1. トランジション合宿とは?
その前に、トランジションって何?
という方は、こちらをご覧くださいね。
トランジション合宿とは、トランジション・タウン(以下TT)の始め方、目指すもの、進め方など、TTについて一泊二日の合宿形式でガッツリ学ぶプログラムです。
今回、2019年5月11日(土)〜12日(日)、東京の町田市にある大地沢青少年センターで行われたTT合宿に参加してきましたので、その時の雰囲気を記録しておきます。
2. 移動
2-1. バニラエア
札幌から東京までの移動はバニラエアで、新千歳から成田空港へ。
LCCの普及で、東京への移動が一昔前と比べて相当安く行けるようになりました。
バニラエア、乗る前に調べたネット情報だと、座席が狭くて前のシートに膝があたるなどの情報があったけど、乗ってみるとこんな感じでした。
身長170センチ程度のぼくの足の長さでは、残念ながら(?)前のシートに膝は届かず、全く問題ない感じのフライトでした。
強いてバニラエアのデメリットを挙げれば、新千歳空港の搭乗ゲートがLCC専用で隔離されていて常に混んでいる感じがすることでしょうか。
あと、天候不順とか遅延になった時にはもっと色々とデメリットを感じるのかもしれませんが、今回のように順調に航行してくれれば全く問題は感じません。
2-2. 浅草橋のゲストハウスLittle Japan
今回前泊したのはここ、東京浅草橋にある、Little Japanというゲストハウス。
宿泊するのは今回2回目。
Little Japanという名だけあって、外国人宿泊客が多い。
2階リビングは交流スペースっぽくなっていて、前回息子と宿泊した時には、台湾人スタッフさんがここで息子とオセロして遊んでくれた。
ほかにも、スタッフさんは若くてフレンドリーな人が多いし、1階のバーでは日本酒飲み放題があったり、夜にはイベントがよく開催されていたり、おもしろい。
さらにLittle Japan、「ホステルパス」という月1.5万円から全国のホステルが泊まり放題になるサービスを展開している。
今まで家が一つなのがあたり前だったところを、月1.5万円〜の手頃な価格で、誰もがたくさんの家を持てるようになることで、それぞれの方がより自分に合ったライフスタイルを実現できるきっかけになればと思っています。(ホームページより)
新しいライフスタイルを模索するパーマカルチャー研究所としては、見逃せません。
ベッドはツーバイフォー材をDIYしたと思われ、手作り感たっぷり。
必要なものをDIYで作っているところも、共感できます。
3. 合宿の雰囲気
さてさて、本題のTT合宿の会場となった大地沢青少年センター。
JR相模原駅からバスで15分ほど行った、東京都は思えない自然豊かな場所にありました。
参加者、スタッフさんを含めると総勢20人以上。
大広間の和室に座布団を並べての学びがスタート。
食事会場はこんな感じ。
小学5年生の頃に行った、宿泊学習のような雰囲気の場所。
合宿。
この言葉の響き、日常から離れて一つのことに仲間と一緒に集中するという雰囲気がいい。
TTまちさがのスタッフさんが用意してくれた食事。
お食事にもさまざまな配慮がされていて、ありがたいです。
4. 合宿で得たもの
で、肝心の合宿の内容ですが、盛りだくさんすぎて紹介しきれないので、全体像はこちらトランジション・ジャパンの説明にお願いするとして、印象に残ったことをいくつか。
プログラムでは、TTが必要になった世界の環境問題に関することや、それらを抗議行動ではない楽しい活動によって解決する方法などを学んだりディスカッションしたりということをやったのだけど、これを通して思ったこと。
何かを外に求めなくても、必要なものは、すでに今ここにある。
だからこれからは、自分の身の回り、足元を固めていくような生き方をしよう。
実は、ブログの更新をしばらく休んだのも、このTT合宿を経てこの思いが強くなったのも理由の一つ。
自分の足元を固める生き方、それにつながる日常の過ごし方というのを、この合宿後、ずっと考えてきて実践するようになってきている。
それは、トモエ幼稚園に日々通うことだったり、ぼくら一家が住んでいるエコ村のみんなと協力しながら暮らしを作っていくことだったり。
そんな感じで、この合宿以降、自分の生き方が以前よりも洗練されてきたような感覚を覚えています。
あまり具体的な説明はしにくいのですが、ぼくとしては、計り知れない相当に大きなものを得ることができたと思っています。
トランジションとか、持続可能な暮らし、それにパーマカルチャーにある程度興味のあって実践していきたい人にとっては、オススメですよ。
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