12日目~井戸掘り器の棒が壊れた
今朝の測定。
井戸の深さ:3.5m
水深:55cm
一日10cmペースは変わらず。
だけど、だいぶ井戸枠が下に下がってきた気がする。
水深測定してるけど、あまりこの水深、意味ない気がしてきた。
だって、掘るために、水を自分で入れてるし。
井戸枠を回しているけど、今日は、井戸枠が回らず、ハンドルが空回りしてしまった。
かなり土の抵抗が強いということか。
でもまあ、状況が変わるということは、掘り進めているということで、前向きに、地道に頑張りますか。
そして日記のタイトル通り、井戸掘り器についている棒が、壊れました。
でもこれはかなり運がいい!
なぜかというと、井戸枠の中での破損ではなく、井戸掘り器を外に出した時に破損したので。
これがもし井戸枠の中だったとしたら、壊れた先の井戸掘り器が井戸枠の底に残ってしまい、
拾うことができずに、これ以上掘ることができなくなってしまう。
危ないところだったー。
修理は簡単なので、明日はまた直して掘ります。
しかし、本当に固くてつらいなーと思っていたら、
ここしばらく、スコップを使うことを忘れていた。
井戸枠回し、井戸掘り器での砂とり、水の注入、スコップで地面を柔らかく、
これらを駆使して、地道に地道に、掘り進んでいこうと思う。
本当にゆっくりだけど、進んでいるので。
13日目~ついに大きなトラブルが
前回、3日前のブログでは、井戸掘り器の棒が壊れたけど、
井戸の中に井戸掘り器が落ちなくて不幸中の幸いだった、という話を書いた。
だけどついに、やってしまった。
砂が固くてなかなか掘り進まないから、久しぶりにシャベルを使った。
はじめの2回ほどは順調に砂が柔らかくなり、井戸掘り器に入ってくる砂の量も少し増えた。
しかし3回目、シャベルを差し込み、長い棒の先端をぐるぐる回して砂を柔らかくしていたら、
突然砂の抵抗がなくなって回転が軽くなった。
もしや・・・
引き上げてみると、木の柄だけしかなくて、掘る金属の部分がない。
無理やり回転させすぎて、木の柄と金属の部分に力がかかりすぎて金属部分が柄から外れ、
砂に刺さったまま残ってしまったと思われる。
次の日、もう一度棒でつついてみたが、金属部分の感触がない。
多分、砂に完全に埋もれてしまったと思われる。
なぜかというと、掘っている間は、井戸の水をばしゃばしゃとかきまぜるので、
その水に交じって砂が井戸枠にくっつく。
だけど時間がたつと、それらの砂がゆっくりと水とともに落ちてきて底に堆積してくる。
だから、それらの砂に埋もれてしまったのではないか。
磁石でくっつけて拾い上げようかと思ったが、そういう状況では、それもかなわない。
いったん井戸枠を抜いて、手でシャベルを拾い上げられないかと思い、
井戸枠をツーバイフォー、3メートルぐらいの木材を使っててこで抜くことにした。
すると、バキッと、木材が折れた。
縦にして使っているツーバイフォーが折れるとは。
もう、井戸枠を抜くこともできなくなってしまった。
ということで方針転換。
今度は車の排気ガスを井戸の底に吹き付け、それで砂を舞わせて、
その砂をキャッチしながら掘り進めていく方法に切り替える。
そしてある程度砂がとれてシャベルを拾える状況になったら、磁石でくっつけて救い上げる方法でいこう。
わずかでも望みがある限り、掘り進めます。
正念場ですね。
14日目~排気ガスで井戸掘り
二日前のことになりますが、ようやく排気ガス掘削を試すことができました。
これが全体の写真です。
車の排気ガスから井戸の底面まで、塩ビ管を接続しました。
エンジンをかけてアクセルをふかせば、勢いよく排気ガスが飛び出し、
その排気ガスによって底面の砂を水とともに舞い上げ、
その舞い上がった砂をキャッチするという掘削方法です。
エンジンをかけてアクセルをふかしました。
井戸枠から泥水があふれるほどの勢いです。
これは期待大。
そして井戸掘り器(排気ガス版)をあけてみると・・
おー。
通常の井戸掘り器では取れなくなりつつあった砂が、再びある程度の量取れるようになった!
現在は3.6メートルまできました。
まだまだゆっくりゆっくり、掘っていきますよー。
15日目~井戸掘りやめます(T_T)
昨日完成した新たな武器です。
鉄の棒にシャベルをつけました。
今度は先端が落ちないように、柄の部分も金属製のものを。
先日落としたものを拾えないかと思い、磁石をつけてみるも、
くっついてくるのは砂鉄ばかり。
と思ったら・・・
シャベルの先端ではなく、もう一つ落とした、メガネレンチがくっついてきた!
これは排気ガス掘削の成果。
一回でこれぐらいの量の砂が取れます。
で、砂はとれるんだけど、井戸枠がいくら回しても入っていかない。
多分、井戸枠の継ぎ目の部分がつかえていると思われる。
もう一度本をよく見ると、井戸枠の周りには草などを入れておかないと、
すぐに土が詰まってきて、井戸枠が下に入っていかなくなると。
本には書いてあるんだけど、それをやるのをめんどくさがっていたからかな。
まあ、何とかなるだろうと思っていたけど、それがここにきて重要なことだったと気づいた。
うーん、経験だね。
ということで、井戸枠がこれ以上入っていかなそうである以上、掘削はここまでかな。
すでに水は出ているから、あとはどれぐらい周りから水が集まってきてくれるかだな。
周りから水が集まって来てくれないと、くみ上げてもすぐになくなってしまうから。
せめて手が洗えるぐらいは出てきてほしいけど。
どうなるかな。
今回、色々と学んだので、第2号の井戸ではもっと効率的に掘れるでしょう。
やってみてわかることがたくさんありました。
(この記事は、2016年6月12日、15日、23日、26日の記事を再編したものです)
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