1.母校北大へ
今年6月、北海道大学の小田博志先生から連絡がありました。
「文化人類学」という講義の中で、ゲスト講師として学生に話してもらいたいという、何とも光栄なお話しでした。
自分が学んだ北大で講義をさせてもらえるということ、とてもありがたく、感動です。
そして当日、2025年10月22日。
久しぶりの北大。
なんかワクワク。

大学構内に川が流れてる。

大学時代は、初めて見る大学が北大だったので、こういう広々したところが大学なんだと思ってた。

だけど、学会で、とある東京の大学に行ったら、大学全体がビルで、教室は全てビルの中にあり、教室間の移動はエレベーターという、北大とのあまりの違いに驚いた。
そんな経験をしてから、やっぱり北大はいいなぁ〜と思うようになった。

さて、本日の舞台、文学部です。
ぼくは学生時代、工学部。
それなりに友だちはいたけど、文学部の友だちは一番少なかった気がするので、ある意味、かなり未知な学部。
みんな、大量の本を読んで、スゲー英語ができるイメージ。

「6番教室」という、なんか歴史を感じさせる雰囲気の教室での講義です。

授業開始前の休憩時間、続々と学生が集まってきます。
パーマカルチャー研究所始まって以来、人前でしゃべる機会はそれないにあるけど、こんな人数の前で話をするのは初めてかもしれない。

2.講義「働かずに楽して生きることは可能なのか」

ぼくは学生時代、講義中、かな〜り、寝てましたw
なので、大学の講義では、学生は基本的に寝るもの、という認識があります。
でも、自分がしゃべる側だと、やっぱり学生に寝てほしくはないもの。
「起きて聞いてねー」という意味で、ちょっと刺激的なタイトルにしてみました。
タイトルは、「働かずに楽して生きることは可能なのか」
おかげさまで?、みなさんちゃんと起きて真剣に話を聴いてくれました。
3.質問タイム

一応、先生からのご要望があり、60分話した後、質問タイムの時間を作りました。
でも、これまたぼくの学生時代の経験では、「質問は?」と先生に促されたとき、質問する学生は皆無でしたし、ぼくもたとえ質問が思いついても、みんなの前で質問することはなかったので、まあ、一つも出ないだろうと思っておりましたら…
たくさんご質問、いただきましたー🙌
質問の一部を書いておきますね。
- 自給自足をもっと極めて、仙人的な生活を目指すという選択はあったのでしょうか
- こういう暮らしを自分もしたいと思いつつ、子どもが生まれたらちゃんとした高校に通わせたいと思いますが、両立できるものですか
- こうした暮らしを豊かな暮らしと表現する人が多い中、私はずっと都会で暮らしていたので、実感としてはあまり分かりません。三栗さんは、この暮らしで、どんなときに豊かさを感じますか

4.懇親会も😍
その後、ぼくがトランジション・タウン札幌で一時期、毎月お世話になっていた、フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」で懇親会。
先生が学生さんを呼びかけてくれました。
当日の、しかも卒論追い込み時期でお忙しいのにも関わらず、たくさんの学生が来てくれました。
最近の就活事情や、海外志向、卒論テーマの話や、将来のお話しなど、なかなか聞くことのできない、未来ある若い学生さんとお話しできて、とってもとっても楽しかったです。
最後、解散するときに、「ぼくは飲んじゃったから運転できないので、今日はどこかホテル泊まります」って言ったら、学生さんが「うち、泊まって行ってくださいよ」って言ってくれて、そんなに受け入れてくれるなんてと、めっちゃ嬉しかったです。(結局、さすがに遠慮してホテル泊まりましたが)。
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