手作りしょう油の作り方教室を開きました♪

1.みつくりさん家の手作りしょう油講座

ヨメのさえです。

お醤油の仕込みを始めて3年。

今年は初めて講座も開催しました。

私が経験してきたこと、調べてきたことをまとめてイラスト入りで資料を作りました。

画像1

初めてイラストを添えてみましたが、ウンチクも書き込みやすくなり、皆さんに楽しんでいただけたようでホッと一息(^-^)

2.一滴の神秘

Yukiと対照的に人様の前で話をするのが苦手なので、資料をメインに言葉を添えながら進めていきました。

まずは参加した方のご希望で、去年仕込んだものを絞るところから。

お醤油はこの一滴ずつの集まりでできています(^-^)

蔵では絞りの始めは、もろみを重ねた重みで絞っていき、最終的に上から圧をかけて絞り切るそうです。

実は神秘の集合体。
自分の手で仕込んでみることで身体で感じることができ、食事を囲むことがさらに嬉しい時間になっていきます。

3.お伝えしたかったこと

質素であっても、目の前にある食材のひとつずつにストーリーがあり、喜びと感謝がある豊かさ。

我が家の質素な食卓の背景はそういうことを家族それぞれが理解していることと、山岳地帯で助け合って暮らしを営んだ経験からくるものです。
断水も多いこの場所で、断水を解決してくれる仲間の力で食事ができる、そういう経験も手伝ってくれて、ご飯とお漬物、お味噌汁の食卓は恩恵だね、と思わさります。

お醤油に関して詳しいことは正直、まだ勉強不足ですが、今、私がお伝えしたい想いはそんなところにもあるので、このフレッシュな気持ちとともに、講座をする決意を固めていました(^-^)

なのでこの絞りにも想いがこもります。

一年という時間お世話をして、乳酸菌や酵母の働きを手伝ってできたお醤油。

この分離した状態から酵母や菌がメイラード反応を起こして見た目も味も香りも全く違うものになって行きます。

画像3

4.仕込んでみる

お醤油はお味噌よりも手間がかかるんですね。
そんな仕込みのお話をしてから、みんなで仕込みをしました。

今回はご家族での参加が多かったので、皆さん、一つに小さな瓶を囲んで、額を合わせて、おしゃべりをしながらまぜまぜしていらっしゃいました。

小さな瓶を囲んで額を合わせて家族で手を動かすっていいですね。
ご家族それぞれの会話が外に聞こえて、みんなでそのエピソードにほっこりしたり、笑ったり。

画像4

とても楽しい仕込みとなりました。

菌は子どもの手が入るとぐんと良くなるといいます。

皆さんお子さんの興味と重なっていたので、お子さんの手が入り、菌も心なしか嬉しそうにぷくぷくとおしゃべりしていたように思います。

5.オマケの時間

我が家の子どもスタッフも手伝ってくれての講座、子どもたちが意気投合し、この日は番外編で山探検へ。

画像2

一年ほど前に「自然の中で遊ぶ楽しさを伝えてもわからない子どもたちが増えたんだよね。」というお話を聞きました。

私もね、アウトドア経験すらほとんどなかったから、今の暮らしは想像すらできなかった人生になったなあと思います( ̄∀ ̄)。

でも、ここに暮らして数年、今は思います。

人の目を気にし、不安と恐怖、悲しみを抱えてきて苦しかった私を救ってくれたのは、心に吹き始めた自然からの風だったんだなあと。

未来に残したい子どもたちへの想いがあります。

「自然の楽しさ、不思議さ、美しさ、壮大さ、気持ち良さ」を感じて、心のどこかにその心の震えを持っていてもらいたいっていう私の願いが生まれたのです。
人それぞれぞれですから、私の想いは私の想いでしかないんだよと、意識をしながら心の片隅に置いています。

色々あるけど生かされてるんだよ。
そして生きるのは自分次第でもっと楽しくなる。
そんな自分に対する希望を私が頂いたように、自然の中で自分を味わうことであなたにも感じて貰えたら嬉しいから。

緊張しながら迎えた私にとってはちょっとハードな1日。
でも、皆さんの嬉しそうなお顔のふーっと深呼吸。
参加してくださった方、ありがとうございます😊
ステキなご縁と時間に感謝をして🙏

仕込み時間たったの10分!?伏流水しょう油を作りました

2020年12月29日

暮らし自体が、遊びでも、仕事でも、学びでもある。だから究極、ただ暮らしていれば、暮らしが回る。そんなライフスタイル「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」の実現方法を、無料のメルマガ講座でお伝えしています。興味のある方は、下のフォームからメルマガ講座にご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。

現在1,300人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ