3年越しで遂に成功!ヘチマたわしの作り方

1.ヘチマでタワシを作りたい

ヘチマでね、たわしを作ったんですよ。
実はヘチマを育てるのも3年目。
毎年腐らせてしまっていたので、3年目の正直タワシです♪

札幌の山でのヘチマ育ては結構難儀。
定植が始まるのが6月。
10月の末には霜が降りるこの場所で、ヘチマを育てるのは結構難しくて、毎年三つほどの実が育つのがやっと。

本当はヘチマ炒めなんかにしておかずにもしたいのですが、まずは収量が少ないのでヘチマたわしのために栽培しています。

初めてヘチマたわしを育てたのは、タイに住んでいた時。
そこでのヘチマたわしは、自然栽培、自然加工でした(育ててないですね、笑)。

気候が合っているので、ヘチマはたわし用だけでなく、食べる分もガンガン収穫できます。
勝手に実って、勝手に枯れて気づけば木の上でヘチマたわしができていたんですよね。

私たちは、家から外を眺めて、そろそろ乾いたねーって頃を見計らって、収穫し、ナタで切って、皮を剥いて、来年用の種と食器洗い用のタワシにしていました。


2.札幌でヘチマたわしを作る。

こんな経験をしているので、札幌の山暮らしでも、ハウスで育てた後、ストーブのそばに吊るして乾燥させておりました。

それを2年ほど。

でもね、2年とも腐らせてしまったんです。
身がしっかり詰まっていたので、札幌で乾燥させるのは難しいと判断。
今年は煮てみましたら、見事たわしになりましたよ。

その工程を記録しておきますね。
興味ある方はどうぞ。

3.ヘチマたわしの作り方

大きく育ったヘチマを収穫後。


鍋に入る大きさにカットします。
煮た後、干すので結構縮んでしまいます。
私は小さくカットしすぎましたので、笑、半分から三分の一くらいがおすすめですよ。

ぐつぐつぐつぐつ。。。。

✴︎この時、まだ繊維が甘いのは溶けてきます。
翌年以降の参考のためよく観察しておきます😉

煮えたら、水を当てながら(熱いので)皮を剥ぎます。
面白いくらいにぺろっと向けますよ。

わわ、たわしだ✨
3年越しのヘチマたわしは、喜びもひとしお。

干し方はどんなふう風でも構わないと思いますが、我が家は省スペースで干したかったので、糸に通してストーブのそばに吊るしておきましたよ。


干した後はだいぶ縮んでしまいましたが、笑、それも経験。
来年は半分にカットして煮ようと思います。
キッチンで早速活躍していますよー😉

でね、使いながら一つ、気になったことがありました。

水を含むとなんだかぬるっとしてきてしまうものがあったんですね。
果肉が残っているのでは?と思い、再度煮立てて干してみましたら、すっきりといい感じで使える様になりました。

煮る作業の際、ついつい、早く仕上げたくてあげたくなってしまいますが、そこはじっくりしっかり身が煮えるまで待ってやることがコツ。

半分にカットして茹でているので、中身の状態も分かり易いので、2回目は成功です。

山岳地帯で暮らしていた頃、ヘチマは古くなると、キッチンからポイ捨て💕
ご飯をお持ち帰りして包んでもらったバナナの葉っぱも食事後はポイ捨て💕
ご飯を食べるのに使うココナッツの殻でできたお皿も割れたら、ポイ捨て💕

家ですらも釘以外はただただ朽ちて大地に帰っていくって状況を目の当たりにし、気持ちいいなあ、楽だなあって感じていたその感覚をこのへちまは思い出させてくれます。

大地に還ってくれるって、ほんと、らくちんなんですよね。

来年はもう少しヘチマが大きくなってくれたらいいな。
まだまだ研究は続きます☺️

石鹸を使わない生活なんて可能なの?

2022年2月19日

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