ドッキングハウス2号製作 8日目~14日目

ドッキングハウス

8日目~壁を3面

壁を3面作りました。
まずは1面(これは前にも写真載せたかな。3日ぐらい前です。)

そして2面目。

そして3面。

屋根と壁が3面できると、かなり雨風に強くなる。
もう1面は、しばらくこのままにしておきます。
モバイルハウス1号と2号をドッキングするつもりなのだけど、この面を接続部としたいのでね。
どうなりますかねー。

9日目~ドッキングハウス1号の移動

移動できるんだけど、めったに移動しないドッキングハウス。
ドッキングハウス、1号2号ドッキングのため、現在の場所に設置してから初めての移動です。
これはもともとの場所。

まずは少しずつ方向転換。

窓が見えてきました。

この方向に進みます。

重量は軽く100キロを超えているドッキングハウス1号。
車輪を付けているとはいえ、押せば動くというものではありません。
地面の土が柔らかいこともあり、
むしろ動かそうとしてもどんどん下に沈んで行って動かなくなります。
だから写真のように、タイヤの下に、余ったトタンや板を敷きます。

そして丸太をてこにして押すこと数センチの移動。
それを繰り返します。

ここまで移動するのに数時間。

この後さらに、ジャッキを使って水平をとりながら、ハウスをブロックに載せます。
この作業にもさらに2時間ほど。

地味な作業が続くなぁ。
だけど着実に進んでいます。
ゆっくりゆっくり。

10日目~パズルみたいな作業

この日は、ドアの場所を変更します。
板を全部外したいのだけど、全部一気に外してしまうと強度的に弱くなってしまう。
だから、板を一部外したり、一部貼ったりしながら、
ドアの取り付け部分を変更するという作業を行っています。

(実はこの日のブログは、不具合により書いた文章が全部なくなってしまいました。
 だから細かい状況は、よく覚えてませんw)

11日目~ドア枠取付

引き続き、ドッキングハウス1号と2号のドッキング関連。
1号と2号はもうドッキングしている(近づけているだけだけど)。
あとは、入口のドアをつける必要がある。
まあ、ドアは後からゆっくり取り付ければいいかなぁと思っていたら、
やはり風が吹き抜けて寒い(風邪をひいていたのもあるかな)。
ということで今日はドアの枠だけつけました。

わかるかな。
この枠に、下に置いてある板を枠の大きさに切って貼り付ける。
あと1時間ほどでできるかな。

12日目~扉がつきました

昨日、枠だけ取り付けた扉。
あとは板を張るだけだから1時間ぐらいかな、と書いていたけど、2時間以上かかってしまった。
上下に2ミリぐらいの余裕を持たせて、右側にも数ミリ余裕を持たせてってやりたい。
だけど、2ミリ浮かせるというのがかなりきつい。
そして2ミリ浮かせた状態でビスを打ち込むのもきつい。
枠を抑えようと押し付けると、枠自体が室内に入っていって枠がゆがんでしまう。

おまけに木材で作った枠というのは、長方形になるように見えて、
すぐに歪んで平行四辺形になってしまう。
ということで悪戦苦闘。
どうにか枠に板をつけて扉っぽくなりました。
(右の扉がついているのが1号、左側に一部見えるのが2号です)

13日目~1号と2号の隙間を小さく

モバイルハウスの1号と2号の隙間が2センチほどあいている。

見えるかな。
原因は、2号の屋根が2センチほど突き出ていて1号の壁に当たっているため。
なので今日はその突き出しをなくす、つまり屋根をずらす作業。
元々屋根を微調整するとは思っていて屋根は仮固定だった。
最低限の釘を、最後まで打ち込まずに指で抜ける程度にしか刺していなかった。
なので外すのは簡単。
だけど、最近天気が良くて屋根が仮固定であることを忘れていた。
今朝、起きると風が音を立てて吹いていたので、仮固定の屋根を思い出し、
トタン屋根が吹っ飛んでいる最悪の状況を想像し、冷や汗をかいた。

ということで早く屋根をずらして本固定しないと。
それほど難しいこともなく、40分ほどで作業終了。
最後に屋根から降りて、2号を1号側へずらして隙間埋めを試みます。

おー。
隙間が小さくなったのわかりますか。
隙間が2センチから、数ミリに縮まりました。

14日目~煙突を

ドッキングハウス2号には、薪ストーブを導入します。
そのために、煙突を外に出さないといけません。
壁から抜くか、屋根から抜くか。
煙突はなるべく曲げずに一直線に上に上げるのがよいようです。
理由は、一直線の方が勢いよく煙が上に上昇し、
その結果ストーブ内に新しい空気が勢いよく入り込み、
燃焼時に必要な空気を取り込みやすいからとのことです。

でも、一直線に上げて屋根から抜くと、雨漏りのリスクが高まります。
壁から抜けば、施工は簡単だし、雨漏りリスクが低くなります。
だけど煙突を何度か直角に曲げるため、
煙のスピードが直角の部分で遅くなってしまって、
燃焼に必要な空気を取り込む勢いが弱くなります。

結果、素人のくせに屋根抜きに挑戦することにしました。
というかそれは、2号設計時に決めていたので、
煙突を抜く部分だけはトタン屋根にしておきました。
トタンにどうやって穴をあけるのか。
ドリルと金属用のはさみを駆使してなんとかするのかな。

とにかくやってみました。
意外に簡単に穴が開き、数か所穴をあけて、
2つの穴にハサミを差し込み、切ってみたら直線に切れた。
それを繰り返しやっていくと、

貫通。
だけど当然隙間が。

そこで購入しておいたのがこれ。

ひたすら穴を埋めてみます。

一応全体の隙間をこれで埋め尽くして終了。
なんとなくできた気になって喜んだのだけど、問題は明日の雨でどうなってしまうのか。
2号が隙間からの水漏れで水浸しになってたらやだな。
でもこればかりはどうなるか、明日雨が降ってみないとわからない。
明日の雨を待とう。

15日目~薪ストーブで鍋

昨日取り付けた薪ストーブ。
今朝は雨。
さっそく見に行ってみると、2か所から1滴ずつ雨漏りがあった。
このレベルならばすぐに補修できそう。
今日は時間がなかったのでそのまま放置。

そして夕方。
せっかく取り付けてみたので、ずっとやってみたかった薪ストーブ鍋を。
家で野菜などを入れてきた鍋を、ここで火にかける。

当然と言えば当然だけど、無事に火を起こせて温めながら食べることができました。
家族みんな大喜び。
鍋は体があったまるね。
食べ終わったあとは自らが熱源になるような温かさ。
フィールドに住んだら秋~春は毎日鍋だな。

16日目~ドッキングハウス2号完成!

もうほとんど完成していたのだけど、最後、隙間を埋めたりの作業が残っていた。
例えばこれ。

1号と2号の連結部、数ミリの隙間が空いています。
これはこのように、外から角材をうって埋めることにしました。

この辺が、素人のお気楽作業。
思いついたままできるし、見た目にそれほどこだわる必要もない。
素人が自分のために建てる家だから。

ということで完成しました。
着手からかなり日数が経っているのだけど、
毎日作業できたわけではないので、完成日数はあまり意味ないな。
意味ないけど、約40日ぐらいかな。

一応このブログで日数をカウントしてみたら、16日だった。
だけど全然細切れの作業ばかりだったから、
トータルの作業時間は、48時間程度だったと思う。
1号を移動して、連結して、などの作業も含んでいたので、そちらにかなり時間がかかったな。
2号を純粋に作るだけなら、かなりスピーディにできたと思う。
24時間ぐらいで作れたんじゃないかな。

そして材料費。
43020円。
結構高い印象。
モバイルにするためにキャスター(タイヤ)をつけているのだけど、それが6394円。
キャスターは常時は浮かせていなければいけなくて、モバイルハウスはコンクリートブロックで支えている。
コンクリートブロックが意外に高くて、22個も購入したので4466円。
ストーブ、煙突関係が7492円。
これらを引くと、純粋にドッキングハウス自体の材料費になる。
これは、24668円。
という感じ。

3畳のドッキングハウス1号から、
ドッキングハウス2号を作って2畳分空間を拡張させるのにこの材料費。
高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですね。

2号連結のおかげで、子どもたちが長時間フィールドにいられるようになったのが、
自分にとっては一番の収穫です。

(この記事は、2016年9月24日25日26日30日10月1日4日5日6日8日の記事を再編したものです)

ドッキングハウス3号~大工を目指す中学生がワークショップに参加!

2018年8月5日
ドッキングハウス2号

ドッキングハウス2号製作 初日~7日目

2018年6月1日

小屋を自作してみることで、生きていくのに必要不可欠な、衣食住の一つ、
住居について、深く考えることができます。
自分の暮らしを大きなシステムに依存させすぎない「自立的暮らし」を目指して、
日々、実践研究を重ねています。
研究成果はメルマガで発信していますので、下のフォームからご登録ください。

現在1,000人以上の方に読まれている「遊暮働学(ゆうぼどうがく)で自立的暮らし」無料メルマガ講座

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちらから!

「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です