1.遊暮働学とは
「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」とは、パーマカルチャー研究所で提唱しているライフスタイルです。
遊暮働学とは、遊び、暮らし、働き(仕事)、学びが、一体となった暮らしを意味しています。
2015年〜2019年まで、冬ごとに長期滞在していた、タイのパーマカルチャーファームの暮らしが、そのようなライフスタイルでした。
例えば、そのファームでは、家を自分たちの手で作っていました。
家という暮らしに必要なものを、自分で作るという仕事をする、でもそれは、遊びのような楽しさがあり、同時に家の作り方を学ぶことにもなっています。
家を作るという作業が、遊びでもあり、暮らしでもあり、働き(仕事)でもあり、学びでもある、ということです。
一方で日本では(先進国のほとんどがそうだと思いますが)、仕事をして得たお金で家を建てます。
いい仕事をするために、いい大学に行き、そのためにいい高校を目指し、そのためにいい塾、予備校に通い、たくさん勉強します。
仕事にも勉強にもストレスがたまるので、休みの日などに、どこかに出かけてパーッとお金を使ってストレスを発散します。
すると、暮らすにも、学ぶにも、遊ぶにもお金がかかるということで、ますます今の仕事からは離れられなくなる。
そんな問題があります。
2.遊暮働学による穏やかな暮らし

タイのパーマカルチャーファームでは、毎日、暮らすために暮らしている、という感じでした。
先進国のほとんどは、暮らすために仕事で忙しい、というような状態ではないでしょうか。
ぼくが勤めていた頃は、そんな感じでした。
特に、5歳、1歳の子どもがいる中、1日16時間労働、月に休みは1日あるかどうか、という暮らしをしていたときは、本当にキツかったです。
その後、仕事を辞めて、タイのパーマカルチャーファームに家族で長期滞在したときは、毎日、暮らすために暮らしている、という雰囲気で、本当に穏やかな日々を過ごすことができました。
3.なぜ2026年?

2015年に、初めてタイのパーマカルチャーファームに滞在して、感動した状態で、年明けの2016年に日本に戻ってきました。
こういう暮らしを、日本でもできないかなぁと思い、それ以降、ずっと遊暮働学のライフスタイルの実現を考え続けています。
2016年に日本に帰ってきたときに、「タイの報告会」のようなトークイベントをやりました。
その時、「遊暮働学」のお話をして、調子に乗って、「この言葉、10年後には辞書に載ってますから」と豪語してました。
2016年の10年後である2026年が、来年に迫ってきています。
ということで、遊暮働学を広める活動をしていきます。
このタイのパーマカルチャー暮らしを元にして、今も実践的に研究しています。
その研究成果は、メルマガ(このメルマガの名前も、「遊暮働学」ですよ)で発信しています。
パーマカルチャー研究所で実践してきた暮らしのノウハウを詰め込んだメルマガ講座です。
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