2015年11月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて4ヶ月が経過した時のこと。
タイのパーマカルチャー・ファームへの長期滞在という、自主的「海外研修」。
そこへの道中3日目の夕方、タイのバンコクのホテルにて。
タイのパーマカルチャー・ファームへの移動〜3日目の夕方
バンコクのホテルに滞在した夕方のこと。
あるタイ人のファミリーが、ぼくらを車で迎えに来てくれた。
オームちゃん一家だ。
この1年前、函館に住んでいた頃、妻の友だちが、留学生の受け入れに関わる仕事をしていた。
その関係で、わが家が留学生の受け入れをしていたことがある。
よくあの子育てで忙しい中、やっていたとは思うけど、家の中の空気が変わって良かったのかも知れない。
オームちゃんは、函館に来た当時は高校3年生。
アニメをきっかけに日本に興味を持って、日本語を勉強したいと言う。
当時は、こんなご縁があるとは全く思わず、ただ受け入れて3泊4日、うちに泊まっていっただけだった。
だけど1年経った今回、タイに行くことが決まって、ちょっと会えたらいいかなぁと思って、ダメ元で彼女に連絡したところ、なんと、近くに住んでいるからうちの家族と一緒に夕飯を食べましょう、ということになったのだった。
見知らぬ土地で、地元の人に会えるのはとても心強い。
1年ぶりの再開。
うちに来た頃は、あいさつぐらいしか日本語がしゃべれなかった彼女も、大学1年生になって、日本語がペラペラになっていた。
スゴすぎる。
夕食に来てくれたのは、オームちゃん、彼女の両親、そしてなんと、オームちゃんの彼氏!
大学1年生で、彼氏と家族ぐるみの付き合いをしていることにもビックリ。
オームちゃんと彼は、日本語を学ぶ同じ大学に入っているとのこと。
彼はさらに日本語を話せて、ほとんど詰まることなくぼくらと会話ができた。
雰囲気からも、彼が優秀なことが伝わってくる。
オームちゃんのご両親は、函館でのことをめちゃくちゃ感謝してくれて、オームちゃんを通訳に、色々な話をしてくれた。
連れて行ってくれたレストランは、すごく豪華で、料理もめちゃくちゃ美味しくて、幸せなひとときを過ごすことができました。
函館時代、なんとなくおもしろそうだから、ぐらいのつもりで受け入れた留学生。
こんな幸せな夕食会につながるとは…
支払おうとしても、「オームが日本でお世話になったから、今回はうちが」みたいな感じで、結局かなりの食事を、一家でご馳走になってしまいました。

最後はホテルまで車で送っていただいて、「ありがたいねぇ」と言いながら幸せな気持ちで眠りについた。
翌日は、バンコクからナーンという町へ移動。
海外旅行は、基本トラブル続出なのに、ここまで順調すぎるほどきていた3日間。
でも翌日、ついに?想定外のことが発生する…(つづく)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、初めてタイのパーマカルチャー・ファームに長期滞在しようとしていた頃の話でした。
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