1. おいしすぎるカボチャとの出会い
秋になって、カボチャのおいしい季節になりました。
ぼくは昔から、カボチャ、かなり嫌いでした。
特に嫌いだったのが、カボチャの煮付け。
とりあえず一言で言うとおいしくないのと、あの、皮だけ硬い感じ。
そして、食べたくないのに母ちゃんに
「食べなさい!」
と怒られながら無理やり食べさせられる感じとか。
(ちなみにこのブログ、母も見てますw)
だけど2年前、南幌の佐藤農場のカボチャを食べてから、ぼくのカボチャ嫌いは一変しました。
カボチャがこんなに美味しいなんて…
ぼくがお手伝いに行っている南幌の佐藤農場さんは、30年前から無農薬・無化学肥料での野菜作りに取り組んでいる農家さん。
自然の力を最大限に生かしているからなのか、カボチャに限らずですが、とにかく信じられないレベルでおいしいのです。
ということで、今年もそんなおいしいカボチャが食べられる幸せな季節がやってきました。
で、あまりにも元がおいしいため(「素材のおいしさ」という表現がピッタリっす)、うちではこちらで紹介するように、味付けせずにただふかして食べてます。
2. ふかしカボチャの作り方
ということで、うちでの食べ方を紹介しまーす。
2-1. 鍋に水を入れる
鍋に少量の水を入れます。
少量というのがポイントです。
多量の水で「煮て」しまうと、せっかくのホクホクのかぼちゃが、ベチャベチャになってしまいます。
だから少量の水を沸騰させた、蒸気で「ふかす」のです。
そしてうちの場合は、土鍋を底上げする板みたいなもの(これ、なんて言うんだろ?)があるので、これを入れて、カボチャが直接水に触れないようにしています。
まあ、この上げ底板(と呼んでおきます)、なければなくてもいいと思います。
2-2. 切ったカボチャを入れる
で、その中に一口大サイズに切ったカボチャを満杯まで入れて。
蓋をして15〜20分沸騰させて(ふかして)できあがりです。
で・す・が、
うちでは、こんな感じでカボチャを山盛りにしてます。
で、金属のボウルで蓋してます。
こうすると、一度にふかすことのできるカボチャの量が増えるので。
別にこうしたからと言って、味は変わらないと思います。
2-3. ふかす
こんな感じで、全く何も味をつけることなく、15〜20分ほどふかすと、おいしいカボチャのできあがりです。
佐藤農場さんのカボチャ、マジでうまいので、このまま塩もつけずに食べてます。
驚きなのは、子どもたちの手が止まらないこと。
ずっと食べ続けてます。
ポテチとかチョコとかだと、子どもたちが食べ続けていると心配になってしまいますが、これならばいくら食べても大丈夫なので、安心おやつとしても最適。
3. 「むす」と「ふかす」の違い
余談ですが、このブログを書いてて、蒸しカボチャって言うか、ふかしカボチャって言うか、ちょっと迷ってgoo辞書で調べてみました。
むす:湯気を当てて熱を通す。ふかす。
ふかす:蒸気を当てて、やわらかくする。むす。
「むす」の説明には最後に「ふかす」があって、
「ふかす」の説明にも最後に「むす」があります。
同じじゃんか、と思えますが、「ふかす」には、「やわらかくする」という意味がありますね。
そんな意味があるからか、「ふかす」というのは、カボチャとかイモとか、根菜類のような、元々固いものを柔らかくするニュアンスが含まれてるようですね。
以上、豆知識でした。
農家さんを手伝って採れたカボチャを食べるという、仕事のような学びのような遊びのような暮らし、そんな遊暮働学な日々を送っております。
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