1. ついに雪景色に
2018年11月21日。
2018年の初雪は100年以上ぶりの遅さだったとか。
そんな暖かい秋が続いた年でしたが、ついについにやってきました。
ガッツリと積もる雪が。
朝起きると雪景色。
晴れた雪景色は、けっこうきれい。
曇るとこんな感じでどんよりだけど。
そんな中、子どもたちはさっそく外に出て雪遊び。
雪遊びの基本、雪だるまを。
元気な子どもたちを見ると安心しますが、山暮らしで初めて迎える冬は、やっぱりドキドキです。
2. 冬を迎えるにあたって
引っ越してきてから、いや、引っ越して来る前から今まで、ずーっと冬の準備をしてきましたが、まだまだ完全ではありません。
完全でないところを挙げると。
・薪が十分ではなく、足りなくならないかドキドキ
・まだ家の中のキッチン(水道)ができていない
・どうも最近、ネズミが家の中をうろついている
2-1. 薪について
これ、家の中のストーブの周りに置いた薪。
五郎さんの知り合いの解体業者さん(?)からいただいた、家の廃材。
柱など、大きな部分を大型の電動のこぎりで切って薪にしています。
この写真にある量、たくさんあるようにも見えますが、惜しみなく使うと4日間ぐらいでなくなっちゃう感じ。
薪はどれだけあっても十分な気がしません。
今は、薪小屋3つ分ぐらいの薪をストックしてあるのだけど、2か月も持たないんじゃないかな。
灯油ストーブと併用しながら、少しずつ使っていきます。
2-2. キッチン水道
これは外の水道。
さすがにこの水は冷たくなってきました。
家の中のキッチンはというと。
このように、いただきものの立派な水道が設置しましたが、この先は。
はい、まだ水道管が途中までしかつながっていません(灰色の塩ビ管ね)。
今のところ、あと6メートルほど水道管をつなげれば、キッチンで水が出る予定。
2-3. ネズミ
冬の準備で、わりとうまくいったのが、食料の確保。
五郎さんに、畑で採れた野菜の保存方法を聞きながら、お手伝いに行ってる南幌の農家さんから野菜をわけていただきながら、そしてご近所さんから、野菜の保存用に業務用冷凍庫(通電はしないで食糧庫として使用)を譲っていただきながら、冬もスーパーで野菜を買わずにすむように、計画的に準備してきました。
なんとか食料だけは心配なくなってきたね、と話していたら、ここ最近、家の隅っこからガサガサと物音が。
どうやらネズミのよう。
素人工事ですき間だらけのコンテナハウス。
1センチのすき間があればネズミが入れるとの情報も。
一度入られると、備蓄食料が食べられるわ、フンで家の中が汚れるわ、家の中で繁殖されたら、被害が文字通り「ネズミ算式」に増えるわで、こちらも先日から家の隅々を確認しながら、すき間埋めの対策中。
3. この冬を超えれば
さてさて、コンテナハウス、DIYセルフビルドで迎える初めての山暮らし。
エネルギー問題を解決したくてずっとそんな研究を仕事にしてきたサラリーマン時代。
だけどなかなか解決の糸口が見つからない日々でした。
そんな時に訪れた、5年前のタイのパーマカルチャーファーム。
自然の力をうまく利用して、エネルギーを使いすぎないのに、楽しく豊かに、生み出す暮らしをすること、こういったライフスタイルこそがエネルギー問題の鍵だと感じた5年前。
ついに今年、その理想にかなり近い山暮らしを始めることができました。
そうして迎える初めての冬。
多くの人が、こう心配します。
「タイと札幌は寒さが全然違うでしょ」
もちろん違うでしょう。
どうなるかは、全然わかりません。
たびたび、試練が訪れるかもしれません。
逆に、全然試練が訪れないかもしれませんw
だけどとにかく、一日一日過ごしていって、春が来た時、こう言いたいのです。
「なんとかなったね」
「札幌でも、できたね」
と。
そして、この経験を経て、苦しみながらサラリーマン生活を送っていた過去の自分に教えてあげたい。
「生きるって、もっと自由だよ」
試練の、そしてちょっと楽しみな、冬がこれから始まります。
まさに遊暮働学で自立的暮らしの山暮らし。
遊暮働学とは、遊びも仕事も学びも暮らしの中にある、というライフスタイルです。
パーマカルチャー研究所では、「遊暮働学で自立的暮らし」の無料メルマガ講座を配信しています。
こんな暮らしに興味のある方は、下のフォームから購読をお申し込みください。
コメントを残す