1.旅先で、梅仕事講座をしましたよ。
今年の梅仕事はこちらで最終回。
岐阜の遊暮働学村「ととけっこ」さんでやらせてもらいました。
こちらの梅は、ご近所の神社さんのご好意で分けてもらった梅を使っているそうです。
なんともご利益がありそうなものですね。
さてさてこの梅を拝見して、本当はもう少し追熟させてから仕込みたいところですが、もう、仕込み終えてしまいたいとのこと。
ならばやってしまいましょうね、ということで、青梅を水につけてアクを抜いてからつけていきましたよ。
1時間ほどあくぬき。
それから、水を切って拭きます。
ヘタをとって塩と梅をミルフィーユ状に。
(画像撮り忘れですみません。)
2.家にあるものを使って梅干しを作る。
それでですね、仕込み方によって、道具や仕込みの手際が少し変わってきますが、今回のポイントは仕込み樽ですね。
仕込み樽がないお宅だったのでバケツと漬物袋を用意してもらいましたよ。
草木の染め物をされる方なので、そのバケツに漬物袋を二重にしてセットして、梅と塩を入れました。
落とし蓋代わりに使ったのは大きな丸皿。
こちらをしっかり消毒して梅の上におきます。
その上に重しするのですが、こちらは大きな石を重しにかけることをえらんだので、こちらも漬物袋で包んで雑菌が入らないようにしています。
(石を消毒するのは難しいので、袋で包んでしまうのが、1番簡単です。)
こんな感じになりました。
もう少し圧をかけたくて、この上に一升の焼酎パックを載せています。
ここからは、仕込んだ方に任せて梅酢をあげ、土用干しまで、質問を受け付けつつ、ご自身で経験を積んでもらっていきます。
美味しくなあれ😊。。
3.よもぎオイル作り
さて、ととけっこさんでは庭のよもぎで、よもぎオイルも作りました。
背の高いよもぎだったのでオオヨモギだとおもいます。
こちらをカットして大白ごま油で煮出していきますよ。
揚げ物にならないように80度前後で30分ほど煮出していきます。
じっくりゆっくり。。
子供達とおやつでも食べながら待つのが1番😊
だんだんとキレイな緑色に変わっていきます。
そうして出来上がったオイルを、晒しで漉(こ)してできたのがこちら。
奥の瓶はお持ち帰り用です。
本当はね、遮光ガラスがいいのですが手に入らなかったため、空き瓶で代用です。
冷蔵庫に保存すればしばらくは問題ありません。
持ち歩き用はロールオンの小瓶へ。
虫刺され、やけど、切り傷。。
なんでも気になる時に、少し塗ってあげたら楽になるのが早いなあと思います。
そして今回は3分ほどのハンドマッサージまでお伝えして、「日々の中で野草を生かす講座」は終了です。
オイルを垂らすたびにヨモギの香りに癒されます。。
効能は素人が公の場でお伝えすることができませんが、
この「よもぎの香りと色に心がふわっと癒される」ということだけでも
価値があるなあと個人的には思っています。。
いつも手元に自然があるってとても嬉しいものですから😊。。
岐阜の講座を終えてこれから愛知へお味噌に関する学びに向かいます。
お味噌の仕込み方だけではなく、楽しみ方もセットでお伝えしていく。。
何かを学ぶ時に大切なのは楽しいという気持ちでしょうから。。
岐阜でお世話になった方々に感謝をして次に向かいます。
ありがとうございました🙏😊
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