2015年12月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて5ヶ月が経過した時のこと。
タイのパーマカルチャー・ファーム「サハイナン」への長期滞在という、自主的「海外研修」。
10日間のパーマカルチャー・コースが修了
初日にいきなりナタで指を切るところから始まった10日間のパーマカルチャー・コース。
でも、サンドットさんの薬草とバナナエキスによる治療であっという間にケガも良くなり、そのまま10日間の学びが続いた。
- 木、竹、草を使った家の作り方
- 畑づくりの実習
- もみ殻をいぶして、もみ殻くん炭を作る実習
- 水を得る方法
- 薪を得る方法
- 太陽光発電の仕組み
- トイレの仕組み
- パーマカルチャーの基礎
- 土のこと、タネのこと
- ジャングル料理実習(竹の中で、ココナッツミルクでもち米を炊く)

などなど、一つ一つがとてもワクワクする、盛りだくさんの内容だった。
そして最終日は、デザインプロジェクトの発表。
学んだことを活かして、自分はどんなパーマカルチャーを実践したいのかを発表するというもの。
自分はこの時、日本で住んでいたアパートの近くに、100坪の原生林の土地(オフグリッド生活実験フィールド、と呼んでいた)を、どのように開拓していくか、について話をした。

発表が終わると、サンドットさんから修了証をもらって、10日間のパーマカルチャー・コースの学びを終えた。

10日間のパーマカルチャー・コースを終えた後も、滞在は続く。
さらに2ヶ月弱の滞在をしながら、ここでの暮らしを学んだ。
(ちなみに、あまりにも楽しくて、その後も5年連続で長期滞在をして、サハイナンでの滞在日数はトータル300日を超えた)
10日間のコースは、集中的な学びではあったけど、やっぱり表面だけ、理論だけ、という部分もある。
それを、その後もサハイナンに滞在することで、実際に暮らしにどう活かされているのか、を体感をもって知ることができたのは、今後の人生レベルで、すごく大きな経験だった。
日本では味わったことのないゆっくりとした時間の経過と共に過ごした2ヶ月半。
それも最終日となって、いよいよサハイナンを離れて日本へ帰るとなった日、不思議な感覚を感じた。(つづく)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げた2015年、タイのパーマカルチャー・ファームに滞在した時の話でした。
この時から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践しています。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。