前編はこちら
製作4日目~便座作り
今日もトイレ作りです。
昨日までは便器ができていたので、今日は便座をつくります。
大まかな設計図はあるけど(今回の場合、便座の外形のみ)、
細かい部分は物を見ながら大きさを合わせたり、
蝶番をつける場所を考えたり、いわゆる現場合わせです。
設計図がないので、本当にできるかどうか、
不安だらけの現場合わせ作業でしたが、なんとかできました。
パッと見簡単そうに見えるけど、これだけで数時間かかっちゃいました。
この便座も、全て端材でできました。
うれしい。
今日はフィールドに息子の友達のK君が来て、遊んでくれています。
製作5日目~壁&ドアの取り付け
トイレ、外枠ができました。
これは昨日の終了時の写真。
便座までできていたので、今日は便座蓋づくりから。
後ろから見たところ。
ふたを閉めた状態。
ふたを開ける。
そして便座も上げた状態。
次は壁をつける。
一気に個室感が高まっていく。
そして今回はトイレなので、きちんと鍵がかかるように、ドアノブを調達してきました。
初めていじるドアノブ。
自分で取付をやってみると、仕組みがわかっておもしろい。
うちの壊れかけのドアノブも直せるかも。
完成!
まだトイレットペーパーつけたりしないといけないけど、外枠は完成しました。
そしてモバイルらしく、移動!
小屋、物置、トイレ、全部同じに見えるなw
明日で中まで完成させるぞ!
製作最終日~手を洗えるように
できましたー。
屋根に隙間があるとか、一部中途半端な箇所はありつつも、
なんとか宣言通り、5月中にトイレが完成しました。
まずは今日の作業報告から。
今日は第一弾の定位置に。
フィールドの中でもちょっと奥まった場所に設置しました。
もちろん穴を掘って、その上にトイレが来るように設置を。
今日最初の時点での中身は、便器以外はがら空き。
ここに、ごみ箱を設置します。
うんこをした後に流すことはできないので、おがくずを入れます。
そうすると、分解を促進するようです。
と言いたいことですが、自分は代わりに灰を使ってみようと思っています。
おがくずはそんなに大量には出てこないので。
その灰置き場も設置。
中にはフィールドで出たごみや、家から出た紙ごみを燃やした灰を入れておきました。
トマト缶は、とりあえず灰をすくうものとして暫定的に置いてあります。
もう少しいいものに変える予定。
(その後、シャベルを使うようにしました)
そしてこちらには。
簡易手洗い場を設置しまーす。
そこから出た水も、配管代わりのチューブを通して便器内に流します。
そしてトイレットペーパーも設置。
今日作ったものも、すべて廃材利用。
トイレットペーパーの芯に通す部分は、うちのフィールドの松の枝を使いました。
モバイルエコトイレ製作まとめ
では、かかったお金を計算してみます。
タイヤ4つと、それを留めるボルトなどで、6106円。
壁用の板5枚で5832円。
ドアノブが1823円。
屋根は一部廃材利用ですが、1358円。
便座用の蝶番2組で600円。
ドア用の蝶番1組で409円。
22ミリのビスが254円。
これで合計、16382円でした。
作業日数は7日間ぐらいかな。
以前、3万円以下でモバイルハウス第2号を作りたいと言っていたけど、
ここから考えると、3万円以下で作るには、大きさは2畳ぐらいになるかな。
今回作ったのは半畳の大きさなので。
ということで6月となる明日からは、井戸掘り作業に着手します!
前編はこちら。
(この記事は、2016年5月29日、30日、31日のブログを再編したものです。)
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