ゼロ円肥料〜落ち葉で土作り

1.化成肥料を使うと土が硬くなる!?

という説がある。

2015年に、市民農園を借りて、初めて農作業というのをやってみた。
2017年からは、有機農家さんのところにお手伝いに行って、土のことや勇気肥料のこと、野菜のことをたくさん聞いている。
そして2018年からは、山に移住して本格的に家庭菜園もやっている。

で、それらの経験から、「化成肥料を使うと土が硬くなる」は、ホントだと思う。
だけど、化成肥料を使わないと、なかなか野菜が大きく育ってくれない。

化成肥料を使わずに立派な野菜をそだてるには、土を育てるしかない。
土を育てるというのは、土の中の微生物の生体を活発にするということ。

有機農家さんに色々と話を聞くと、収穫後、雪が降る前に、落ち葉をまくと、土が育つようだ。

そこで実験!

2.落ち葉を山から取ってくる

畑に落ち葉を入れるというアイデアは、4年ほど前から考えてはいた。

だけど、落ち葉を拾うなんてめんどくさい。

そう思って、ずっとやらずにいたのだけど、Podcastで

「土を作りたい」

と宣言してしまったので、今年はやろうと思い、重い腰を上げて落ち葉拾いに行ってきた。

一人ではなんか楽しくないので、娘にお願いして一緒に行ってもらった。
二人でやると楽しいし、レーキで集めれば、思ったより早く集まる。

5分も経たずに、ゴミ袋1杯分の落ち葉が拾えた。

なぁんだ、こんなに簡単なら、もっと早くからやっていればよかった。

「やってみると意外と簡単だった」

っていうことは、けっこうあるものだ。

20分ほど作業をして、3袋分の落ち葉をゲット。

3.落ち葉を使う

3−1.畑に

ゴミ袋3杯分しか取ってないので、畑全面にはとても撒くことはできません。

試しに、葉物を育てているゾーンに撒いてみました(写真見にくいですが)。

3−2.堆肥場に

主に刈った草を入れておいて堆肥にしている堆肥場があるので、そこにも落ち葉を混ぜてみた。

3−3.生ゴミコンポストに

畑には、この生ゴミコンポストを置いて、生ゴミはここに入れている。
いっぱいになったら、また場所を移動するのだけど、生ゴミコンポストが置いてあったところで育つ野菜は大きくなることが実感として分かってきた。

このコンポストにも、落ち葉を入れます。

なんかいい栄養になりそうな雰囲気。

4.どうなるかな?

収穫が終わった畑に落ち葉を入れて、冬に雪が積もります。

その間に、いい感じで分解されて春が来たときには、微生物の生態が活発になって、土が生きている状態になる。
微生物が多ければ、微生物を食べる虫が増えて、その虫を食べるミミズも増えて、ミミズが土の中を動き回ることで土が柔らかくなる。

ミミズの通り道には空気が入り込めるようになって、酸素が行き渡って、さらに微生物が活発化する。

理屈では多分そういうことなのだろうけど、今回入れた落ち葉がどの程度効果があるのかはわからない。

でも、上手に土を作っている人は、こうしたことを何年も続けているという話を色々なところで聞いてきた。

写真はないけど、ニワトリのフンも落ち葉と一緒に混ぜてみたので、数年かけて、土がどう変わっていくか、長い目で見ていきたいと思います。

たい肥を使った野菜作り

2019年8月12日

昨今の物価上昇により、肥料の値段も上がってきました。
でも、落ち葉はゼロ円。
これを機に、ゼロ円肥料を使っていきたいと思います。
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