1.メルマガの返信でご質問をいただきました

パーマカルチャー研究所では、「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」という無料のメルマガを配信しております。
メルマガでは、届いたメールに返信いただければ、ぼくにメールが届く、「返信できるメルマガ」となっています。
いただいた返信は、全て拝見しております。
今回は、メルマガ読者よりいただいたご質問を紹介させていただきます。
(メルマガ読者さんよりいただいたメールの抜粋)
今は庭に数坪ほどの家庭菜園ができる場所があり、100坪ほどの畑を借り(農政課をとおして)、車で30分ほどの場所に80坪ほどの山林を持っているくらいです。自給自足まであと一歩、のところで仕事をすぐにやめることができず…時間の配分と闘っていて悶々しています。
お金を貯めてからでないと自給自足は難しい、と思ってしまいます。三栗様はどのように乗り越えてきたのか、気になっております。
ご質問ありがとうございます。
「お金を貯めてからでないと自給自足は難しい」
多くの方が、このようなイメージをお持ちかも知れませんね。
2.自給自足のレベルの話

まず、「自給自足をする」ということが、どういうことか、どう捉えているか、にもよりますね。
やっぱり、テレビの影響もあってか、人里離れた山奥にこもって、外には出ずに、暮らしの全てをそこで完結する、というイメージが浮かんでくるような気がします。
確かに、そういう自給自足の暮らしもあるかも知れません。
でもぼくが思うのは、自給自足のレベルの話です。
上に書いたのが100%の自給自足だとすると、1%の自給自足だってあるだろうと思います。
・家の本棚を自作する自給自足
・梅干しを作るという自給自足
・漬け物を作るという自給自足
・果実酒を作るという自給自足
こういう、ちょっとしたものを自分で作る、というのも「自給自足」と捉えていいんじゃないかと思っています。
それであれば、都会であっても、アパート暮らしであっても、やろうと思えば今すぐにできます。
お金を貯めなくても、今すぐにできるでしょう。
3.自給自足で仕事・収入をどうするか

でもこの方は、「山林を持っている」ということですから(スゴいですよね)、きっと、上で言うと100%に近い、暮らし丸ごと自給自足、をやりたいと考えているのではないでしょうか。
そうすると、仕事・収入をどうするか、という問題は、やっぱり出てきますよね。
でも、山奥に暮らしても、今まで通り仕事はできる、ということはないでしょうか。
多少、通勤時間が長くなる可能性はありますが、車があれば、通えない距離ではないかも知れません。
通えない距離になるなら、通える範囲内で仕事を探す、という方法もあるかなと。
要はぼくが言いたいのは、山奥に住むとしても、ずっとこもって通勤もできない、というイメージがあるかも知れないけど、現実的には、車があれば意外と簡単に町に出れるということです。
うちも山奥に住んでいるように見えて、国道まで4キロ、車で10分かかりません。
国道に出れば、コンビニもスーパーもあります。
4.通勤が難しくなる場合は

それでもやっぱり、もっと本格的に自給自足をしたい、通勤も難しい、自分で仕事をしたい、という方には、「仕事も自給する」ということをオススメしています。
今の時代は、リモートワークの割合も増えてきたように、ネット環境があれば、仕事はできてしまいます。
自分の好きなことや得意なことを、ライフワークとして行う。
そのライフワークを自給自足の暮らしの収入源にする。
そんなことが可能です。
でも、ネットを使ってどうやって仕事を作り出すのか、それについては、こちらの本を書きましたので、興味のある方はお読みいただければと思います。
「お金の不安で田舎暮らしに踏み出せない方へ
自給自足でセミリタイア②仕事の自給編
山奥で薪を割っていても会社員レベルの収入を生み出す驚きのロードマップを公開!」
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