1.ログハウスフェスタにて

2015年7月末
エコビレッジ体験塾で、小屋作り講座に行った。
そこで小屋作りを教えてくれた、大工のCさんが関わっているというイベント、「ログハウスフェスタ」というログハウス関連の展示イベントに行った。
そこは、自分の住んでいるアパートから車で10分ちょっと。
イベントに行くと、さっそくその大工のCさんを見つけた。
「小屋作り講座では、ありがとうございました」
さっそく、声をかけて、先日作ったばかりの名刺を渡して(これが2枚目の名刺)、パーマカルチャー研究所の拠点となる土地を探している、という話をした。
するとCさんは、自分も事務所で太陽光発電をやっているから、電気のことを色々教えてほしいなど、オレの名刺に書いてあることに興味を示してくれて、色々と質問をしてくれた。
そして、
「土地を探しているんだったらね、ちょうどここのブースでそういう土地を紹介しているはずですよ」
と、イベント会場内のブースを案内してくれた。
この「ログハウスフェスタ」では、ログハウスだけではなく、ログハウスを持ちたい人に土地情報を提供する人、ログハウスの中で使う薪ストーブを展示する場所なども集まっているということだった。
2.キャンピングカーの中で渡した3枚目の名刺

さっそくそのブースに行ってみる。
ブースと言ってもそこは、キャンピングカーが置いてあるだけ。
中に入ってみると、Nさんという方がいて、そのキャンピングカーの中で土地情報を提供しているようだ。
Cさんに紹介されないと、外から見るだけではただ車が置いてあるだけで、自分では絶対にここにはたどり着けなかっただろう。
さっそくCさんに、3枚目となる名刺を渡しながら、パーマカルチャー研究所の拠点となる土地を探しているという話をすると、ゆっくりとした丁寧な口調で、こんなことを言ってくれた。
「個人的にも非常に興味があります。
ぜひとも実現してほしいですね。
自分も家づくりでは、大きすぎる家を建てて失敗しました。
たとえば小屋作りなどができれば、もっと住むことや、家という選択肢が広がりますよね。
その研究所をつくって、この名刺の裏の右側に書いてある「実践予定のテーマ」というものが、左側の「実践中のテーマ」にどんどん移動してくれるわけですね?」

と、短時間で、ものすごく自分のやりたいことを理解してくれて、「後日そういう土地を紹介させていただきます」との言葉をいただくことができた。
とはいえ、これはただ話をしただけで、何か契約があるわけでもない。
多分連絡は来ないだろう。
でも今回分かったのは、自分の興味のあるイベント(今回はログハウスの展示イベント)や、紹介されたイベント(今回は小屋作り講座の講師であるCさんに紹介された)に行ってみると、意外と話がスムーズに進みやすいということだ。
今後もそんなところに顔を出して、名刺を渡して土地を探してます、ということをやり続けよう。
100枚ぐらい名刺を渡して色んな人と話をすれば、何かいい土地が見つかるかも知れない。
次、4枚目の名刺は、どんなところで渡したらいいかな。
そんなことを考えながら10日ほどが過ぎたある日の夕方、ケータイのメール着信音が鳴った…(つづく)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、拠点となる土地を探している時のことでした。
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