育苗(いくびょう)をしています。
畑仕事、5年目の我が家、毎年少しずつ試し試しやっていますよ。
「暮らしを作る」仕事は多岐にわたるので、農に特化してはいないので、畑に関してはゆっくりゆっくり亀さんの歩み。
まだまだ素人なので、「始めたばかりだよ。」という方の参考になればと思い、記録を残そうと思います。
畑の始めは苗を購入して始めるか、種から始めるか。
なんでも一からやろうとしたら苦しくなるので、ご自身の今の状況で決めたらいいと思います。
私も種から育てるものと、苗を購入してくるものと今はまだまちまちです。
いつか自在にできるようになれたら楽しいかもしれませんね😉
ではでは芽出しのお話を。
■目次
1.種を知ること。
育苗するにあたって、種を知ることが大事だと知りました、
①発芽温度
②外殻の硬さ
③好光性種子か嫌光性種子か?
①発芽温度
南の方の植物なら発芽温度が高いので、種を落とす時期、落とす環境を気にしてやらねばなりません。
②外殻の硬さ
外殻の硬さによって手を加えてやることもあります。
本来なら手をかけないのがベストなのかもしれません。
でも、寒いところは発芽までに時間がかかりますし、私は、少しだけ、人の都合にさせてもらっています。
③好光性種子か嫌光性種子か?
光が好きな種は土は浅くないと出てきません。
私もタイバジルなどはほとんど砂をかけず、表面が乾燥しないよう濡れティッシュをかけて保湿して発芽を待ちます。
正直、畑に関しては詳しくないので、ここら辺に留めておきます。
でもこの四年、育苗をしてみて、とても大事なことだと思ったので、私はこの時期、これを見ながら芽出しも試みています。
2.発芽しやすくするために。
②外殻の硬さに関してですが、ヘチマやナスタチウムは発芽までに時間を要します。
外殻が硬いので、まずはタネが水を含み、中まで潤うまでに時間がかかるのだと思います。
今年はそこを解決すべくトライしてみました。
外殻に少し傷をつけてやるといいそうです。
そうしてから一晩水につけてやります。
2−1.ヘチマの場合
ヘチマは尖っている部分が大切だそうです。
丸みを帯びたお尻の少し隣を爪切りでパチャンか、ヤスリで擦ってあげます。
尖った部分は大切なので切ってはダメだとか。。
私はちょっとやっちゃいましたが、程度なのでしょうね、ちゃんと出てきましたよ。
2−2.ナスタチウムの場合
こちらは写真が見当たらずごめんなさい。
尖った部分を避けてヤスリをかけていきます。
ちょっと色が薄くなる程度まで。。
ちなみに、バタフライピーも同じです。
こちらも硬いので一角をヤスリかけました。
よくみると一つずつ角の部分が擦られて白いのが見えています。
そして一晩水につけて。。。
3.保温する
どれも発芽温度が20度を超えるので、保温してあげました。
半分はナーサリー(育苗)ペンダントにして体温で温めて、もう半分は麹と一緒に電気毛布で温めます。
ティッシュを水で濡らしてジプロックへ。
腹巻に入れる方もいるそうですがペンダントにしたら落としません。
我が家は標高が高いので夜のうちに気温がだいぶ落ちてしまうので、一定の温度で保温する手段が必須です。
その土地にあった形をみつけてくださいね。
4.もう一つの保温法「電気毛布」
こちらも重宝します。
我が家は麹をよく作るのでその隣で保温することが多いけど、電気毛布での芽出しも可能です。
麹の隣で一緒にぬくぬく。
種だけの保温。
ここにコード付きの温度計のコードをいれて、電気毛布でくるっとくるんで。
それでも寒い時は、外側に私のコートをかけてあげます。
時々、温度計で電気毛布内の温度を確認し、電気毛布のスイッチを調整します。
✳︎聞き慣れないと思うので参考に、コード付き温度計を上げておきますね。
このコードを土ではなく、電気毛布内に突っ込めば、濡らすことなく、「電気毛布内の気温」がはかれますよ。
毛布内温度を25度以内になるようにしてお世話してあげると早ければ3日、あとは個々に合わせて徐々に発芽してきます。
5.発芽したよ。
ヘチマちゃん。
ナスタチウムちゃん。
かわいいですねえええええ😍
こうなったらポットに埋めてあげます。
あとは最適温度の場所に置いてあげれば、根がついて、葉がひらくと思いますよー😉
このあとは気温の上昇を少し待って家からハウスへ移動です。
夜のうちはハウスといえども寒くなるのが札幌です。
ビニールをかけてやって温度をなるべく下げないようにしてお世話していきます。
元気に大きくなあれ。
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