パーマカルチャーデザインコースが開講されます。
2013年1月に「パーマカルチャー」という言葉を知って、
約3年経った2015年12月、ついにサンドットさんからパーマカルチャーを
学ぶことになりました。
その初々しい頃の様子を紹介しますね。
今朝は5時半起床。
6時に家族全員でキッチンへ。
ここ最近、村長さんの家族が来ていて、食事の準備を手伝ってくれる。
今日もかなり準備ができていた。
相当ありがたい。
おかげで朝は時間があったので、村長さんの指示で掃除やガーデニングをお手伝い。
仕事をしてから食べる朝食はうまい。
そして洗濯をして9時からパーマカルチャーコース。
さっそく今日の内容を。
エネルギー、太陽光発電
☆
よい野菜を食べることは、体にとって薬になる。
タブレットのようなものを毎朝とったりすることは、健康を害しかねない。
毎日ジャンクフードを食べることは危険。
多くの化学調味料をとることになる。
サンドットさんの名言”Food is medicine. Medicine is food.”
食べ物は薬であって、薬は食べ物だよ。
サンドットさんがある植物の葉っぱを指して、これは薬だよと説明。
それに対して、それは何に効くの?と聞いた時の回答。
食べ物によって、体のバランスを整えることが薬の役割であって、
どんな症状に効くという考えではないよ、というニュアンスでした。
☆
一年のうち、長期休暇の日数比較。
この日の受講者は4人で4カ国だったのでそれらの国の比較。
フランス35日、日本10日、アメリカ20日、韓国20日。
1日の勤務時間、フランス8時間、日本12時間、アメリカ8時間、
韓国8時間(ただし法律で。現実はもっと長いとのこと)。
フランスを例にとって、年間の勤務日数を考えてみると、234日。
続いて村長さんの場合。
食料、特に米のために働く日数は130日。
残りの235日は休日だそう。
建築などもやるけど、それらは好きなことで趣味みたいなものだから、
働いている感覚はないという。
シティライフでは、例え建築のエンジニアであっても、25年かけて返す借金をして買う。
これはかなりのストレスだろう。
ここの家は、村長さんは2週間で建てた。→ハッピー!
そんな村長さんも、普通に会社勤めの時代があり、ストレスをためていた。
ずっとやめたいと言っていたが、10年間やめさせてもらえなかったとのこと。
仕事はサクセスだったがハッピーではなかった。
☆
次に今日のメイン、エネルギーについての話。
ここでいきなり話をふられた。
君は電気の先生だから、授業やってと。
聞く気満々で来たのに、即席で授業をやることに。
かなりドギマギ。
ちょうど授業をやっているクラスルームに太陽光発電があったので、
そのシステムの説明から始めた。
続いて電力の説明、電圧、電流の計測の実演から、
その値を使っての電力の計算など、結局1時間ぐらいやったのかな。
終わると拍手してくれた。
ありがとう、英語で授業したのは初めてだったよと言うと、
おもしろかったよと言ってくれた。
よかったよかった。
今回のタイ滞在は、自分にとってはずっと夢だった留学のつもりで来ている。
だから英語で授業をできたこの経験は、留学の意味を強めてくれたと思う。
留学って、語学留学とか、学校に通うものという考えがあったけど、
長期旅行や長期滞在などを、留学としてとらえて日々を過ごす、
というのもある意味、留学だなと考えていました。
実際、3年間で合計8か月間、英語で暮らした日々で、英語の自信がつきました。
英語力というよりは度胸の方でねw
続いて村長さんから、ソーラーシャワーや、風車の羽根の部分に洗濯物をつけて、
風で乾かしながら、その回転力で動力を得るシステムの説明があった。
ここで午前終了、午後の長いお昼休みは、今日はライスヌードルや果物を食べて過ごした。
少しずつできることが増えていくのが嬉しい。
パーマカルチャーデザインプロジェクト
午後は最終日のプレゼンについての説明。
パーマカルチャーファームを机上でデザインし、それをみんなの前で発表する。
個人で作ってもいいし、グループで作ってもいい。
A1サイズぐらいの大きさのけっこうでかい紙に、ファームの絵と、要点などを書き込む。
自分は、最近ゲットしたフィールドの理想像を設計することにした。
設計にあたっては、ライフプラン、目的、タイムスケジュールなども考慮するという。
改めて今回学んで活かしたいと思ったことは次の通り。
・Lazy farm
・Work for food
・一般的な生活というのは、欲からできている。
・大幅に減らすことができるもの: インターネット、買い物、本
・今後増やしていきたいもの: 実践、ブログなどのアウトプット作業。
そんなことを考慮しながらプレゼンを作成することにした。
その後は、やりたい人は染め物をやるという時間だったが、自分はプレゼン準備を。
村長さんの家族のおかげで今日は5時半に夕飯開始。
こうしてあっという間の1日が終了したのでした。
さて、パーマカルチャーコースはあと二日間。
これが無事終了すれば、あとはけっこう気楽な一か月を過ごすことができるので、
これが終わった後の生活もまた、新生活が始まるようで楽しみ。
ついでに日本に帰るのも、快適な生活ができるのでこれまた楽しみ。
さらにはサタデーマーケットまであと4日。
ということで明日もがんばるぞー。
(この記事は、2015年12月8日のブログを再編集したものです。)
パーマカルチャーを初めて学んでから、2年半が経ちました。
この考えをもとに、今では、パーマカルチャー的生き方を実践しています。
そのような生き方について、メルマガ講座で具体的な内容を発信しています。
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