1.いきなり紹介してもらった最高の農地

2015年7月
パーマカルチャー研究所の拠点を作りたく、そんな土地を探していた。
名刺を作って、小屋づくり講座で会った人に、その記念すべき1枚目の名刺を渡して、もしそんな土地があったら紹介してくださいと話をした。
すると3日後、なんと本当に、その方から連絡があった。
「先日話していた土地の件ですが、離農した人の農地があって、紹介しますよ」
そんなことってあるのか!?
土地が見つかるまで、何十人にも名刺を渡しながら、こうした話をしてお願いしてみようと思って作った名刺。
それが、1枚目でいきなり紹介してもらえるなんて、そんなことある!?
ワクワクしながら、家族全員で、その土地を見に行った。
その時借りていた市民農園の、100倍はあろうかという農地。
そして、家もついている。
農機具もある。
ここなら、すぐにでも畑ができて、農的暮らしの実験が、自由にできるじゃないか。
まさに「パーマカルチャー研究所」と呼ぶにふさわしい拠点になるではないか!?
2.往復3時間弱の距離が…

1枚目の名刺を渡した人は、農業関係の会社をやっている社長さんなので、農業関係の知り合いが多くて、ちょうど離農した人がいたから、この土地をあなたに紹介できたんだよ、とのことだった。
一気にパーマカルチャー研究所の拠点のイメージが広がる。
ここなら、家もついているから、何日も泊まり込みで作業ができる。
だけどネックは、その場所だった。
当時住んでいた札幌のアパートから、片道80分ぐらいかかる。
基本的に、平日はトモエ幼稚園に毎日通うことが最優先の暮らし。
その中で、ここに行くのに往復3時間弱は、ちょっとにキツい。
帰りの車で、妻と相談する。
「すごくいい土地だけど、やっぱりこの距離はキツいよね…」
そんなことで、最高の土地ではあったのだけど、アパートからの距離がネックで、泣く泣くお断りをさせていただいた。
3.行動すれば、何かが起こる

でもこのことは、すごく自信になった。
動けば、何かが起こる
実は、名刺渡すの、すごくドキドキ、怖かった、
へんなことしてると思われるんじゃないか
でも、やらないと前に進まない
勇気を出してやってみたら、こんな結果になった。
これからも、色んな人に会って、名刺を渡して話をしてみよう。
そうして次の週末、あるイベントに行って、2枚目の名刺を渡すことになる…(つづく)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、数日後のできごとでした。
この時から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践しています。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。