しばしの別居生活

1.札幌に引っ越そう

これまでの経緯はこちら

仕事を辞めることを上司に伝える緊張感

2025年3月12日

一年間の育休を取ることが決まってぼくたちは動き出した。

妻の希望は、とにかく、「トモエ幼稚園」に通うこと。

トモエ幼稚園とは、以前札幌に住んでいたときに通っていた幼稚園。

この幼稚園はとてもユニークで、親子で通える幼稚園。

日中、たくさんの園児と、たくさんの母親、父親が来て過ごしている。
園児の祖父、祖母が来ていることもある。

大きな村のようになって、まさに「村で子育て」をしているような雰囲気。

そこの園長先生はじめ、スタッフさんが、すごく経験豊富な方々ばかりで、子育てで疲れ、悩む母親たちの話をよく聴いてくれていた。

妻もトモエ幼稚園に通うことで、子育ての悩みが軽くなっていた。

「園長に会いたい、話をしたい」

函館でワンオペ二人育児をしていた頃、ずっと言っていたことだった。

「育休の1年間は、みんなで札幌に住んで、トモエ幼稚園に通おうか。
オレは育休取ったら追いかけるから、もう1月から3人で先に札幌に行ったらいいよ」

2.年末に家を決め

校長先生に話して育休を取ることを決めたのが2014年12月14日。

年末年始は、ぼくの実家の旭川に家族で帰ることに。

車で函館から、札幌を経由して旭川へ。
その札幌で1泊滞在をして、不動産屋に行って、1月から住む場所を探した。

・トモエ幼稚園へバスで通える場所

・家賃は4万円程度

・部屋は2DK程度

こんな希望を伝えてみたら、「これはけっこう限られてきますねぇ」と、3件の候補を出してくれたので、そのまま3件を内見。

そのうち1件が、広くてバス停まで徒歩1分の絶好の場所だったので即決した。

3.しばしの別居生活

年末年始の帰省から、再び家に帰ってきたら、冬休み中に引っ越しの準備。

いつもの忙しい日々の中、どんどん荷物をまとめて、1月中旬には荷物を運び出して、3人は札幌へ行った。

当時住んでいた、函館の元町、築100年の古い広い古民家に、ぼくが一人残った。

ちょっと寂しかったけれど、4月になったら札幌に合流して、ようやく家族との時間を取れる。

出口のない日々だったけど、ようやく出口が見えて。

仕事も今年度のことだけに集中できた。
来年度のことを考えなくていいのは精神的に楽だった。

子どもに会うために19時帰宅、翌朝1時出勤のような、変なリズムで暮らすこともなくなり、仕事量が減ったわけではないけれど、精神的にどんどん楽になっていった。

こうして育休を取ることを決めて動き出したことが、わが家の大きな希望になっていた。

そしてとうとう、年度末、札幌への移動の日…(つづく)

仕事を辞めることを上司に伝える緊張感

2025年3月12日

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