かいんだって私がびっくり!
雪国の生活ですから、着るだけでなく毛糸の座布団もとってもいいです。
ののやんざぶとん丸バージョンも。
ののやんにかんしてはやまんばさんのHPの詳細がたくさん載っていますよ。
3.たくさんの羊毛works♪
本当は月に何回か通うお教室ですが、私たちは札幌から伺ったため、単発2dayのワークショップとなりました。
編み物、ののやんに続いて今度は羊さんの毛を洗った状態のものを持ってきてくださり、ブローチを作ることに✨
娘さん、洗ったばかりの羊の毛をきれいにするカーディングにハマり、内職を始めました、笑。
ゴミやら毛玉をとり、こうして綺麗なふわふわに変えていく道具です。
ほら、フワッフワの真綿みたい😉
まっさらな羊さんの毛や、ワカナさんの染めた毛を使って、ブローチを作らせてもらいましたよ。
気分は床屋さん!
サエ羊とワカナ羊も加わって、ほら、とっても賑やかー。
アフロな子は娘作。
真ん中のアイスみたいな子は、そのままの羊さんの毛に、毛糸模様を縫い込んだもの。
そしてシンプルスッキリな子は、自然な羊ちゃんの色。
そんなこんなをしている間に一気に時間が過ぎて行きました。
本当はね、こんなあみぐるみを作れたらいいなって参加しましたが、想像と現実の違いを体感して、
「ガツンと座って編み物をするのは嫌だ(難しい〜💦)。」
と娘。
それでも帰りのバスで手染めの毛糸(購入させてくれますよ😉)を出しましたら、編んでみる〜って指でするりするりと上手に編んでいてびっくり。
やまんばワカナさんが、予定通りに進めるのではなく、本人の興味に寄り添ってくださった優しさのおかげだなあって感じました。
本当は第一号なので、モニターにでもなれたら、って思っていたけれど、ワカナさんが最後に言ってくださった言葉がとても印象的でした。
「教えようとするのではなく、興味を一緒に見つけてあげれたらいいな。」って思いましたよ☺️
と。。
私たち大人の仕事は、「種まき」なのかもしれません。
一緒に暮らした10数年でまきつづけた種が、それぞれの興味のタイミングで水を吸って膨らみ、地面を割って出てくるのでしょうね。
芽を出すか出さないかは、本人が決めたらいい。
ワカナさんが引き出してくれた自分の言葉にスッキリ。
子育て終わりまでもう少し。
私が我が子を動かせるわけではなく、できるのは種をまくだけ。
さあ、自分が後悔しないように、いろんな種を蒔いていこう。
娘は一緒に編んだ編み物紐を大事に使っています。
いつか羊毛も花開く日が来るのかな?
来ても来なくても、ふわんと楽しい思い出が彼女のこれからを支えてくださるのだろうなあ⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎ 。
✴︎やまんばワカナちゃんの編み物教室、自給自服サロンに興味がある方は、是非こちらへ。
穏やかに丁寧に教えてくださいますよ。
楽しい二日間、ありがとうございました😉
次は染め物のお話も書こうと思います。
衣食住という暮らしの、「衣」も自分で作ってみる。妻にとって、服作りは遊びでもあります。でもそれは、暮らしの中の仕事にもなっている。そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルで生きています。遊暮働学の実現方法について、無料のメール講座で解説しています。興味のある方は、下のフォームからメール講座をお読みください。メールアドレスだけでも登録できますよ。