2016年度、タイのパーマカルチャーファーム、サハイナンでの滞在。
後半の大きなプロジェクトは、自分たち主導で自分の家を作ること。
柱を立てた後は、二階の床を作ります。
この二階が、屋根を作るための足場にもなるのです。
タイ44日目~二階の床が完成
今日は午前はみんなで建築。
ほぼ全員が集まってみんなで作業です。
子どもたちは子どもたち同士で遊んでくれるという奇跡の状態が少しの時間実現しました。
毎日こうだといいのだけれど、やはりそうなるにはまだ年齢が小さいのかな。
今日の作業は二階の床づくり。
昨日、床を支える竹を固定しましたが、そこに、竹を開いて作った床を敷いていきます。
子どもが離れてくれた妻は、今日は作業に参加です。
竹を開いて床板を作る作業をやってくれました。
午前中みんなががんばってくれたおかげで、二階の床が完成しました。
建築作業が一区切りついたことと、明日帰る人がいるので、
夜はキャンプファイヤーでバンブースティッキーライス作りをすることになりました。
がんばって手伝ってくれたみんなへの感謝を込めて、
我が家は日本料理を作ることにもなりました。
ということで午後は買い出しのためみんなで街へ。
我が家は大量の果物を買いました。
一部写真には載っていませんが、
バナナ3房、パパイヤ4つ、ザボン3つ、ココナッツ4つ、スイカ1つです。
いやぁ大漁大漁。
そうそう、タイのおもしろお菓子を1つ紹介します。
まずはこれをご覧ください。
ビスケットが一斗缶に入って売っています。
値段は日本円で1500円ほど。
一斗缶の一部がガラスになっていて中が見えるのもおもしろい。
この国の人はそんなにお菓子を食べるのだろうか。
普段タイ人の生活を見ていると、確かに甘いものを食べる量は、日本よりは多いようですが。
一斗缶お菓子を何日ぐらいで食べきるかなど、引き続き調査要です。
帰宅後はバンブースティッキーライス用の竹を取りに1人で森に入りました。
普段はバンブースティッキーライス用の竹はサンドットさんがとってきます。
いとも簡単に。
だからその辺の竹を取れば良さそうですが、実際には若い竹、竹の皮が暑すぎないもの、
節と節の間隔が長いもの、虫喰いの穴が空いていないものなど、いくつも条件があります。
しかも若い竹って、細かいトゲがあって作業中ずっとチクチクチクチクと超不快。
蚊にも襲われます。
森が遠いのでバイクを利用したのですが、バイクで竹を運ぶのも一苦労。
長い竹そのままは運べないので、いくつかにわけて、
その辺の竹で作ったヒモで結んでの運搬です。
と、かなりの大変な思いをしての竹取りでした。
竹はサンドットさんに渡してあとはお願いし、我が家は日本料理づくりです。
五目ごはんと酢めしを作りました。
そして日本料理とバンブースティッキーライスの夕飯を、
キャンプファイヤーを囲んでいただくという、ぜいたくな時間を過ごすことができました。
柱を延長!?
今日も建築。
柱を立てましたが、実はまだ柱の長さが足りません。
だから柱を継ぎ足す(!)作業が必要です。
午前の作業は、その継ぎ足す柱の準備です。
柱を継ぎ足すというだけでも驚きなのに、継ぎ足す柱は材料不足のため、
一本の柱を半分に割って二本として使うというから驚きです。
今日は家族も参加して、蚊除けのたき火をしてくれました。
自分は一本の柱を半分に割る作業。
偶然にももともと真ん中にひびが入っていた柱があったので、
そこにその辺の木で作ったくさびを打ち込んで割っていくというのです。
くさびを木で作れることも驚きだし、そのくさびを木で打ち込むこと、
つまり木だけで木を半分に割ることにも驚きです。
くさびを打ち込むごとに木がゆっくりと割れていく、
薪割りのいい音をゆっくり聞いているような感じで気持ちがよいです。
そして本当にきれいに割れてしまいました。
午後はいよいよ柱の継ぎ足し。
まずは元から立ててあった柱の上部の右半分をノコとオノでカットします。
そして継ぎ足す柱の頂部は、ホゾ組みにするため、その加工をします。
ここは熟練のサンドットさんの作業を見て学びます。
ほとんどナタだけで、こんなにきれいにできてしまいました。
わずか五分足らずの作業です。すごい!
そして継ぎ足す部分、面と面を合わせてくぎ打ちで固定。
サンドットさんのスゴ技を毎日見ていると、自分も色々とできるようになった気になります。
でも実際にやってみると、全然うまくいきません。
なので見せてもらった後はひたすら実践練習をするようにしています。
柱はまだ残っているので、明日は自分で同様の作業にトライしてみたいと思います。
(この記事は、2017年1月16日、17日のブログを再編集したものです。)
年収の何倍ものお金を出して家を買う方法もありますが、
1年間など、一定期間をセルフビルドに費やし、その家に住むことで、
トータルとして、お金も時間も余裕のある暮らしをする。
そんな生き方ができないものか、自分の人生を実験台にして研究しています。
そんな、様々な人生実験による研究成果を、無料メルマガで発信しています。
興味のある方は、下のフォームからご登録ください。
コメントを残す