みすまい暮らしのマルシェ、遊びに来て頂いてありがとうございました😆

こんにちは。
嫁です。

マルシェに遊びにきていただいた方、応援していただいた方、ありがとうございました🙏

マルシェの参加、5度目の私。
お裁縫が好きな私は、ちくちく作家として出店させていただいておりましたが、今年は骨折したり、麹作りを学び直したり、いろんな日々の変化があり、「暮らしをシェアする」という方向で、今回はお店を開かせていただきましたよ。

そもそもの私の興味が、日本の伝統的な文化やおばあちゃんの知恵袋を生かした暮らしでしたので、楽しくお店の準備をすることができました。

そんな報告を少しさせてください。

1.北と南をつなぐプロジェクト「Namakafuu🌱」

沖縄でお味噌仕込み講座をした時のご縁から、沖縄の素敵なものを送っていただきました。

塩あり、スパイスあり、シリシリ器あり。。
日本って南北に長いので、国内でたくさんの素敵なものが揃ってしまうんだなあって、感じてきたので、それをお伝えするためのコーナー。

身土不二が素晴らしいことはもちろんですが、せっかく同じ国の中で素敵なものがあるのだから、それを一緒に喜ぶことで繋がりを得て、自給率を上げていきたいな、という願いと共に。

繋がりの中で得たものは、喜びと感謝が自然と湧いてくるので、生きていく上で大事なエネルギー源になると思います。
しかも国をまたがないぶん、必要以上の農薬やエネルギー使わなくて済むんですよね。

パーマカルチャー沖縄の、ゆみちゃんから届けてもらった塩や、からき(沖縄ニッケイ)というシナモンの香りのお茶。これでチャイ風にしても楽しい。


ベジ薬膳家のふみかちゃんから届けてもらった、お味噌やヒバーチというスパイス(胡椒)、シリシリ器。

(おやつは県産食材だったのが楽しかったのでおまけです😆)

ヒバーチは沖縄蕎麦で使われるそうですが、スパイスって、いろいろアレンジ可能ですよね。

シリシリ器は個人的なお気に入り。笑。
スライサーと違ってガサガサにお野菜が切れるので味馴染みも良く、炒め物だけでなく、サラダや、時短お味噌汁にも。(小さく切れるので火の通りがはやい。)。
我が家はワンルームなので、最低限のもので暮らしていますが、これはとっても重宝するのです。。家事楽にもなりますよー。

2.旅好きが選んだ蔵仕込みのお味噌

手前味噌がもっと美味しく仕込めるようになりたくて、この春に麹作りを勉強し直しました。
その中で、いろんな麹を自分の手で仕込むことになったのです。

米麹、麦麹、豆麹、醤油麹、玄米麹、焼酎用黒麹と白麹

そしてね、それを自らの手で仕込んでみた時に、本場の味を知りたくなっちゃったのです。

九州や愛媛で仕込まれた麦味噌。
名古屋で仕込まれた八丁味噌。

そうこうしているうちに、お味噌には各地域に文化が繁栄しているとわかったのです。

山梨の甲州地方では、米作が十分でなかったため、「麦と米を合わせて麦味噌が生まれた」とか、能登地方ではお醤油文化が盛んであったため、「やや水っぱいお味噌が好まれてきた。」とか、信州の方では、「独自の製法で作られたチーズの様な風味のお味噌がある。」とか。。

おばあちゃんの知恵袋が大好きな私の興味に引っかかり、旅先での蔵巡りが始まりました。

その中で蔵人さんから教えていただいた知恵と共に、今回お味噌を並べてみたんですよ😌

そうしましたら、皆さん喜んで聞いてくださって、買ってくださいました。

井伊さんのお味噌は麦麹100%で仕込まれた甘味噌。
麦味噌文化の地域では、大腸がん発生率が低いという統計がでているそうです。
麦に含まれるベータグルカンの成長作用、食物繊維が素晴らしいとか。

沖縄のお味噌も並べました。
沖縄は食べ物が豊かな南国地域。
まだお味噌の文化もたった120年ほどだっていうことに驚くと同時に、沖縄文化に思いを馳せました。

微生物の量も活動量も圧倒的に多い南国地域。
たった三ヶ月ほどでマイルドな甘めの味になっていて、北国との違いにおどろきました。(我が家と同じ配合で、お友達に仕込んでもらったお店がびっくりするくらい甘くなっていて、環境の違いによる変化がとても面白いんですよね。)

せっかくなので今回のマルシェで麦麹も仕入れてお分けしました。
味噌仕込みの時期でないとなかなか手に入らない麦麹、こちらも喜んでお買い上げいただきました。
食事は毎日のことですから、日々の中で楽しめる、そんな気持ちをお裾分けできてうれしかったな。

お家での麹作りをお伝えできる様にもう少し勉強中ですが、お味噌による食養生もできると蔵巡りをしながら感じておりますので、そんなこともお伝えできる様に、なりますね😌
手前味噌がますます楽しくなると思います。

3.農家さんの応援

Yukiが何年も農家さんのお手伝いをさせていただいています。

まだ寒い時期から種籾をし、育苗して、田んぼに苗を植えて育てていく大変さ、土を育てていく時のその農家さんの思い、みんなが安心しておいしいものを食べてほしいという気持ちからくる農家さんの沢山のご苦労や優しさ。

そんなことを、yukiを通して何年もかけて、感じさせていただいてきたので、未来と農家さんにための力になれることはないかと小さく、小さく自分達のできることの中から動いています。

我が家はハネ品と言われる傷がついて市場に出回らないお野菜をいただておりますが、今回は、超低農薬の新米を宣伝させていただきました😌

「農家さんから直接お野菜やお米を届けていただく。」

そんな暮らしを13年ほどしておりますが、箱を開ける時のワクワク、直送で届くお野菜たちのおいしさは格別なんです。
そしてね、そんな風に畑が見えるかの様な食卓は、日々の中で、自然と畑や農家さんの話となり、感謝が溢れます。

そんな農家さんの分身たちは、食育とか、「食べ物を粗末にしないでね。」という言葉を超えて、感性に響く力を持っているんですよね。

我が家は、私たち大人にとっても子どもたちにとっても、豊かな食卓になりました。
そしてそれは生きる上での安心感ともなっていくなって学んだのです。

「農家さんと消費者をつなぐこと。
 大地とキッチンをつなぐこと。」

安心感をいただいてきたので、私ももう少し行動を起こしてみます。
少しでも裏を知った消費者として、繋いでいけたらいいなあと思っています😌

4.日常がうれしくなるものを身につけるお手伝いを。

ということで、少しではありますが、手作りの布物も並べました。

ふんどしおパンツは鼠蹊(そけい)部とウエストを締めつけない肌着です。
私自身が身体を壊して寝込んでいた頃に使い始めたのがきっかけですが、年々冷えが緩んできているのを実感。
私自身の経験で、必要な方に届いたらいいなと思い仕立てています。

夏の間は涼しいですし、冬の間はゆるめのレギンスの下に履いています。
血液の流れを邪魔しない、ただそれだけのことですが、日常の緊張もすこーし緩んでくれる気がするんですよね。

そして布ナプキンや、

(理由はわかりませんが、こちらを使い始めて10年、生理痛などがなくなったので、愛用しています。)

手作り服などを。

(前回のマルシェで出会った方が注文してくださったよもぎ色のサロペットスカート。
ご本人のリクエストが「抹茶色」だったのですが、
着てくださったお姿を拝見して、野草で染め物屋さんをしてらっしゃる彼女に似合う
優しい「よもぎ色」だなって感じました😌)

「好きなものを身につけると何気ない日常がふわっと嬉しくなる」、そんな気持ちをシェアしたくてこのお仕事をしていますが、とっても喜んでくださってホッと一息です☺️

好きなものを身につける日常は、誰か見ていなくても、なんとなく嬉しい。
私のお仕立てしたものが「自分を好きでいるための、力の一つ。」になってくれたら嬉しいです。

そんなこんなで、暮らしを楽しむをコンセプトにお店を出させていただきました。
たくさんの方に来ていただいて、農家さんが一生懸命間に合わせてくれた新米も、蔵人さんと直接やりとりをして届けていただいたお味噌も完売。

暮らしにまつわる伝統的文化や、日本の豊かな自然を守っていく行動を少しでもとれたらなと思っています。

足を運んでいただいた方、この熱い(笑)思いを読んでくださった方に感謝を込めまして。
ありがとうございます。

私自身は目一杯の一日でしたが(笑)、楽しかったので、また、こんな風にお店を出せたらいいなって思います😆
自分に大切にしたいと思うことを一歩ずつ形にしながら未来につなげていきたいな。

「暮らしがちょっぴり楽しくなるエッセンス」を足しながら、ゆっくり日々を営んでいく。

2021年5月24日

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