タイのパーマカルチャーファーム、サハイナンでの滞在。
初めて滞在したのは、2015年11月~2016年1月。
翌年、やはりもっとパーマカルチャーを実践的に学びたいと、
2016年12月~2017年2月の予定で、再びサハイナンに滞在しました。
サハイナン滞在、前半の大きなプロジェクト、家のキッチン作りを日々行ってました。
竹で板を作る
今朝はキッチン作りから。
早く作りたくて6時頃から作業。
竹の上にさらに竹を乗せます。
その上に板を敷くのだけど、板も竹で作ります。
竹に、縦にたくさんナタで切れ目を入れます。
そして竹の筒に、一本の切り込みを入れて開くと、
板状になります。
最初に無数に細かい切り込みを入れておいたので、
こんな風に竹を開くことができるんですよ。
これを先ほどの竹の上に乗せれば、重いものを乗せても大丈夫。
キッチンの天面になります。
午後はみんなで買い物。
後ろの荷物置き場に乗って風を切りながら気持ちのいいドライブです。
さて買い物を終えて夕方。
キッチン作りはこれから水道を引くのですが、
それにはパイプや蛇口が必要なので、一旦待ちです。
なので、サンドットさんと話していた新しい仕事をスタートします。
前回学びたかったけれど学びきれなかった、家づくりです。
今回はなんと、なんとなくここら辺に作ってね、という以外は、
ぼく主導でやらせてくれるという、すごい企画です。
もちろんアドバイスをたくさんしてもらいますが、
どのような家を作りたいかなどは、自分が決める感じです。
この家は、のちにぼくらが住む家になりました。
タイの家づくりシリーズも、この後連載しますね。
まずはその場所に行きました。
相変わらずのジャングルです。
ここに行くまでには、今住んでいる家から徒歩2分ぐらいですが、軽い崖を降りて行く感じです。
なのでそこまでの道も作りつつ、建てる場所の草木をきれいにするのが最初の作業です。
1時間ほど作業をして、少し空間ができました。
新しい作業にわくわく、明日も楽しみです。
キッチンに水道を
今日は1日家の前でキッチン用の水道づくりです。
まずはこれ。
左右に伸びているラインが既設のトイレに行っている水道管。
ここを切断してT字のコネクタで分岐させ、キッチン用の元栓となるバルブをつなぎます。
そして家の前まで水道管を持ってきます。
管と言っても金属ではなく、ホースのような形状です
(写真見づらいすね。ホースあるのわかります?)
家の前の、サンドットさんカーが通る道を横断して家の前まできます。
試しにバルブを開けて見ると…
このように水が出ます。
そういう風に作ったので水が出ることは当たり前ですが、
やっぱり自分で作ってちゃんと水が出るとかなり感動します。
水が出ることを確認できたので、バルブ以外の管の部分を埋めていきます。
道路横断の部分は深めに埋めます。
と言っても10センチ程度。
ここで1つ目の蛇口用の管を立てます。
これは家の外で水撒きなどに使用する蛇口です。
家との位置関係はこんな感じ(家の左側にある縦の水色の管がその水道です)。
そしてメインのキッチン用水道。
キッチンが物置状態ですが、こんな感じです。
まだ蛇口もシンクもありませんが、雰囲気が出てきました。
ちなみにおもしろいもの見つけました。
これは何でしょう?
土が山盛りになってます。
その土の表面を削った写真がこれ。
小さい虫がたくさん。
答は、シロアリの巣だそうです。
こんな巣を作るなんて、すごい!
(この記事は、2016年12月19日、21日のブログを再編集したものです。)
この記事を書いてから、2年弱が経ちました。
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