1.一瞬の居眠り運転で死の恐怖

慢性的睡眠不足で、一瞬の居眠り運転をして赤信号を無視してしまった。
この仕事をこのまま続けるのはまずいかも知れない。
でも、そうは思っても毎日の仕事の予定は詰まっている。
時間を取って考えたいけど、そんな余裕もなく、やっぱり毎日同じような日々が続く。
キツい…
2.香港出張、4泊5日

ぼくがそんな状況なので、当時、5歳息子、1歳娘(授乳中)の子育ては妻のワンオペ。
明らかに、妻にも負担がかかっていて、妻もかなりメンタルにきていた。
そんな中、12月の中旬、ぼくが香港に4泊5日で出張があった。
妻にとって、ぼくはほとんどいなくても、まだ毎晩帰ってくるだけでも、多少はマシだったのかも知れない。
出張中に送られてくるメールから、「頑張ってる、でもやっぱりかなりキツい」という内容が痛いほど伝わってくる。
3.妻からの限界のメール

さあ、出張の最終日、夜行便、これに乗れば、明日には家に帰れる。
そんな搭乗口の前で、妻からのメールが届いた。
(本当は、メールの文面を載せようと思ったけど、あまりに生々しいのでやめておきます。長文のメールを要約すると、こういうことです)
やってしまった、イライラがたまりすぎて、息子に八つ当たりをしてしまった。
子どもとの、家族との関係をよくしたいのにうまくいかない。
今のゆうきの状況で、この暮らしはハッキリ言ってツラすぎる。
「あぁ、限界だな。」
そう思った。
このままだと、睡眠不足の居眠り運転で事故を起こすかも知れない、妻も限界と言っている。
みんながやってきている「仕事と子育ての両立」。
色んな人に話しても、「キツいよね。でも、何とかなるよ。何とかしてきたよ」と言われる。
自分が何とかできないのは、劣っていて恥ずかしい、だから必死にやろうとしてきた。
でももう、劣っていて恥ずかしいとか、言ってられない。
恥ずかしいから頑張って、で、死んじゃったり、家庭が壊れたら、恥ずかしいどころじゃすまない。
脱落しよう。
もう、この仕事は自分にはレベルが高すぎたんだ、限界までやってダメだったから仕方ない。
ぼくは短くこんなメールを返して飛行機に乗った。
「それはつらかったですね。とりあえず、やめますかね。つらいね。年末でやめることも可能だしね。リセットしてから仕事を考えた方がいいかもしれませんね。 これから飛行機乗るよ。」
この3日後、上司に退職の相談に(というか、意志を伝えに)行きました。
今では自給自足の暮らしをしているわが家ですが、サラリーマンだった頃は、こんな暮らしをしていました。
この経験から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る。
そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践していくようになりました。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。