【妻ブログ】自然の中で暮らす感覚。

(このブログは、2019年7月30日の妻のブログを再編集したものです)

暖かくなってきたとはいえ、札幌の山は朝型とっても冷え込んでます。

今週末から暖かくなるそうですが毛布の必要のない日はきっと2週間から3週間ほどでしょう。

8月10日を過ぎると肌寒い日が増えてきますから、暮れゆく夏だなあと既に思っており、ピッチを上げて暮らしを整えねばなりません。

断熱入れて、ネズミが入らないようにして、薪を準備して、あきふゆやさいを植える準備をして。

でもそれに追われておると、子どもたちとの時間を楽しむ余裕がなくなっちゃうから、バランスも必要です。これが難しい。いつもちょっとまってね、ってなっちゃうのです。

そんな中で少しでも出来た時間を子どもたちは楽しんでくれてるので、ありがたいなあとかんしゃもしています。

ここで暮らしてもう少しで一年。

薄い壁一枚の小さな箱での暮らしは私たちを山で暮らしている感覚に近づけてくれました。

熊や鹿、虫や木々と近いくらし。

ミヤマクワガタもコクワガタもスジクワガタもお隣に住んでいて、今時期は毎日そこらへんに落ちてて拾ってきます。子どもたちと庭で遊んでる夕方、足元を歩いている大きなミヤマ、あさ、はたけで雑草を取ってたら鹿よけネットに引っかかってたコクワ、畑の雑草を一つずつ取ってたらその中に紛れてたスジクワガタ。

かってみたいの、と大きな段ボールに突っ込んで集めてるのですが、脱走して布団の中でわたしの足に引っかかって捕獲される、、、、という適当な飼い方のおかげか2週間経っても毎日段ボールからガサゴソ聞こえるくらい元気でちょっとびっくりしてます。。

暖かい昼間、アオダイショウもよくかおだしますが、あおくんいるよーと声かけると子どもたちが、あみもってかけてきて、捕まえてひとしきり遊んでまたきてねーともといたばしょにはなします。

そんなあきることのないにちじょう。

色々感じさせてもらうここでの暮らし。

山にいるハサミムシのおおきいこと。

挟まれても痛くないけどハサミムシって、あのとがったお尻で突かれると痛いんだよね。いつの間にやら身体を歩いていて何度も刺されたことがあります。

カマドーマもアリンコもクモもうちの中でいつも見かけるのでもう、見てもスルーするようになりました。あんなに大騒ぎしていたアパート暮らしの頃が嘘のように、彼らの方がもともとここにいた存在である感覚がおおきくて。

虫を避けようにも避けられないよね、ってげんじつをまのあたりにしています。

そして彼らがいてくれるから自分たちの生ゴミや排泄物が消えてゆくということも。

石鹸は使いません。なるべく彼らを殺してしまわないものや真水を使います。

けれども人間が生み出したものは基本的には微生物のレベルまで行くと生態系を変えて行くものだということは自覚せざるを得ない。

畑はできることなら自然栽培と呼ばれているものに近いことをしたいと思っています。

けれども小さな頃から野菜をスーパーでしか買ったことないわたしには、普通の家庭菜園ですらゆるくないのです。雑草抜く作業も含め、野菜一つ一つの成長に合わせて育て方を調べるにも時間がかかります。

自然栽培で野菜を取ること、これは野菜を植えて放置しておいてできるものではないから。

畑の様子を観察し、我が子のようにどうしたらこの土地で育ってくれるかてとこころをかけ、野菜が食べれるようなものまで育ってくれる、それは生半可なことではないと痛感しています。

慣行栽培がどうしてこうなったのか、理解できるようになりました。

人のうちの野菜まで作るのに、こんな安値で売られていてはそうせざるを得ないとおもいます。人件費が満足に得られれば違うんだろうな。農薬使っても人の分まで作るというのはとても大変な作業。野菜を作る、生きてるものを世話をするってたいへんです。それをリアルに考えて、家族経営で、人の分まで作るための広大な畑、薬でコントロールしなくちゃできないと思います。

野菜を作るという感覚のない世の中で育ったわたしたちの世代。

なので私はまず今年は野菜を作ってみる、一年だと考えています。

今の私たちは自分たちを守る少しでも暖かい住める箱がないと、まずは生きて行けないから、そちらと子どもたちとの生活を優先しながら、畑をする。

そんなふうに始めた菜園は、わたしには、野菜はどうやって育つのかを観察するのに数年以上時間を要するでしょうし、自然栽培で自分たちの一年分の野菜を賄うようになるためのスキルがつくにはすくなくとも、10年はかかるでしょう。

そしてそれは果たしてこの自然界を壊さないかを考えて行くとさらに複雑になって行くと思うのです。

今は野菜を育ててみる、その経験を積んでいます。

自然栽培にこだわってるうちにできないまますぎてゆくとおもうのです。

まずはやってみること。

そばに住む五郎さんご夫婦から教えてもらえることから始めることが現実的なのです。

ほんをよみながらやる、ってほうほうもあるけど、本の中から自分の疑問の答えがすぐでてこないことばかりなのです。野菜も一種類ずつ、作り方を見ている時間ははっきり言ってないのです。

パーマカルチャー=自給自足=なんでもナチュラルなこと、それは初めから一人でやるのは不可能だと身を以て感じています。

できることなら自然栽培で田んぼもし、きのこもやさいも鶏の餌も作り、お米と物々交換でお肉を得て暮らせたらいいと思う。

でもそのため大人が動く時間を売るには子供達も楽しく過ごせるような日々であるために、この近くにうちの子と暗くなるまで遊ぶ友達か必要で、その子の親ともいい関係をつくれる相性である必要があってそれは募集してできることではない。

昔は一日中遊んでたわーって五郎さんが話してくれます。いいなあ、でも今は昔ではないからね。保育所に行けば同世代のこはいるでしょう、けれども、ゆっくりじっくり人と関わることができない場所でもある。小さなうちはゆっくり人と関わることをあじわってほあいいとおもうし、きっと20年にも満たないわずかな家族四人で暮らす時間だから、わたしにはもったいなくてね。

だから作物などの自給をさいゆうせんにはできないのが本音。

ここで暮らして熊騒動も経験しながら一番感じていること。

人が生きて行くということはどんなに配慮をしても生態系を変えて行くのだということ。

人は山菜だけ食べて生きて行くわけではないから。

畑を耕し、重機をいれ、添加物の混ざった排泄物をし、プラスチックを使うこともある。

こんにゃくは自分ちで作らなければ大方はスーパの袋に入ったのをいただくし、納豆のプラの量は半端無い。これを燃やすのが嫌で、買うのをかなり減らして、うちで作り始めたけど、結構温度管理が難しい。きのこもね、しいたけを作ったけど失敗しちゃったのでたまに買うけれど、これも基本的に袋とパックに入ってる。

夫婦だけならストイックにすることもできるかもしれない。

けれども子どもの立場にも寄り添うと、ジャンクフードをさける家だからこそ、袋に入ったポテチも食べてみたいでしょう。

すぐゴミになると大人は思うガチャポンもやってみたいでしょう。

やってみたい気持ちを抑え続けることはストレスに変わる。

それじゃあ意味がない。

家族揃って幸せじゃあないよね。

わたしの目指すところは、たのしく生きることで自分にも人にも地球にも優しくなれる。心を向けられる余裕のある生き方をしていくことだから。人の生き方を認められるおおらかさを持っていける日常があることだから。

パーマカルチャーって自然に優しい暮らし方ってこと。

以前のわたしはそう思っていたけれど今は、ちょっと違う。

何が良い、悪いって争わずに、誰にも優しい生き方をすることだって思っています。

そしてもちろん出来るだけ自然にも優しい生き方をしたい。だから今は自分が生きていくために自然からどれだけの優しさをお借りしているのかをきづけるようにしています。

わたしのパーマカルチャーの師匠はそんな人で、学びたいとおもう先輩や友人もそんな人たち。

何が自然なのか、何が自然に優しいのか、、、、、それはこの暮らしをもっと続けていかないと、この便利な中で生きてきたわたしには理解し得ないと思っています。

ほんでまなんだ理論ではわからないことだらけ。

パーマカルチャーって、この言葉を作った人のあり方はこの人だけのものであり、私たちもこの言葉をお借りしているけど、今実践している人それぞれが使うパーマカルチャーって言葉はもはやその人その人のオリジナリティなのでしょうね。

ということを感じる一年目のここでの暮らし。

考えることより、感じることが多い暮らしです。

麹を作るとおやつで大方無くなります。

なんども仕込んでみて、だいぶ菌が回ってくれるようになりました。

子どもたちも麹の匂いで発酵具合を嗅ぎ分けてます。

この時期はぬか漬けも作るのでいつも食べてる玄米を精米して麹と糠に分けて使う。

蒸米布についた剥がれないお米はうるかしてコッコちゃんに。

みんなが喜ぶとこに回って行くのがうれしい。

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