いつもお世話になりまくりの、いとこのD君。
今日も連絡をくれて、D君のご近所さんのTさんが、廃材が出ているから薪にどうぞとのこと。
今日はちょうど、動ける日だったので即行動。
午前中に行ってきました。
たくさんの薪をいただけて、とてもありがたい。
だけどさらに嬉しかったのは、Tさんにとってもありがたいとのこと。
こんな廃材、出ちゃったらどう処分していいか困ると。
廃材を車に詰め込んで、きれいになったところを見てTさんも喜んでくれた。
必要としている人、不要で処分に困っている人、それが結びつけば両者にとってとても助かる。
こういう必要なモノ、不要なモノ情報を多くの人と共有すれば、買い物もゴミも減っていいと思う。
話は変わって今日の午後、友達と話してて思ったこと。
これからどう生きていくのかを夫婦で話し合うと、
お金のことで喧嘩になってしまうということがよくある。
これはなぜか。
きっと、生きることの色々な場面に、お金が絡んでくるから。
だからお金がないと生きられない。
お金が無くなることを極度に恐れる。
だけど稼ぎには限りがある。
人間の欲には限りがないからいくらお金があっても足りない気分になる。
これを「お金への依存状態」と表現するとして、この依存を脱することはできるのでしょうか。
100%脱出することは、非常に難しいと思います。
でもほんの少しなら、それほど難しくないかも。
例えば先日行った妻主催の研究所イベント「もろみ味噌づくり」。
多分、もろみ味噌を買うよりは、材料から買って作る方が安い。
それは、ただできている製品を買うよりも、自分が動くことで安く済んだという意味で、
お金への依存をわずかながら脱したということではないか。
たかだか数百円の材料費を節約しただけで、
お金への依存を脱したというのは言い過ぎではないかと思う人もいるでしょう。
だけどこれは、金額だけの問題ではないのです。
これは大げさに言えば、お金からの「自立心」の芽生えだと思うのです。
つまり、こんなちょっとしたことだけど、
自分にも依存を脱することができるのかもと思えること、これがとても大事だと思うのです。
自分の経験で言えば、太陽光発電を始めたことで自立心が芽生えました。
生ごみを段ボールに入れた土で処理する段ボールコンポストを作って、ごみの量が減りました。
電気の契約アンペアを下げて、過剰な支払いをなくしました。
こういった細かいことを積み重ねることで、ほんのわずかずつ自立心が出てきました。
そしてすごいのが、次は何をやろうかなと、この自立心を育てることを楽しめるようになってくることです。
このわずかずつの自立心の積み重ねで、現在、フィールドへの移住を考えています。
ここまでくると、家賃を支払うというお金への依存を脱することができるのでは?
これはかなり効果大きいのでは?と思っています。
こちらの写真は発酵食品を作っているところ。
温度を測りつつ混ぜているのがおもしろいようで、娘が一緒にやりたがります。
これも自立心の一つの例と思います。
この記事は、2017年4月25日の記事を再編したものです。
この記事は1年前の記事ですが、1年経ってかなり考えがまとまってきました。
「遊暮働学で自立的暮らしメルマガ」でも、そのお金に関する考え方を、
整理してお伝えしています。