2015年11月~2016年1月までのタイ暮らし。
約2か月半のジャングル滞在。
最終日前日、着られなくなった服などを燃やしていました。
化学繊維の服って、燃やすとどうなるか知ってます?
化学繊維を燃やすとどうなるの?
今日は最後のサタデーマーケット。
サハイナンを発つのは明日の朝。
サタデーマーケットから帰ってくると、もう真っ暗だから出発の準備ができない。
ということで、早く出かけたいところだけど、朝は部屋の片付けやパッキングを。
不要なものも燃やしたり。
そんな中、プラスチック製品やビニール袋、化学繊維の服などを燃やすと、
天然のものとは明らかに違う、非常に不快な燃え方をする。
ドロリと溶けて、石油を燃やしているような、なんというか、しつこい燃え方。
そして最大の不快ポイントはにおい。
いやぁなにおいと煙を発して燃える。
家の近くで燃やしているのだけど、風邪の吹き抜ける作りの家なのに、
家の中ににおいがこもるというか、においが長時間家にこびりつく感じ。
昨日の夜も少しごみを燃やしたが、本当にくさすぎて眠れない感じだし、
明らかに健康に悪そうな煙とにおいを発して燃える。
ますますプラスチック嫌いになってしまった。
驚いたのは、化学繊維の布が、本当にプラスチックを燃やしたように、
ドロドロに溶けて燃えること。
綿製品は気持ち良く燃えるのに。
天然の木や落ち葉を燃やした焚き火は、いつまで見ていても飽きなくて、
気持ちも良くて瞑想状態になれる。
それなのに、プラスチック製品の火では、全くそのような状態にはならない上、
燃えかすもベタッと固まってなんとも気持ちが悪い。
プラスチックについて、改めて考えさせられる。
便利なのでなくしたくはないけど、
何でもかんでもプラスチックはやっぱりちょっとな、と思う。
例えば机の上を整理するために百円ショップのプラスチックケースを使う、
これは自分の中ではオーケーと考えている。
理由は長く使うから。
一方、買い物でもらうビニール袋。
これは一回の買い物で終わり。
その後ゴミ袋として使えることもあるが、大抵は有効利用されずにごみになってしまう。
以前、フィールドのゴミ拾いをした時、十数年前のコンビニ弁当のごみが出てきた。
十数年間、全く形を変えることがない。
分解されない。
そのまま残り続ける。
なぜこのごみが発生したかというと、一食を食べるため。
たかだか一人が一回の食事をするのに、半永久的に残るごみが出てしまう。
これはさすがにバランスが良くないと思う。
なので自分のスタンスとしては、プラスチック製品は、なるべく使わない、
使う場合はできるだけ有効利用する、という方向で行きたい。
ただ、これを実践するのは、なかなか容易ではない。
プラスチック製品を使うことが当たり前の世の中になっているから。
「レジ袋は必要ですか?」と聞かれれば断るのだけど、黙ってレジ袋にいれてもらうと、
まあ無駄だけど断るのも面倒だし、ともらってしまう。
でも、ここサハイナンで、体験としてプラスチックはいやだという感覚を得たので、
これからはもう少し考えて使ったり断ったりするようにしよう。
最近は、レジ袋断りすぎて、家にゴミ袋がわりのレジ袋の予備がなくなり、
多少不便になってきました。
それでも、買い物をしたときに商品を包んでいたビニールなど、
それの代わりになるものはいくらでもあります。
あらためて身の回りのプラスチック製品の多さに驚きますね。
サタデーマーケット
ということで、ごみを燃やし終えて出発したのは、いつもより遅い9時半。
この時間から歩くと、日差しが強くていつもより歩くのが大変。
今日はまず11時にレストランからスタート。
ヌードルを注文。
久しぶりの豚肉、おいしかったな。
こちらのヌードルは、スープに脂が使われていなくてあっさり。
山岡家(脂こてこての家系ラーメンw)好きの自分には、
そういう意味では物足りないものの、これはこれで美味しい。
大抵のレストランには、このような薬味が置いてあって、自由にかけて食べることができる。
手前の黒っぽいものは、チリペーストのようなもの、
オレンジ色のものは、チリソース的なもの、粉状のものはシュガー。
レストランに限らず、本当にどこでも甘いものが多く、
やはりこの国が虫歯大国になってしまわないか、余計なお世話と思いつつ、心配になってしまう。
自分は甘いものも好きなので、出してもらったものは遠慮なく食べる。
だけどクセになるのが怖いので、あまり自ら甘いものを積極的には求めないようにしている。
だから当然のように日常的にシュガーを摂取するところを見ると、うぅむと思ってしまう。
だってここでは、例えばヌードルよりもアイスの方が高かったりするから。
食事よりも高価な嗜好品を求めて、お金を過度に求めるようになってしまっては、
この平和なタイが維持できなくなってしまったりして、と思ってしまう。
そんなことを最近考える。
さて、その後はココナッツ食べおさめ。
今日は周りを焼いたココナッツを食べた。
これは、普通のココナッツに比べて、果肉部分がペロリとはがれて食べやすい。
何度食べてもうまいなー。
なんとなくココナッツは、食べ過ぎても体に悪くはなさそうな感じがするし。
サタデーマーケットでは、定番のバンブースティッキーライスを。
今週自分たちでも作ったが、やはり売っているものは出来が違う。
熟練の技という感じ。
2本をペロリと食べてしまって、帰宅時間。
2時間ほど歩いて残り30分ほどのところで、小学校の先生と生徒さんの乗った車が来た。
声をかけてもらって乗せてもらえた上に、ココナッツを2つくれた。
やさしい人たちだなぁ。
ほんとこの国は、人から幸せオーラが溢れ出ている感じがする。
すごすぎるぞ、タイ人!
ちょうど明日が出発でもあり、ちゃんとあいさつもできたので良かった、最後の逆ヒッチハイクでした。
さて明日はいよいよサハイナンを出発。
いろいろな経験をさせてもらったサハイナンに感謝し、新たなる旅立ちです。
久しぶりに温水シャワーが浴びられるのも楽しみ。
あ、明日からは、ナーンというところに2泊します。
(この記事は、2016年1月16日のブログを再編集したものです。)
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