こんにちは、嫁です。
この春から一畳田んぼにトライしています。
農家さんにはなれないけれど、こんなご時世ですから、お米を作る知恵を持ちたくて、動いてみましたよ。
お米を作りたいと呟いてみましたら、ありがたいことに、
種籾を分けていただけることになりました💕
1.種籾を処理する。
まずは種籾を消毒してから、発芽させるとのこと。
家庭用なので、「薬ではない方法での消毒を。」と思い、湯洗いしてみましたよ。
60度で10分間キープ。

その後、時々水をやりながら芽出しです。
稲の積算温度は100度。
季節も進んでいたので、麹を作る時に一緒に温めたりしながら、15度辺りをキープ。
1週間で芽を出してくれました。
かわいいですねー😍

いい感じまで育ってくれたので、トレーに移動。
いよいよ育苗開始です。

札幌の5月は朝晩とまだ冷え込むので、ビニールハウス内での育苗。
温度に気をつけながらひと月過ごしましたよ。
ぼちぼち育ってきたので、そろそろ田んぼの準備を。。。
地面を掘ってビニールを敷こうとも思いましたが、岩盤にぶち当たって掘れないので、
今年はケースを使用しました。田んぼ作りも試行錯誤です。

土を入れて、土の塊をほぐすようにこねこね。。。

この作業が結構大変でした。
でもやわらかな土になったので準備万端。
いざ、田植え!
いざ、田植えです!
苗の根を痛めないように崩して、

娘と植えました。
一畳なので5分で終了ー。
来年はもっと広くしたいな。
そうそう我が家のあたりは標高が高くてさむかったので、
稲が風邪をひかないように水を多めに入れてあげました。

2.あれからひと月。
ぐんぐん大きく育ってくれています。
なんとも感慨深いです💕
どこからきたのか、おたまじゃくしたちやアメンボたちも同居し始めました、笑。
おたまじゃくしの天敵ですがゲンゴロウまで。
田んぼは命の源だなあとこうして改めて気付かされます。

3.農に触れるということは。。。
命に触れるということなんですね。
畑をしていても春先に土を掘るとオケラにあい、
夏近くになると、堆肥場を好んでカナヘビの卵が見つかります。
お母さんは暖かいところに我が子を産み落とし、命が繋がれていくことを祈るんですね。
初めての田んぼで、ここからも「命が巡る」ということを感じています。
水と稲しかいれていなかったのに、「ボウフラわいたー😅」から始まり、おたまじゃくし、アメンボ、ゲンゴロウ。。
本来の田んぼは、タニシもいて、ザリガニやドジョウ、エビなどがいて、そこに鳥がやってきて食べて。。。。
畑や田んぼと一緒に暮らしてみると、
「命の循環が見える」んですよね。。
小学校の授業の一環で、田植えやさつまいも掘りなどの体験があります。
それも、大切な経験だなあと思います。
ヨメ個人としては、ここにもう一つ思います。
これからはもう一歩踏み込んで、学校で小さな田んぼをもってお米を育ててみたり、、畑で野菜を作って給食でみんなで喜びを分かち合ったり。
そういった経験に広がっていくと、自然と人間のつながりを身体で感じることができるんじゃないかなと感じています。
豊かな四季と綺麗な水のある国日本。
その恵みに感謝し、そこで暮らしを営んでいくスキルを、
土と触れ合うことが好きな子どものうちに身につけておけたら、
暮らしを営むことがより楽しくなるんじゃないかな。
たくさんの虫がいて、綺麗な花が咲いて、色とりどりの美味しいものが実る場所。
それが畑だと、私は思うんですよね😊。。
小さな足元のワクワクドキドキを、小さな心でたくさん感じて大人になってほしいな。
さてさて、そんなこんなな我が家の田んぼ。
七月が過ぎ、穂が出始めました。
今年は暑さの影響で出穂が早いそうです。
虫につかれず、収穫できるといいなと祈りながら毎日眺めています。
(まあ、思う通りにもいかないのが自然ですけれどもねー笑)

今年も田んぼや畑からたくさんの学びをいただいています。
パーマカルチャー研究所では、自立的暮らしを学べる無料メルマガ講座をやっています。興味のある方は、下のフォームからお申込みくださいね。