25日目~井戸掘り器の救出
先日落下させてしまった井戸掘り器。
この日はついに井戸掘り器を救出することができました。
あー。本当によかった!
まずは状況の確認。
落下させてしまった時の井戸の深さは約5メートル。
6メートル弱ある井戸掘り器、井戸枠の中に入れているときに手を放してしまい、
その衝撃で持ち手の部分が折れてしまいました。
折れた場所は大体真ん中あたり。
これは救出後の写真ですが、こんな感じで折れてしまい、
井戸掘り器につながる、写真で言うと下の部分が落下して拾えなくなりました。
井戸枠の直径は76ミリ。
井戸掘り器の一番太い部分の直径は67ミリ。
隙間はわずか9ミリ。
そこでその9ミリの隙間に、自作の井戸掘り器拾い器を差し込んでひっかけて救い上げることに。
井戸掘り器を拾うという目的のためだけに自作した、
井戸掘り器拾い器。
底の土を柔らかくするために使用しているステンレスパイプの先端に、
100均で購入して、先端を金づちで叩いて曲げた金属をつけてみました。
井戸掘り器拾い器を突っ込んで、ガシガシと格闘すること5分ほど。
何やら手ごたえが。。。
そして・・・
きたー!
井戸掘り器が引っ掛かってきたー!
本当に感動。
まあ、そもそも落とさなければこんな無駄な落ち込みと感動は必要なかったのだけど、
やっぱりうれしい。
この日はこれだけで、もう大満足でした。
だって、これが拾えなかったら2か月以上かけて掘った井戸自体が、
完全に水の泡だったのだから。
あー。よかった。
26日目~今後の井戸方針
4.2メートルの井戸枠が、地面よりも20センチほど下がった位置にあります。
つまりこの時は、深さが約4.4メートルでした。
続いて8月4日の写真。
井戸枠が深く入りすぎてきて作業がしにくくなってきたので、
井戸枠を追加し、また掘り進めていきました。
全長5.2メートルの井戸枠が、地上より50センチほど出たところにありました。
つまりこの時の井戸の深さは、4.7メートル程度。
そして現在。
全長5.2メートルの井戸枠が、地面より10センチほど下がった位置に。
つまり深さは5.3メートルほど。
水深は2.3メートルありました。
ここでずっと気になっていたことが。
井戸水のカナケです。
カナケとは、金気と書き、鉄分やマグネシウム分に起因する金属臭です。
けっこう嫌なにおいがします。
これを洗濯に使うと、白いタオルが黄色っぽくなってしまうようです。
このフィールドの近くに住んでいるご近所さんのKさん。
Kさんは、業者に掘ってもらった8メートルの深さの井戸を使っていらっしゃいます。
(多分、庭で使う用。家の中で使う水は、上水道を使っているはずです)
この話をしたときにはカナケの話は出てこなかったので、
その方が使っている井戸には、カナケがないと思われます。
だから8メートルを目標にしたい気持ちもあります。
しかし、私が参考にしている井戸掘りの本を見ると、
しばらく使っているとカナケが消えてくるということも書いてあります。
だから8メートルを掘る前に現時点で、ポンプをつけてみたい気持ちになってきました。
ということで結論。
これからは、ポンプ取り付け作業にうつります。
ポンプをつけて水をしばらく使ってみてもカナケが消えない場合、再び掘りたい。
なので、現在のこの大穴は残しておき、仮の床板を作ることにします。
今後も写真付きで定期的に報告しますので、お楽しみをー。
27日目~新たなるステージ
昨日の夕方は、短時間でしたが台風で雨が強かったですね。
普段水面が見えない井戸も、今日見るとこんな感じに水位が上がっていました。
井戸の深さが5.3m、水位が2.3mとなり、数字としては十分な気がします。
ただ、井戸の水が金属くさく、それが気になって仕方ない。
水を出していると段々と水質が変わってくるという話もある。
ということで、ポンプをつけることにしました。
なので本当は、この穴を埋めてしまいたい。
だけど、ポンプをつけて水を出し続けても、金属くささが解消できない場合がある。
その場合は、再びもっと深く掘ろうと思う。
だからその時のために、穴は埋めないでおきたい。
ということで、この大穴を埋めずに、この上に床を作ることにしました。
で、昨日まで作っていた木材を井戸の上で組んでみる。
そして、井戸枠をもう1m延長しました。
井戸枠がまっすぐになるように、ひもの先端に石のおもりをつけて、色々な方向から確認。
で、この微調整がけっこう大変。
いや、たいして大変じゃないんだけど、夕方やったから蚊がきまくって集中力がなくなります。
ということでこの微調整は終了。
明日は微調整後、この上に板をのせて、
ポンプを動かすための足場となる床を完成させたいと思います。
そんなわけで井戸掘り、新たなるステージに突入しました。
28日目~手押しポンプ登場
昨日の作業。
垂らしたおもりで井戸枠をまっすぐに調整。
おもりの揺れが収まるまでじっと待つ。
すると揺れが収まるよりも早く蚊がやってくる。
蚊が来ると刺されたくないので格闘。
するとまたおもりが揺れ始める。
結果、なっかなか進まない。
昨日は結局終わらず。
今朝もその作業から。
なんとか調整が終わり、床を張る。
だけど刺されること数か所。
かゆい・・・
さて今日のメインイベント。
井戸ポンプ!
とりあえず写真撮るために井戸枠にのっけて撮ってみた。
ただもちろんこれではすぐに落下してしまうので、
ポンプ設置台をこれから作らなきゃいけない。
元々の予定は、4月モバイルハウス完成、5月モバイルエコトイレ完成、に続き、
6月に井戸完成の予定だったので、6月末にこの井戸ポンプは入手済みだった。
それから遅れること1か月以上。
ずっと物置にしまっていたポンプ、ようやく出すことができました。
やっぱり新しい作業はワクワクしますねー。
明日も楽しみ。
29日目~井戸ポンプ設置台
今日の作業は井戸ポンプを置くための台づくり。
こんな感じで作ってます。
で、もう一つやっておきたいことが、井戸ポンプの分解。
分解して構造を知っておきたい。
図がないと非常に説明しにくいのだけど、ポンプ内には弁が二つある。
下側にある本体の弁と、上側にあるピストンの弁だ。
レバーを上に上げると、ピストンの弁が閉じてくみ上げた水を排出する、
と同時に本体の弁が開いて水を吸い上げる。
レバーを下に下げると、ピストンの弁が開いてくみ上げた水を排出する準備をする。
本体の弁は閉じていて、一度くみ上げた水は下の給水パイプの方には落ちていかない。
で、二つの弁を確認したくてボルトを外してみたが。
ゴム製パッキンに油が塗ってあって、あまり触りたくない。
ピストンの弁らしきものが見えただけでそれ以上は触りにくい。
まあ、うまく動かない場合はもう少し分解するとして、今日のところはこれぐらいにしておこう。
今月中にはなんとか水を出したいな。
30日目~井戸ポンプ設置台を取り付けます
日々、時間を見つけて、ゆっくりとですが進めていきます。
昨日つくった台を井戸枠の周りに設置します。
この辺はそれほど難しくなく。
で、この上にポンプを設置するとこうなる。
けど、これは載せただけ。
固定はまた明日かな。
雨降ったり、子供に付き合ったり、
部品がいつものホーマックになかったり、なかなか進まないなぁ。
もうちょっとなのに。
まあでも、設置して、「あれ、出ない。なんでだろうなぁ。不良品かなぁ。」
となってからがホントの大変なところなんだろうな。
がんばります。
(この記事は、2016年8月13日、14日、18日、19日、20日、21日の記事を再編したものです)
生きていくのに絶対に不可欠な水を自ら得ようとしてみる。
とっても非効率なことですが、これによって「生きていく自信」のようなものが得られます。
そんな感覚なんかも、メルマガ講座の中で語っています。
興味のある方は下のフォームから「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」
を登録してみてください。
コメントを残す