タイ暮らし2015 パーマカルチャーデザインコース受講6日目

Aメジャー
サハイナンでは、毎月1日~10日の10日間は、
パーマカルチャーデザインコースが開講されます。
2013年1月に「パーマカルチャー」という言葉を知って、
約3年経った2015年12月、ついにサンドットさんからパーマカルチャーを
学ぶことになりました。
その初々しい頃の様子を紹介しますね。

週が明けて今日は日曜日。

あ、まだ日曜日か。
土曜日が終わると、次のサタデーマーケットまであと6日というカウント。
ここでは日曜日は平日と変わらないので、あまり曜日の感覚がない。
パーマカルチャーコースは昨日の休みを含めて5日間が終わり、今日から後半戦に入る。

今日は最も聞きたかったことの一つ、ウォーターシステムの話がある。
さっそく今日学んだことをメモ。

水システム他

雑草は、いい土を作るし、多くの生命がそこで根付く。
枯れればコンポストにもなる。
だから雑草をすべてきれいにはしないほうが良い。
畑の通路にも雑草でマルチをしておけば、乾燥から守ることができる。
 
質問:蚊というのは、自然界の中で、何かの役に立っているのか。
回答:多くの動物の餌になって、多様な生態系を維持するのに役立っている。
 

お金のために働くとハッピーでないが、食べ物のために働くとハッピー。
お金のためにマンゴー畑をやっていたことがあるが、幸せではなかった。
村長さんは、これらの技術や知見は、すべて自分のサバイバル経験から学んだ。
特に誰かから教わったわけではない。
 

地球の70%は水、そのうちの3%が淡水。
そのうちの4分の1が凍っていない。
さらにそのうちの半分は地中深くにあって取り出せず、残りが通常利用している水。
水は貴重な資源。
 

インドに住んでいたことのある韓国人のお話:
インドでは、シャワーを含めて1日1人2リットルしか水が使えない場所がある。
 

土壌流出は、木を植えて防止する。
雑草は、その根で土壌の流出を阻止する。

3回作物を作ったら、7年間かけて土地が自然に回復するのを待ったほうが良い。
しかし現実的には遊牧は難しいので、土壌を回復させるためにいろいろな工夫をする。
 

サンドットさんが以前運営していたファーム、タコメパイでは、
シャワーの排水を、畑にまくシステムを採用していた。
誰かがシャワーを浴びていると、それは作物に水をあげてくれているのと同じで愉快だった。
 
トイレの水は、地中深くに掘った石で作った底なしタンクにそのまま流している。
 

ファームを始めるにあたって注目すべき三つの点。
1.土
2.水
3.建築用資材、木や竹があるか
 
・土の見極めポイントは、色、ミミズなどの生息状況、湿り具合。
 
・水の見極めは、きれいか、化学物質に汚染されていないか、一年を通して使用可能か。
 
その後、地形の水平を確認するための手作り道具、
Aスケールというものの作成から使用方法までの実演。
こんなものを10分かからずに作ってしまう村長さん。

Aメジャー
これで2点間の水平をとることができる。
相変わらずすごすぎる。
ここで午前が終了。

ジャングルクッキング実習

午後は畑を作る実習と、ジャングルクッキング実習 (ピザパーティの準備)。
メインはクッキングの方。
サハイナンでは週に一度くらい、ピザパーティが開かれる。
ピザ窯を使って焼くのだけど、
ピザを焼けるレベルまで強力な火を起こしてそれをキープすることは、かなり大変。
妻がピザ作り、自分がピザ焼きをする流れになった。
14人分を作ればいいと思っていたら突然の来客で20人分が必要になったり、
小麦粉と米粉が必要なところ、小麦粉がなかったり。
火を起こして焼き始めたら火が弱くて消えてしまうことが2回あったり。
結局パンを2回、ピザを4回焼き、3時半から始めた作業が終わったのは7時半。
四時間も火の番をしていた。
だけど妻が作り、自分が焼くという流れで
20人分のパンとピザを作れたことは、大きな自信となった。
もちろん、他の人もサラダを作ってくれたり
子供達の面倒を見てくれたりして、みんなで作ったのだけどね。

大きな達成感のあった、午後の実習、ジャングルクッキング実習でした。

(この記事は、2015年12月6日のブログを再編集したものです。)

マンゴースティッキーライス

タイ暮らし2015 パーマカルチャーデザインコース受講7日目

2018年6月30日
パーマカルチャーコース

タイ暮らし2015 パーマカルチャーデザインコース受講4日目

2018年6月26日

パーマカルチャーを初めて学んでから、2年半が経ちました。
この考えをもとに、今では、パーマカルチャー的生き方を実践しています。
そのような生き方について、メルマガ講座で具体的な内容を発信しています。
興味のある方は、下のフォームからご登録ください。

現在1,300人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です