こんにちは、よめです。
今年は3日間だけの野草カフェをさせてもらったり、チャイを飲みたくてスパイスの研究をしたり、ハーブやスパイスでたくさん遊んだ年でした。
そんなときだからこその思いつきで、屠蘇散(とそさん)を作ってみましたよ。
今回はそんなお話をさせて頂きますねー😊
1.「お屠蘇」ってなあに?
「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇(よみがえ)らせる」
お屠蘇とは一年の邪気を祓(はら)い、長寿を願ってお正月に飲む飲み物だそうです。
数種類の生薬を日本酒や味醂(みりん)に浸して作った飲み物です。
今まで興味を持って見てこなかったので、今年初めて目に入ったのですが、
年の瀬になるとこんな素敵なものが近所の薬局に並んでいたんですね😊
こちらの中身には「桂皮(けいひ、シナモン)、山椒、陳皮(ちんぴ)、桔梗(ききょう)、大茴香(だいういきょう、スターアニス)、丁子(ちょうじ、クローブ)、浜防風(はまぼうふう)」が入っています。
名前を見ただけではなんだかよくわからなかったので、効能も調べてみました。
小さな漢方薬のようですね。
もちろん、お屠蘇として少し飲んだだけでは、これだけの健康効果が得られることはないと思います。
でも、中国から伝わり、平安時代から広まったこの文化は
今ほどの断熱もない時代、この時期は身体を温めることを大切にしていた理にかなったもの。
さてさて、生薬についていくらか調べてみましたよ。
桂皮 シナモン 健胃・発汗
山椒 山椒の実 健胃・抗菌・胃腸を温める
桔梗 桔梗の根 去痰・鎮静・肺機能を整える・排膿
防風 防風の根 発汗・解熱・抗炎症
陳皮 みかんの皮 抗アレルギー・抗炎症・健胃
丁子 クローブ 腎を温める・胃腸を温める
茴香 フェンネル 胃腸を整える・冷えによる腰痛、月経痛など痛みをとる
最近SNSなどで、スパイスなどを使って、お屠蘇を手作りできるという情報を
よく耳にするので、検索にかけてみましたら、色々と出てきました😊。
先日薬局さんで買った屠蘇散(とそさん)と、こちらのインターネット情報を参考に、
ハーブの屠蘇散作りにトライしてみましたよ。
2.屠蘇散を手作りしてみる。
手軽に手に入るスパイスを用意しました。
「クローブ・フェンネル・シナモン・山椒」を使います。
それに、うちで干した「生姜、ゆずの皮」を。
我が家にちょうどドライミントがあり、ミントを進めている酒蔵さんもあったので、
まずはこちらのラインナップで。
(その後、色々気になり、ブランデー漬けも含めて数種類仕込んでますー笑。
おやつや冬の暖か飲み物で使えるかなと思っています😊)
こちらを一合ほどの日本酒に漬け込みます。
今回は3日ほどで飲みたかったので、砕いてから入れてみました。
茶漉(こ)しで、漉せばいいかなと思っていましたが、
めんどうな場合はお茶パックに入れてつけるといいと思いますよ。
今回は150mlの日本酒と50mlのみりんにつけています😊
12月の初めに風邪を引いたときには、屠蘇散にお世話になりました。
お酒ではなく、煮出して紅茶といただきましたよ。
お酒が苦手な方は、チャイにしても美味しくいただけますし、
リンゴを煮ても美味しいとか。
スパイス感覚で色々試してみても楽しそうです😊
遊んで暮らす。暮らしで遊ぶ。
そんな遊暮働学(ゆうぼどうがく)のライフスタイルを追求しています。遊暮働学を都会でも今すぐ実現する方法を、無料のメルマガ講座でお伝えしています。
興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも登録できますよ。