お金の持つ3つの機能とは?

育休5日目、息子と月食を観察しました

まずは過去ブログを紹介させていただきますね。
これはブログを書き始めて3日目、2015年4月5日の記事です。
この日は、今でも鮮明に覚えています。
2015年度は、まるまる1年の育児休業を取得しました。
つまりこれは、育休5日目のことです。

2014年度までは、仕事に追われ、子どもとの時間が取れなくて悶々としていました。
仕事に追われすぎて自分は慢性睡眠不足、妻は孤独な子育てで育児ノイローゼ状態。
そんな状況に陥ったため、育児休業を取得させてもらいました。

函館から札幌に戻ってしばらくして引越し後のドタバタも一段落したころ、
月食があったので息子と一緒に見ることにしました。
久しぶりにゆっくりと息子と時間を過ごせることに、とてもワクワクしていたのでした。

それでは当時のブログをご覧ください。

(以下、過去ブログ)

昨日、息子と一緒に月食を見た。
月食を見ながら、宇宙と太陽と月と地球の関係などを話した。
30分ぐらい見続けていた。
育休とれないとこんな時間はとれなかっただろうな。
これによって、勉強の楽しさを知ってもらえればいいな。
別に抱っこしなくてもよかったんだけど、あえて抱っこして特別感を出してみた。

いい思い出になるといいな。
うーん、ますます、働く意味がわからなくなる。

いや、働くんだけど、忙しすぎる働き方というのはほんと、どうなのかな。

今の社会、ちょうどよく働くことがほんと難しい気がする。

やっぱりエンデの指摘する通り、利子が問題なのかな。
どういうことかというと、

一般的に事業をするときには借金からスタートする。
借金には利子をつけて返す仕組みになっているため、借りた以上に返さなければいけない。
そのためには絶対に利益を生み出す必要が。
利益を生み出すために、少ない人件費で経営者は従業員を働かせる。
人数も最小限に抑えるだろう。

そして売り出す商品には、利子の分を上乗せした価格を設定する。

こうしているから、成長し続けなければ経済が成り立たない。
だけど、その成長には限界がある。

なんとか成長しようともがくと、それは自然からいただくことになる。
たとえば木を切って売る人は、もっと儲けないといけないからもっと木を切る=森林破壊

その自然にも、限界がある。

人間も搾取され続ける。
金銭的に豊かになる人は1%の持っている人だけ。
こうして持っている人と持たざる人の格差は広がり続ける。

これを解消する手段は、マイナス金利。
腐るお金。
お金には保存性、流動性、増殖性がある。
でも、本来のお金の意味は、交換機能のみ。
それがいつしか、お金を持つこと自体が価値を生み出す(利子)ようになってしまった。
そうしてため込む人が出てきて、ため込んだ人は利子によって儲ける。

お金の誕生は、物々交換にまつわる煩わしさを解消するのに発明されたという。
漁師が大量に魚を採ったとき、それを持っておくと腐って価値がなくなってしまう。
だから物々交換でほかの価値あるものに交換する。
そのとき、お金にしておけば、保存がきく。

支離滅裂だけど、最近学んだことを書いておきました。

(以上、過去のブログ)

「モモ」から学んだ3つのお金の機能

文中で、「エンデの指摘する通り」という表現があります。
ちょうどこの頃、ミヒャエル・エンデの有名な著作「モモ」を読みました。
「モモ」の時間泥棒については、確か小学校の教科書に、ちょっとだけそれに関する
説明が出てきて以来ずっと心のどこかで気になっていました。

で、この頃ようやく読んでみると、やっぱりかなりおもしろかった。
おもしろいだけじゃなくて、現代の資本主義社会の矛盾というか、
みんながどんどん忙しく働いていく様子などについて書かれていた。
「モモ」は児童文学らしいんだけど、全然児童向けという感じがしなくて、
むしろ大人に対して、現代社会をよく考えさせようとしたんじゃないか
と感じる内容でした。

興味をもってミヒャエル・エンデを調べてみると、
経済に対してかなり詳しい人だとわかり、
「エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと(河邑厚徳)」
という本も読みました。

確かこの本から学んだんだと思ったんだけど、
お金についてなるほどと思ったことがありました。
そのことも、紹介しますね。
(ぼくの解釈を含んでいるので、元々の表現や意味と異なってたらごめんなさい)

お金の機能は3つある。

・交換
・保存
・増殖

ある漁師さんが、魚をたくさん獲ってきた。
自分だけでは食べきれず、このままだと腐ってしまう。
だから、ほかの人とわけることにした。

近くに野菜を作っている人がいたから、その魚をあげて、
かわりに野菜をもらうことに。
だいたい同じぐらいの価値となるように交換した。

また魚が取れすぎるということが、何度もあった。
毎回同じ程度の価値の野菜と物々交換するのは交渉などが大変。
ということでお金が導入された。

これによって、物々交換だけでやりとりしていたものが、
お金を介することでやりとりが楽になった。
(お金の交換機能

そしてこれは、そのままにしておくと腐ってしまう魚という価値を、
お金というものに変換することで価値を保存するということもできるようになった。
(お金の保存機能

こうしてお金が広まっていって、色々なモノやサービスが円滑に循環するようになった。
それは、モノやサービスによって得られる価値というものが、
世の中に流通しやすくなったことを意味する。
これによって、困ったことなどが解消しやすくなった。

その後、漁師さんが魚屋さんを始めたいと思った。
お店を始めるにあたって、お店をまず建てたい。
だけど自分では建てられないから、建ててもらいたい。
そのためにお金が必要なんだけど、十分なお金がない。
だから貸してもらえないかと、お金をたくさん持っている人のところに相談に行った。

するとその人はこう言う。
「貸してもいいんだけど、もし返してもらえなかったら困るなぁ。
 ダイジョブだとは思うけど、ぼくが返してもらえないリスクを負うことになるので、
 その分の見返りとして、返すときは少し多めに返してくれるなら、貸してあげるよ」

こうして、お金の貸し借りには利子が発生することに。
(お金の増殖機能

これによって、お金を持っていると、持っていること自体が
お金を生むというシステムができあがった。

お金を借りた方は、借りた以上に返さなければいけないので、
返す分、余分に働くことになって忙しくなってしまう。

これが、貧富の格差が拡大する原理であり、
人々がどんどん忙しくなる、基本的な理由である。
(と、ぼくは大まかに解釈したのでした。)

はい、過去ブログの部分の「エンデの指摘する通り」を説明しようと思ったら、
ちょ~長くなっちゃいましたねw

お金は存在そのものがパーマカルチャー?

で、脈絡なくなるんだけど、この話でおもしろいところ。
この漁師さんは、魚をとっていて、余った魚をわけることにしました。

で、その余った魚が、お金に変わっていくという例え話なんだけど、
この漁師さん、多分こう思ったと思うんです。

「一番おいしい魚は、おれが食おう。
 ほかの人にわける魚は、残り物な。」

とw。
で、この魚がお金に変わっていく。
こう考えると、こんなことが思いつきました。

「あれ、お金って、あまりものじゃんw」

うーん、人生でお金に悩む人は多いですが、
あまりもので悩んでいると考えると、ちょっと心が軽くなりませんか?
(別にならないですか?)

そろそろブログが長くなりすぎてきたので、無理やりここからパーマカルチャーに
つなげて、この記事をしめようと思いますw

はい、パーマカルチャー3つの倫理って、ご存知ですか?

1. Care for the earth (地球への配慮)
2. Care for the people (人への配慮)
3. Fair share (分かち合う)

3つの倫理の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

パーマカルチャー3つの倫理と12の原則

2018.05.08

で、3つ目の倫理、分かち合うってあるじゃないですか。
今回の例え話、多くとれた魚の分かち合いが、お金に変わっていったじゃないですか。
お金を煩わしいものと感じる人もいるかもしれませんが、
こう考えると、お金の存在そのものがパーマカルチャーの倫理と、
みなせなくもないのかもしれません。
そもそもの分かち合いの意味で、お金とうまく付き合っていきたいものです。
お金との付き合い方、これからもたくさん考えていく必要がありそうですね。

お金に縛られずに生きるには

2018.05.12

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