自分の着たい服を作る

この夏も家族の服を作りました。

ミシン中毒の私。
夜なべして踏んじゃうくらい大好きなんです。

ムスコとムスメの服も肌着も、私の服もYuki の服も気づいたら仕立てるようになっていました。

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(白いくるぶし丈のワンピが欲しい。
ムスメの希望をようやっと叶えてやれました。お店で買うとそれなりの値段がしちゃうので汚すのが気になってしまうけど、材料費も抑えたので、思い切り着込んでもらうつもりで仕立てました。)

1.好きなことをとことん。

好きなことをとことんやる。

子どもの頃はいろんな事情があり、自分のことに没頭できなかった分、大人になって没頭することの喜びに浸っております。

好きなことにとことん時間をかけた先に得られるものの大きいこと。

形になった服への喜びや愛着、技術の向上、研究心。

そして何よりも自分が自分であるということへの喜びと希望を持てるようになりました。

ワクワクしてる時の自分が嬉しい。

出来上がった服は自己満足だけれどとても嬉しくて、自分であることに誰の評価も関係なく嬉しいと思えるんです。

そんな経験が私が大切にしたいものに気づかせてくれました。

「子どもたちは勉強よりも好きなことを優先していけばいいって見守って行こうと思う。」

「パートナーであるYukiが今日も楽しかったって言いながら夕飯を食べるのが嬉しいと思う。」

好きなことが自分でわかってるってとっても大事なことです。
どんなことがあっても自分を少しずつ立て直してくれる大事な人生のアイテムだから。

いろんなことを体感して、「これは好きだなあ。」ってアイテムを持っていたいと思うし、家族もそうであったら嬉しいなって思う。

そんな我が家の今年の夏のお供。

2.子どもたちの日常着。

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ムスメ服。

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ニットもだいぶ練習しました。今年は暑いのでTシャツワンピもマリンパンツも大活躍です。

ムスコ服。
男子のドット柄って結構オサレに決まります。
息子の服はボーダーかドット、あとはハギレを組み合わせた柄物も。。

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パンツは動きやすく、ひやっとしない素材が我が家の定番。
股の部分がクライミングパンツみたいなひし形のマチが付いていて履きやすいそう。

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3.肌着はハギレで。

余った生地で肌着を作ります。
家庭用はハギレを合わせたTシャツなんかも駆使しますから、ここまで作ると買うのとトントンの値段くらいになります。

ムスコ用おぱんつ。

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ムスメ用も。
私がふんどしパンツを作る人なのでムスメもふんぱん愛用者だったのですが、子どもの動きは大きいので肌が見えてしまうため、改良を重ねた結果、この形に。

ウエストゴムは緩めに、足の付け根はゴムを入れずに、血流を良くしてなるべく身体の動き、血流を滞らせないような作りにしています。

もう少し大きくなって生理が始まっても、重くならないように、少しずつ自分の身体にも意識を持っていてもらいたいなって母としての願いを込めて。

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4.好きなことから気づいたこと。

こうしてミシンを踏みはじめて数年。

楽しくて始めたことが、家族を思う気持ちを込めたものに変わっていきました。

自分で仕立てたものは「物」ではなく、大切な「家族を見守ってくれる物」なのです。

そんな気持ちの変化。

そしてファストファッションを始め、日常にあふれているものの裏側に興味を持てるようになりました。

物作りは全て機械ができるわけではないことを知りました。
やっぱり海を渡ってきたものが500円なのは違和感があるし、そうして飽きてゴミになった化繊の製品の大きな存在感。

それらを燃やしてとけた時の匂いも、出てくる真っ黒の煙も耐えられるものではないことを知ってるので、いくらえんとつを高くしてくれたとて、うちのそばを処理場にしたいと言われたら私は嫌だな。。

だから自分もそういうものは使いたくないなって体感をもって気づいたんですよね。

ついでにね、去年我が家で育った一本のヘチマで作ったスポンジ。
台所でお役目を終えて、庭に捨てたその後も、少しずつ土に紛れて形がなくなっていくまでそこを通るたびに眺めたはありがとうねーって思える、そんな感じが気持ちよかったんです。

自分が使わせてもらったものをできる限り最後まで感謝してお世話できるような生き方がしたいなと思います。

天然繊維の風合いが好き。

お裁縫が好き。

そこから始まった暮らしから気づいたことがあります。

そしてね、これからも気づいていくことがあると思います。

自分で体験して気づいて、行動して少しずつ「今よりもう少し」気持ちいい方向に変わりながら暮らしていけたらいいな。

今日もお付き合いありがとうございます。

自分で服を作る暮らし〜こだわりは天然素材で

2020年10月27日

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