1.お約束をしておりました土地の情報が手に入りました

2015年8月
パーマカルチャー研究所を立ち上げて、拠点となる土地を探していた頃、こんなメールが届いた。
「三栗 様
先日のイベントのキャンピングカーの中で楽しいお話をいろいろと伺ったNです。
その節は狭い相談ブースにお立ち寄り下さいまして、ありがとうございました。
遅くなりましたが、お約束をしておりました土地の情報が手に入りましたのでご報告致します。地図を添付致しますので、物件をご確認の上、ご興味があればメール等でご連絡をお願い致します。傾斜あり、樹木多数とのことでかなりの開拓精神が必要かもしれませんが、広さは364㎡(約110坪)あり、金額は弊社不動産担当者の話では、現状渡しで30万くらいではないかとのことです。
三栗様のこれからの益々のご活躍をお祈りしております。」
えぇ!?
マジ!?マジ!?マジ!?
添付した地図を見ると、信じられない理想的な立地。
なんと、当時住んでいたアパートと、毎日通っていたトモエ幼稚園の、間にあるのだ。
車で5分かからない距離だ。
これなら余裕で毎日通えるじゃないか。
早く現地を見に行きたい。
メールが届いたのはもう夜だったので、明日の朝、見に行こう。
ソワソワして、いてもたってもいられない…
2.理想的な土地

翌朝4時半、目が覚めて即、布団を飛び起きて一人で現地を見に行く。
その場所は、バス通りからほんの100メートルほど奥まったところにあった。
クマザサで覆い尽くされた感じで、確かに樹木も数本ある。
だけど全然問題ない。
というか、むしろいい!
この、何の変哲もない、山の一角という感じの土地に、パーマカルチャー研究所の拠点を作ることができたら、そのこと自体が、まさに、パーマカルチャーの実践研究になるではないか!
しかも30万円!
その時は、車で30分ぐらいのところで、200万円ぐらいなら、なんとか出せるかなぁ、とか思っていたところ、車で5分の場所で30万円!
目に見えない力が働いたような、神さまから応援されているような感覚を、この時感じた。
「パーマカルチャー研究所、やりなさい」と。
家に戻って興奮気味に妻に話して、あらためて妻を連れて見に行く。
妻、「うん、いいんじゃない?」と。
すぐさまNさんに電話をして、さらにメールも付け加えて連絡をした。
「現地を確認しましたところ、場所、雰囲気、値段ともかなり理想的ですので、ぜひ購入させていただきたいと思います。お話を進めていただけるとのことでしたので、連絡をお待ちしております。」
すばらしすぎる土地との出会いに、その日は一日、ソワソワと興奮がおさまらなかった…
100枚は名刺を配りながら土地を探そうと思っていたら、たった3枚でこんな理想的な土地に出会えるなんて…(つづく)
以上、パーマカルチャー研究所を立ち上げて、拠点となる土地を探している時のことでした。
この時から、暮らし自体が、遊びで、学びで仕事である、だから究極、ただ暮らしていれば暮らしが回る、そんな「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」のライフスタイルを実践しています。この暮らしの実現方法についての詳細を、無料のメルマガ講座でお伝えしていますので、興味のある方は、下のフォームからご登録ください。メールアドレスだけでも、登録できますよ。