オフグリッド水洗トイレの作り方~下水処理ってこんなんでいいの!?

タイのサンドットさんが運営する、パーマカルチャーファーム、サハイナン
この年2017年は、15年、16年に続いて3度目の長期滞在。
この年は、前の年に自分たちで作った家に寝泊まりしながら、その家をさらにグレードアップしていくことがメインの仕事です。
これまでにキッチンとシャワールーム用の屋根が完成し、次はトイレを作ることにしました。

69日目〜息子が学校へ行くことに

ここサハイナンから1番近くにあるホエパン学校。
毎週金曜日は、サハイナンの人たちがこの学校に行って、異文化交流が行われます。
学校の生徒から見ると、全校生徒16人の超小さな学校なのに、毎週色んな国の人が来るという超インターナショナルなスクールとも言える。

今日は金曜日で学校へ行く日なんだけど、たまたまサハイナンが忙しいので、全員そろって学校へ行くのは無しになった。

だけど、息子がここの学校に興味を持ち始めたことから、学校に行かせてみることにした。

ということで今日は、うちら家族4人で学校へ。
行ってみると、全然そんなつもりはなかったのに、2時間ぐらいなんかやってくれとのご依頼が。

妻は準備が良くて、得意のパネルシアターをやった。
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その妻のパネルシアター、動画とったのでラジパーにしました。
見てみたい方はこちらから

続いてぼくが日本語の授業を。
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時計の読み方とかをやりました。

11時を過ぎると食事の準備。
給食というようなものはなく、先生も子どもたちもみんなで一緒に作ります。
子どもたちも手慣れてます。
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今日は揚げ物を作ったので食べ終わった食器もベトベトなんだけど、いつものことなのか、当然のように子どもたちが洗います。
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午後の授業。
先生が、息子にコーカイ(日本語で言うアイウエオ)を個別に教えてくれました。
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学校は、8時から3時半まで。
今日は初日ということでついて行ったけど、来週からは息子が一人で行く予定。
なので、タイ語の本を片手に、息子を来週からよろしくお願いしますとあいさつをして、帰ってきました。

最近考えている、勇気を出すという頑張り。
タイ語で息子のことをお願いすることとか、今日の授業とか、言ってることが通じなかったり、断られたりしたらどうしようとかで怖かったけど、勇気を出してやってみました。

文中にも紹介したけど、いつも通りここに、再度紹介しますね。
妻がやった、学校でのパネルシアターの授業の動画です。
こちらからご覧ください

70日目〜下水の処理ってどうなってるの?

今日はパーマカルチャーコース最終日。
今回は参加者が8人もいて、最終日のプレゼンもたくさん。
最終日のプレゼンは、パーマカルチャーの設計。
自分で決めた土地をどのように使うのかを発表します。
ファームを自分で始めたい人が多いので、そのイメージを発表する人が多い。
だけど、空想のプレゼンもあって、いまいちリアリティが感じられないことも。
だけど今回はすでに土地を持っている人とかもいて、けっこうリアリティがあっておもしろかった。
この中から、ホントにファームを始める人も出てくるのかな。
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さて家づくり、というかトイレ作りの方はというと。
便器の方は完成したので、あとは処理穴のふた作りです。
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あ、ちなみに、おしっこはできるようになりました。
そう作ったので当たり前だけど、おしっこが排水管を通って処理穴に流れていきます。
かなりおもしろいよ。
さすがに動画はとらなかったけど(笑)

で、この穴のふたは、これまたセメントで固めるんだけど、セメントが落ちないようにするために、下地として竹を並べます。

ということで、最近ブームの家族で竹取り、今日も行ってきました(3回目)。
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適当な長さに切って敷き詰めるとこんな感じに。
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さすがに来週にはできるかなぁ。
トイレ、思ったよりかなり時間がかかってます。

だけどこれを作ることによって、暮らしを作るということを学んでいるのです。
自分のうんこをどう処理するのか。
下水に流せばあとは誰かがやってくれる。
だけど下水について、あまりにも知らなすぎる気がして。

トイレだけじゃなくて、下水には洗剤も一緒に流れていくけど、あの洗剤を無毒化することなんてできるのかな。
洗剤って飲めないよね。
それを自然に返しても問題ないレベルまで、ホントに戻すことができるのかな。
科学の力で?
ホント?
ぼくが知らないだけ?
よくわかりません。

少なくともぼくは、このジャングルに住んで、排水がダイレクトに山というか、自然に戻っていくのを見て、洗剤はなるべく使いたくないなと思いました。

ぼくらの暮らしはどうできているのでしょうか。
少しずつ解明していきたいと思います。
それによって、暮らしを依存から自立へ、少しずつシフトしていきたいのです。

71日目〜息子と水源に

サハイナンの二つある水タンクのうち、ブルータンクと呼んでいるタンクの水源。
調子が悪いわけではないけど、サンドットさんにフィルターの掃除をしてきてと頼まれた。
すると息子も行きたいと。
けっこう険しい山道なんだけど、まあ行きたいというので連れて行った。
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20分ほど山道を歩いて水源へ。
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自分の使っている水の水源を歩いて見に行く。
そしてフィルターの掃除というメンテナンスをする。
暮らしに必要な水のことを考えるいい機会になったかな。
日本では山の水はそのまま飲んではいけないと教わってきたけど、ここでは思いっきりこの山の水を飲んでる。
ここでの暮らしもトータル9ヶ月目だけど、この水でお腹を壊したことはない。
この辺は自然がいっぱいだからこの水を飲むのは抵抗ないけど、近くに工場とかがあったらやっぱり飲みたくないだろうな。

色んなものが手に入って便利だけど、そういうものは工場とかで作られるんだろうな。
便利はうれしいけど、工場はいや。
わがままだなー。
どうしたらいいんだろうね。

さてさてトイレ作り。
ウンコ処理穴にセメントでフタをします。
セメントを支えるのは竹。
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今日はとりあえず、その竹の両端をセメントで固定しました。
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さらに、セメントの中骨(っていうのかな?鉄筋コンクリートの鉄筋部分みたいな感じ)用の竹編みを。
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ちょっと中途半端だけど、これでようやくセメントぶたの準備が完了。

でももう少しで終わるかと思いきや、砂と石がもうほとんどありません。
どうしよー。

ラジパー収録しました。
仕事を辞めるとかの大きな決断って、どうしたらできるの?
こちらからお聴きください

(この記事は、2018年2月9日10日11日のブログを再編集したものです)

オフグリッド水洗トイレの作り方~川から0円資材をゲット

2019年1月9日

バンコクの医大生と森に竹取りへ

2019年1月3日

このタイでのパーマカルチャーファームでの暮らしが元となって、現在も山暮らし・遊暮働学のライフスタイルを実践的に研究しています。
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